新刊案内:汪牧耘著『中国開発学序説:非欧米社会における学知の形成と展開』(法政大学出版局)

東京大学・東洋文化研究所の汪牧耘(おうまきうん)と申します。この度、『中国開発学序説:非欧米社会における学知の形成と展開』(法政大学出版局)を上梓致しました。

本書は、中国の「開発学」(development studies)を手がかりに、その設立経緯と言説形成の過程を約三十年間にわたって明らかにすることで、非欧米社会における国際開発の学知の特徴と可能性を考察したものです。

知識生産の「脱欧米中心」の機運が高まるなか、本書のより広範な関心は、開発経験を国家のために道具化していくような取り組みに対して、私たちはいかに「より良い生」を自由に思考する場としての開発学を築けるのか、というところにあります。

本書は、その流れに立ち向かう中国人研究者の工夫と葛藤をそのまま示すことを試みました。ここで示される中国の事例が、国際開発をめぐる知的営みに関心を持つ日本の読者にとっても一本の新しい補助線になれば幸いです。

書誌情報

  • 著者:汪牧耘
  • 出版社 ‏ : ‎法政大学出版局
  • 価格:4,950円 (消費税 450円)
  • 発売日 ‏ : ‎2024年01月 刊行
  • 版型‏ : ‎A5判
  • ページ数:316ページ
  • ISBN-13 ‏: ‎978-4-588-64549-5 C3030

もくじ

はじめに
序章 なぜ中国の開発学なのか
第1節 開発言説の新興生産者の登場
第2節 中国の開発学の生成と変遷を問う
第3節 本書の全体に関わる説明
第4節 本書の構成

【第Ⅰ部 背景・課題・方法】
第1章 開発言説の系譜と視点
第1節 開発と言説
第2節 開発言説を捉えるための4つの視点
第3節 欧米における開発学の設立と言説形成
第4節 本書の分析枠組み
第2章 中国の開発学を形づくる要素
第1節 政治:脅威論を打ち止める研究者の役割
第2節 想像:西洋への葛藤に基づく世界像
第3節 専門分野:開発研究の国内ブーム
第4節 残された課題と本書の特色
第3章 調査手法と対象
第1節 歴史研究
第2節 ドキュメント分析
第3節 現地調査・インタビュー

【第Ⅱ部 分野の形成】
第4章 「開発学」という名:学知の概念的文脈
第1節 中国の開発概念の根源を問う
第2節 日中の語彙交流史の成果
第3節 「開発(*)」の原義と「開発」の受容 (*は簡体字)
第4節 中国における開発概念の今日的特徴
第5章 中国における開発学の創設者とその開発観
第1節 開発学設立までの長い前夜
第2節 農学出身の「開発学の父」
第3節 西洋に対する抵抗と転向
第4節 「H実験」に映される開発観
第6章 開発学の教育・活動・言説
第1節 学部の教育・研究活動
第2節 研究者ネットワークの拡大
第3節 「開発研究ブーム」がもたらしたもの
第4節 「新開発学」という理論構築の試み

【第Ⅲ部 言説の形成】
第7章 言説①:中国と西洋の対立
第1節 中国と世銀の関係性の変化
第2節 賛否両論の世銀・貴州プロジェクト
第3節 「交渉」による事業の現地化
第4節 中国と西洋の対立のはざまに
第8章 言説②:「平行・対等」という中国の自画像
第1節 中国の対ラオス援助と「ラオス事業」
第2節 事業現場から見る中国経験
第3節 中国経験に基づく他者理解
第4節 経験共有の対等性の再考
第9章 言説③:中国人研究者による日本批判
第1節 中国から見る日本の国際開発
第2節 日本における開発学の生成と特徴
第3節 日本における知識生産の「経験重視」
第4節 日本へのまなざしの歪み

終章 中国の開発学の特徴と可能性
第1節 結論:開発学の形成と展開
第2節 開発学という木:地上と地下のコントラスト
第3節 本書の課題と意義

おわりに

参考文献・資料
索引


本件にかんするお問い合わせ先

詳しくは以下よりどうぞ:

