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オンライン「気付きと対話によるMSC評価フォーラム〜国際教育協力(Tokkats) やアジア地域保健・開発事業による変化から学ぶ」8月24日開催(会員・一般)

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MSC(モスト・シグニフィカント・チェンジ)は、欧米のNGOが活用している参加型・質的モニタリング・評価手法です。ログフレーム(ロジックモデル、PDM)のような事前設定の指標を用いず、現場から「重大な変化」のエピソードを集めて「最も重要な変化」を選択することが基本的流れです。

人間の意識や行動変容など、想定外・数値化できない質的な変化の把握や分析ができ、組織学習や活動を改善する特徴があります。また、評価に参加するスタッフや受益者へのエンパワーメント効果があります。

手法の詳細はこちらをご覧ください。
https://pecenter.jimdofree.com/参加型評価とは/most-significant-change/

このフォーラムでは、ODAによる国際教育協力としてエジプトで実施中の「Tokkatsu:特別活動を中心とした日本式教育モデル発展・普及プロジェクト」 及び、NGOによる「アジアの地域保健・開発NGO買活動」の評価にMSCを活用した事例を紹介します。

またプログラム評価の経験豊富な専門家からのコメントを交えて「より良い評価のあり方」について考えていきます。

<こんな方におすすめ>

  • 国際協力、人材育成、教育、町おこしなど、対人支援の社会セクターの活動に従事している方
  • 活動によって人の意識や行動に起こる変化は、なかなか数値で測ることが難しいと考えている方
  • 「評価」を通じて、成果や課題をわかちあい、学びを深めたいと希望している方

開催概要

  • 日時:2024年8月24日(土曜)14:00〜16:00(日本時間)
  • 方法:Zoom(お申し込みいただいた方に参加URLを前日までにお知らせします。)
  • 定員:50名
  • 対象者:どなたでも歓迎
  • 参加費:1000円(税込)
  • 主催:一般社団法人参加型評価センター

プログラム

  1.  開会あいさつ、エピソードで変化を知る評価手法MSCの概要(田中:参加型評価センター):10分
  2. 「エジプトにおけるTokkatsu導入のMSC評価から 」エジプト特活教育におけるMSC評価事例」〜平田幸男(至学館大学)
  3. 「アジアの地域保健・開発NGOによるMSC評価から学んだこと」〜清水香子(アジア保健研修所)
  4. 「量的評価の視点からみた参加型・質的評価MSC:混合手法 (mixed methods) への誘い」〜米原あき(東洋大学)
  5. 閉会あいさつ(田中)

<登壇者(敬称略・順不同)>

平田幸男(ひらたゆきお:至学館大学健康科学部こども健康・教育学科准教授)
大学卒業後、総務庁(現内閣府)日本・韓国青年親善交流事業への参加を経て、公立小学校教員として24年間勤務。うち3年間、文科省在外教育施設派遣により台北日本人学校勤務。教員として勤務する傍ら、兵庫教育大学にて2016年に博士(学校教育学)学位取得。2018年に至学館大学へ着任。日本生活科・総合的学習教育学会、日本特別活動学会会員。昨年末に文科省EDU-Portニッポン事業による調査のためエジプトを訪問し、現在、エジプトでのTokkatsu導入による効果の分析に従事している。
https://www.jica.go.jp/Resource/project/egypt/012/index.html

清水香子(しみずきょうこ:公益財団法人アジア保健研修所(AHI) 事務局長・ラーニング事業部門主任)
AHIの運営事務・広報・会員プログラム運営等を経て、2007年より研修部門(現・ラーニング事業部門)所属。アジアの村づくりワーカーを対象とする参加型研修および、元研修生との現地協働事業(カンボジア、ネパール、パキスタン)や各国フォローアップ事業に従事。また日本の地域で活動する人びとを対象とした「学ぶ⇔変わるプログラム」を担当。2023年7月より事務局長。
https://ahi-japan.jp

米原あき(よねはらあき:東洋大学社会学部社会学科・教授)
専門社会調査士、日本評価学会理事・編集委員長、アジア太平洋評価学会(APEA) Associate Editor。
インディアナ大学Ph.D. (比較教育政策学、社会統計学)。ノンフォーマル教育やESDを含む、ひろい意味での「教育」や「人づくり」のための国際協力プロジェクトや公共政策の評価に従事している。JICA、ACCU、横浜市教育委員会ESDコンソーシアムなどの取り組みを伴走支援しながら、大学では国際社会学、社会統計学、社会調査などの教鞭をとっている。主著に『SDGs時代の評価:価値を引き出し、変容を促す営み』(筑波書房 2022)など。

司会・田中博(一般社団法人参加型評価センター)
一般社団法人参加型評価センター代表理事、日本評価学会認定資格評価士。ヒマラヤ保全協会事務局長としてネパール農村での参加型開発に関わる。英国サセックス大学国際開発研究所大学院修
了。国際協力機構(JICA)や国際協力NGOセンター(JANIC)、トヨタ財団、環境省などで評価に関する研修講師、NGO/NPOの海外・国内プロジェクトの評価ファシリテーターを多数行う。

申し込み方法

以下STORESサイトよりお申込み(ご購入)ください。

お支払いいただいた参加費は返却できかねますので、ご了承ください。

https://tanakapecenter.stores.jp

  • お申込締切:2024年8月23日(金曜)11:59

本件にかんするお問い合わせ先

一般社団法人参加型評価センター

  • http://blog.livedoor.jp/sankagatahyouka/archives/10789022.html
  • tanaka.pecenter [at] gmail.com(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

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