1. HOME
  2. NEWS
  3. 開催案内(会員・一般):ゼミナール「開発と社会学」第ⅩⅣ期 参加者募集
NEWS

イベント

開催案内(会員・一般):ゼミナール「開発と社会学」第ⅩⅣ期 参加者募集

NEWSアイキャッチ

下記の要領で「開発と社会学」第ⅩⅣ期の参加者を募集します。ご関心のある方はご応募下さい。今期は国際開発を複眼的に捉える「方法としての日本」に特化した課題図書をとり上げ、開催頻度は約月1〜2回、全9回となります。

【ゼミナールの名称】
「開発と社会学」第ⅩⅣ期

【主宰者】
佐藤寛(開発社会学舎)、汪牧耘(東京農工大学)、島田剛(明治大学)

【ゼミナールの目的】
日本の独自性や価値が、援助行政や政策スローガンのなかで声高に謳われるいまこそ、あらためて問い直したい——そもそも「日本」や「日本人」をめぐる言説は、どのような思考の余地を閉じたりひらいたりしてきたのか。それらはどのように開発や国際協力の想像・実践と絡み合い、ときに支え、ときに揺さぶってきたのか。今年度のセミナーでは、日本の論者、とりわけ1920年代に生まれ、日本の国家暴力、戦後復興、そして世界における位置の転変を、それぞれ複数の視座から読み取ってきた人びとの著作をたどる。各回、特定の論者に焦点を当て、その思想の軌跡を、日本と国際社会との関係性をめぐる試行錯誤として読みほぐしていく。参加者と共に 過去から学び直すことを通して、今日の世界の変化を複眼的に捉える「方法としての日本」を鍛え、これからの国際開発をあらためて練り直すための手がかりを探求していきたい。

第1回:2026年10月17日(土)(14:00-18:00、以下同様)
テーマ:イントロ——開発・協力を探る方法としての「日本」と「日本人」
課題文献:
・青木保(1999)『「日本文化論」の変容:戦後日本の文化とアイデンティティ』、中公文庫。
・船曳建夫(2010)『「日本人論」再考』、講談社学術文庫。

第2回:2026年10月31日(土)
テーマ:梅棹忠夫(1920–2010)——文明の生態史観における日本
課題文献:
・梅棹忠夫、1998、『文明の生態史観』、中央文庫。
・梅棹忠夫、2014、『日本探検』、講談社学術文庫。

第3回:2026年11月21日(土)
テーマ:川喜田二郎(1920–2009)——ヒマラヤでの実践から海外協力の哲学
課題文献:
・川喜田二郎、1974、『海外協力の哲学——ヒマラヤでの実践から』、中央公論新社。
・川喜田二郎、1993、『創造と伝統:人間の深奥と民主主義の根元を探る』、祥伝社。

第4回:2026年12月19日(土)
テーマ:犬養道子(1921–2017)——世界の苦難を生きるために
課題文献:
・犬養道子、1992、『人間の大地』、中央公論新社。
・犬養道子、1986、『日本人が外に出るとき』、中央公論社。

第5回:2027年1月9日(土)
テーマ:末次一郎(1922–2001)——青年海外協力隊のもう一つの源流
課題文献:
・末次一郎、1964、『未開と貧困への挑戦:前進する日本青年平和部隊』、毎日新聞社。
・末次一郎、1981、『「戦後」への挑戦』、オール出版。

第6回:2027年1月30日(土)
テーマ:中根千枝(1926–2021)——比較社会と日本人の可能性
課題文献:
・中根千枝、2019、『タテ社会と現代日本』、講談社。
・中根千枝、1978、『日本人の可能性と限界』、講談社。

第7回:2027年2月20日(土)
テーマ:緒方貞子(1927–2019)——国内外の政策実践から考える
課題文献:
・緒方貞子、2017、『私の仕事:国連難民高等弁務官の10年と平和の構築』、朝日新聞出版。
・緒方貞子、2011、『満州事変:政策の形成過程』、岩波現代文庫。

第8回:2027年3月13日(土)
テーマ:「形容詞+ナショナリティ」を読み直す
課題文献:
・大田昌秀、2000、『新版 醜い日本人 日本の沖縄意識』、岩波現代文庫。
・ウィリアム・レデラー、ユージン・バーディック、1960、『醜いアメリカ人』、トモブック社。

第9回:2027年3月27日(土)
テーマ:おわりに——「日本」は方法になりうるか
課題文献(検討中)

【開催場所】明治大学駿河台キャンパス(対面のみ)
※2026年12月までの回は駿河台キャンパスで確定。2027年1月以降の会場は東京農工大学府中キャンパスを使用する可能性があり、2027年1月に参加者にお知らせします。

【募集定員】15名程度

【応募資格】
・国際開発学会の会員であることは必要条件ではありません
・上記日程のうち最低7回出席出来ること

【ゼミナールの運営方法】
各回のテーマに応じて課題図書を指定します(日本語)。これを事前に読み、各自がテーマについて考察してきた結果を報告し、全員で議論する演習形式を取ります。議論の使用言語は日本語です。課題図書のレジメは輪番制により全員が担当します。毎回全員が課題図書を読んでくることが前提で、単に話を聞きに来るだけのセミナーではありませんので、強い熱意のある方だけを募集します。なお、課題図書は各自調達が原則です。

【応募方法】
参加希望者は①氏名、②所属、③年齢、④連絡先(携帯電話番号)、⑤メールアドレス、⑥志望動機(100字程度)、⑦関心のあるテーマを明記の上、以下のGoogle Formからお申し込みください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScEu2MDdr1LBKvjw-wWOgm8wbc4xhO4l4Xf02ujVGeth69m-A/viewform?usp=publish-editor

【応募締め切り】2026年8月31日(月)23:59。

【参加合否】応募者多数の場合は、志望動機等を勘案の上参加者を決定します。合否については、9月7日(月)までに電子メールで応募者に通知します。

【参加費】3,000円(レジュメコピー代、運営費等)。最初の参加時に徴収します。

【問い合わせ】ご質問等ありましたら satokan999[at]gmail.com までお問い合わせください。なお、出席回数(7回以上)は参加の必須条件のため、この点についての個別のご相談には応じかねます。
(*メールアドレスは [at] の部分を@に修正してご使用ください)

最新記事

月別アーカイブ