法政大学出版局

法政大学出版局◉別館 本書より「はじめに」:

  • 汪牧耘:oumakiunn [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



公開研究会(オンライン)「SDGs推進体制下の人類社会におけるベーシックインカム運動の現状と課題」2月19日開催(会員・一般)

法政大学大原社会問題研究所共同研究プロジェクト「SDGs推進体制下の人類社会におけるベーシックインカム運動の現状と課題」(代表の岡野内正ほか48名。2021年5月発足)公開研究会(オンライン)のお知らせ

すでに研究成果の一部は、『大原社会問題研究所雑誌』778(2023年8月号)の特集「ベーシックインカム運動研究の地平」で公開していますが、本年もさらに同誌特集論文として続々と出していきます。

ご要望にお応えして、研究会もできるだけ公開していきますので、ご関心をお持ちの方は、ご参加ください。歓迎します。

以下の要領で、行います。申し込みは不要、参加無料です。それぞれのZOOM情報にしたがっておいでください。

開催概要

  • 日時:2024年2月19日(月曜)15時~17時
  • 方法:オンライン(ZOOM)
  • 参加費:無料
  • 主催:法政大学大原社会問題研究所共同研究プロジェクト「SDGs推進体制下の人類社会におけるベーシックインカム運動の現状と課題」

報告者:

河村有介(神戸大学)

タイトル:

エジプトの社会保障とベーシック・インカム:なぜベーシック・インカム運動は盛り上がらないのか?

報告要旨:

管見の限り、中東・北アフリカ諸国では、総じてベーシック・インカム運動が大きく盛り上がっていない。

本報告では、(ベーシック・インカム運動が盛り上がっていないことの理由を特定することは困難ではあるものの)中東・北アフリカ地域の権威主義国家の一つであるエジプトに焦点を当てて、2011年の「アラブの春」以降の社会保障改革の動向を分析することを通して、ベーシック・インカム運動が盛り上がらない背景について考察する予定である。

参加方法

申し込みは不要、参加無料です。下記のZOOM情報にしたがっておいでください。

2024年2月19日 03:00 PM 大阪、札幌、東京
ミーティング ID  823 4514 8600
パスコード     500869
招待リンク


本件にかんするお問い合わせ先

法政大学社会学部
岡野内 正

  • otadashi [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



開催案内「広島大学情報共有フォーラム」3月13日開催(会員・一般)

広島大学では、「女性研究者活躍支援の軌跡:米国における先進的取組と成果~」と題して以下の要領で情報共有フォーラムを開催します。ぜひ、ご参加ください。

開催概要

  • 日時:2024年3月13日(水曜)13:00~17:00
  • 会場:広島コンベンションホール(JR広島駅前広テレビル)
  • 言語:日本語・英語(同時通訳あり)
  • 参加費:無料
  • 託児サービス有:無料*要事前申込

主な講演者

  • モニカ・ゴーハン氏(アリゾナ州立大学 教授)
    「米国高等教育におけるジェンダー公正性に関する教訓」
  • バリー・ボーズマン氏(アリゾナ州立大学 名誉教授)
    「女性研究者支援の振返りと展望」
  • 広島大学・島根大学 調査分析事業関係者
    「ディスカッションセッション:海外の取組に学ぶ」

申し込み方法

以下のリンクよりお申込みください。


本件にかんするお問い合わせ先

広島大学 ダイバーシティ調査分析TF 事務局

  • ura-women [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



採用公募「中央大学ダイバーシティセンターグローバル領域コーディネーター」2月29日締切

12現在、中央大学ダイバーシティセンターグローバル領域においてコーディネータを募集しております。

関心のある方がいらっしゃいましたら下記のリンク先からご応募いただければと思います。

公募の詳細、応募はこちらのリンクになります。

  • 応募締切は2024年2月29日(木曜)正午(12時)必着

本件にかんするお問い合わせ先

中央大学ダイバーシティセンター事務室

  • dc-office2-grp [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



開催案内「FASID国際開発プロジェクトにおける経済分析入門研修」2月26/27日開催(会員・一般)

