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開催案内(会員・一般):JICA緒方研究所・地経学研究所共催ウェビナーのご案内「揺らぐ開発協力―地図なき時代に描く日本のODA」(7月23日(水)開催)

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独立行政法人国際協力機構(JICA)緒方貞子平和開発研究所(JICA緒方研究所)および地経学研究所は、7月23日(水)に、ウェビナー「揺らぐ開発協力 ―地図なき時代に描く日本のODA」を共催いたします。

政府開発援助(ODA)を取り巻く環境が世界で大きく変化しています。これまで最大規模のODA拠出国であった米国では、トランプ政権のもとUSAIDの解体や対外援助の縮小・凍結がなされています。
また、欧州ではウクライナ支援や難民の受け入れなど様々な課題に対応するためODAの使途が多様化している一方、ODA予算を削減する傾向が続いています。
他方、従来ODAの受け取り手であった新興国・途上国は多様化が進み、「グローバルサウス」という言葉に象徴されるように、その政治的・経済的存在感が増してきています。

2025年には世界のODA額の大幅な減少が予想されており、欧米ではその影響を見極めようとする議論とともに、ODAの意義・ナラティブをあらためて再構築しようとする動きがあります。
このような中、日本も、ただ静観するだけではなく、ODAのあり方や将来像を多角的に議論していくことが大切です。

本ウェビナーでは、このような問題意識を背景に、まずJICAアメリカ合衆国事務所およびフランス事務所より、欧米におけるODAの動きとそれに関連する議論について、最新の状況を報告します。
そのうえで、ディスカッションでは政策研究大学院大学の大野泉名誉教授、地経学研究所の相良祥之主任研究員を迎え、JICA理事の原昌平を交えて、日本のODAのあり方について多様な観点から議論を深めます。

皆様のご参加をお待ち申し上げております。

<セミナー概要>

JICA緒方研究所・地経学研究所共催ウェビナー「揺らぐ開発協力 ―地図なき時代に描く日本のODA」

詳細:揺らぐ開発協力 ―地図なき時代に描く日本のODA – JICA緒方研究所

開催日時:2025年7月23日(水) 20:00-21:20(日本時間)、7:00-8:20(米国東海岸時間)、13:00-14:20(中央ヨーロッパ時間)

形式:オンライン(Zoom)

言語:日本語(英語への同時通訳なし)

参加費:無料

定員:1,000名

◆プログラム◆
20:00-20:05 オープニング&趣旨説明
・JICA緒方研究所副所長 亀井温子

20:05-20:15 【米国におけるODAの動き】
米国のODA最新版レポート
USAIDの解体・凍結の背景と今後の見通し
世銀・IMFの動向
・JICAアメリカ合衆国事務所長 田中賢子

20:15-20:25 【欧州におけるODAの動き】
欧州のジレンマ
揺れる欧州の援助観
第4回開発資金国際会議(FfD4)レポート
・JICAフランス事務所長 原田徹也

20:25-21:00 ディスカッション
欧米の変化の中での日本のODA
ODAのナラティブはどうあるべきか
効果的な援助とは
・政策研究大学院大学名誉教授 大野泉
・地経学研究所主任研究員 相良祥之
・JICA理事 原昌平
・JICA緒方研究所副所長 亀井温子(モデレーター)

21:00-21:20 質疑応答

◆申込方法◆
以下のウェブサイトよりお申し込みください。
http://krs.bz/jica-ri/m?f=316
申込締切:2025年7月22日(火)12:00(正午)

本件問い合わせ先:
JICA緒方研究所(担当:津川)
dritrp[at]jica.go.jp(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

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