開催案内 (会員限定):JASID SSE研究部会 第3回例会の御案内
国際開発学会のみなさま
いつもありがとうございます。
JASID会員の、斎藤@龍谷大学です。
ショートノーティスで恐縮ですが、2026年度の第3回SSE研究部会を開催しますので、ご関心がおありの皆様の御参加をお待ちしております。
2026 3rd SSE研究部会
日時:5/29(金) 09:30〜11:30 日本時間
場所:オンライン
参加費:無料
話題提供者:斎藤文彦 JASID SSE 研究部会代表(龍谷大学)
研究会タイトル:「社会的連帯経済、その背景と考え方」(仮題)
以下内容の要約です。
私たちは今、経済的不平等の拡大、社会的分断、気候危機という複合的な危機のただなかにいる。これらは互いに絡み合い、私たちが「当たり前」と思ってきた経済社会システムそのものの全面的な問い直しを迫っている。
現代の資本主義は、自然環境の利用はタダ、ケアの営みはタダ、政治と経済は切り離せるという三つの隠れた前提の上に成り立ってきた。その前提が今、気候変動やジェンダー格差、民主主義の空洞化として破綻しつつある。社会的連帯経済(SSE)はその問いへの応答である。生産者と消費者が顔の見える関係のなかで互いに理解を深め、地域の問題解決力を高め、経済活動が公共性を帯びていく営み――「奪い合いの経済」から「支え合いの経済」への転換である。
2020年に成立した労働者協同組合法は、出資・経営・労働を一体化し、話し合いを通じて働き方を自律的に決めていく仕組みを法的に整えた。令和8年3月時点で全国に180法人が誕生し、介護・福祉・地域づくりの分野を中心に広がりを見せている。
SSEを根付かせるには、実践の連鎖、労働観の内的変容、そして制度化という三つの回路が必要である。そしてその担い手を育む教育もまた、競争に勝つ人材ではなく、協力しあえる人材を育てる方向へと転換されなければならない。「今だけ、金だけ、自分だけ、人間のためだけではない経済」――それは単なる経済モデルではなく、人間が互いに生かし生かされながら生きるという、より深い人間観に根ざした社会の組み替えへの問いかけである。
申し込み:参加ご希望の方は、以下から申し込みください。
自動返信でZOOMのURLをお知らせします。
https://ws.formzu.net/dist/S227613507/
なお、この研究部会のメンバーの方々で、すでにMLを通じてZOOMのリンクを受け取っておられる方がは申し込みの必要はありません。
問い合わせ先:
龍谷大学 斎藤文彦 fs36jp[at]gmail.com
(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
よろしくお願い申し上げます。