2023年度 国際開発プロジェクトにおける経済分析入門研修

2023年度 国際開発プロジェクトにおける経済分析入門研修を2024年2月26日(オンライン)、2月27日(対面式)のハイブリッド形式で2日間に亘り開催いたします。(一日目のオンライン部分のみのご参加も可能です。)

本研修では、初心者を対象に、国際開発プロジェクトの財務分析と経済分析の分析手法の基礎を学びます。ケーススタディを活用して、計算演習(デモンストレーションと演習※)を通じて、より実践的なスキルの習得を目指します。
※演習は二日目の対面式で実施します。一日目のオンラインではデモンストレーションのみとなります。

お申込方法など詳細はFASIDウェブサイトをご覧ください。

皆さまのご応募をお待ちしております。

研修概要

日時:

  • 1日目:〔オンライン〕2024年2月26日(月曜) 12:30-17:15
  • 2日目:〔対面式〕2024年2月27日(火曜) 10:00-17:15(昼休憩1時間含む)

方法:

  • 1日目:〔オンライン〕Zoomミーティング
  • 2日目:〔対面式〕FASID セミナールーム
    (東京都港区虎ノ門3-18-19 UD神谷町ビル10階)

対象:

国際協力実務者(開発コンサルタント、NGO職員、国際機関職員等)

定員:

  • 全日程参加(オンライン+対面):10名程度
  • 1日目のみ参加(オンラインのみ):7-10名程度

参加費:

【全日程参加(オンライン+対面)】

一般:20,000円(FASID賛助会員・フレンズ:16,000円)

【1日目のみ参加(オンラインのみ)】

一般:10,000円(FASID賛助会員・フレンズ: 8,000円)

主催:

一般財団法人 国際開発機構(FASID)

講師:

玉置 知巳 氏 帝京大学 経済学部国際経済学科 教授

アジア開発銀行(ADB)プリンシパル・エコノミスト(東南アジア局、西・中央アジア局)を経て、元アジア開発銀行駐日代表。ADBで、アジアの発展途上国に関するマクロ経済分析、支援戦略の構築、プロジェクトの経済性分析などに携わる。
現在、東洋大学大学院経済学研究科公民連携専攻客員教授を兼務。専門分野はアジア経済論、開発金融論。

お申込方法

お申込方法など詳細はFASIDウェブサイトをご覧ください。


本件にかんするお問い合わせ先

一般財団法人国際開発機構(FASID) 
国際開発研究センター 山本

不定期で在宅勤務を実施しているため、お問い合わせは可能な限りメールでお願いいたします。

  • economic★(←左記の★を@に置き換えてください)
  • 電話番号:03-6809-1996



世界銀行セミナー「ウィズイン・リーチ:脱炭素化の政治経済学」2月14日開催(会員・一般)

2023年11月16日、世界銀行は新報告書「ウィズイン・リーチ:脱炭素化の政治経済学」(Within Reach: Navigating the Political Economy of Decarbonization)を発表しました。

今回のセミナー(ハイブリッド形式で開催)では、同報告書の共著者でもあるステファン・ホールゲイト世界銀行持続可能な開発担当副総裁室上級気候変動アドバイザーとジュン・レンシュラー同上級エコノミストの来日の機会を捉え、同報告書の主なポイントをご紹介します。スピーカーは会場での対面参加の予定です。使用言語は英語(日本への同時通訳なし)です。

開催概要

  • 日時:2024年2月14日(水曜)午後0時~午後1時(日本時間)
  • 方法:ハイブリッド(対面×オンライン)
  • 会場:〔対面参加〕世界銀行東京開発ラーニングセンター(東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル14階)

    〔オンライン参加〕Webex(参加登録された皆様に別途、Webexリンクをお送りします)

  • 言語:英語(日本への同時通訳なし)

スピーカー

ステファン・ホールゲート

世界銀行 持続可能な開発担当副総裁室 上級気候変動アドバイザー

ジュン・レンシュラ―

世界銀行 持続可能な開発担当副総裁室 上級エコノミスト

申し込み方法

以下のウエブページ上の登録フォームで、会場参加またはオンライン参加を選択し、参加登録をお願いします。

オンライン参加をご希望の方には別途、Webexリンクをお送りします。


本件にかんするお問い合わせ先

世界銀行東京事務所・大森 

  • komori [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



シンポジウム「開発協力大綱改定―日本の市民社会による関与とその インパクトを検討する」2月24日開催(会員・一般)

国際開発学会と法政大学国際文化学部共催で開発協力大綱に関するシンポを開催します。ぜひご参加ください。

開催概要

  • 日時:2024年2月24日(土曜)13:00~15:30
  • 場所:法政大学 市ヶ谷キャンパス 大内山校舎Y402教室とZoomのハイブリッド
    アクセスマップ 
    キャンパスマップ 
  • 対象:国際協力系NGO職員・ボランティア,国際開発学会会員,その他関心のある学部生・院生 等
  • 主催:関西NGO協議会,名古屋NGOセンター政策提言委員会,国際協力NGOセンター(JANIC)
  • 共催:国際開発学会,法政大学国際文化学部(本セッションは、同大学同学部「FICオープンセミナー」を兼ねて開催します)
  • 参加費:無料

趣旨

2022年5月の新聞報道,9月の外務省による正式発表から,2023年6月の閣議決定まで,開発協力大綱の改定をめぐり,日本の市民社会は,数々の取組を行ってきた。

それらには,対外務省の取組としては,「開発協力大綱の改定に関する有識者懇談会」(以下,「有識者懇談会」と表記)への委員の派遣や資料の提出,NGO・外務省定期協議会での議論,声明文の発出,パブコメ,意見交換会の開催協力やそこでの意見表明が含まれる。

また,NGO間の意見共有を図る取組としては,アンケートの実施や緊急NGO・市民社会円卓会議や勉強会の開催,対国会議員の取組としては,院内集会の開催や個別国会議員へのブリーフィング,さらに対メディアへの働きかけとして記者会見の開催などが含まれる。

それでは,こうした取組はどのようなインパクトをもたらしてきたのか。また,その制約とは何であったのか。2023年10月以降,関西NGO協議会や名古屋NGOセンター,国際協力NGOセンター(JANIC)といった国際協力NGOのネットワーク団体が軸となり,NGO関係者自身による「内部総括」プロセスを開始し,11月のアンケート実施,12月のワークショップ開催を行なってきた。

今回のセッションは,その内部総括で得られた結果を広く共有するとともに,関連分野の研究者の協力も得て,開発協力大綱改定プロセスにおける市民社会の関与の成果と制約を検討し,今後の取組を企図する目的で開催する。

スケジュール

13:00
開会の挨拶・趣旨・スケジュール説明
岡島克樹(大阪大谷大学 教員/関西NGO協議会 理事/国際開発学会会員)

13:05
開発協力大綱改定プロセスにおける日本の市民社会の取組概要
佐伯奈津子(名古屋学院大学 教員/名古屋NGOセンター 政策提言委員)

13:15
開発協力大綱改定プロセスにおける日本の市民社会の取組のふりかえり
―その目的と結果

(稲場雅紀(アフリカ日本協議会 共同代表/有識者懇談会 委員(当時))

13:30
開発協力大綱改定プロセスにおける日本の市民社会の取組の評価
―アドボカシーNGOの視点から

木口由香さん(メコン・ウォッチ 事務局長)

13:45
開発協力大綱改定プロセスにおける日本の市民社会の取組の評価
―若者からの視点

鈴木千花さん(持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム前事務局長)

<休憩10分>

14:10
研究者からのコメント(1)
藤岡美恵子さん(法政大学 非常勤講師)

14:20
研究者からのコメント(2)
松本悟さん(法政大学 教授/国際開発学会 副会長)

14:30
研究者からのコメント(3)
山形辰史さん(立命館アジア太平洋大学 教授/国際開発学会 元会長)

14:40
市民社会からのレスポンス
栗田佳典さん(関西NGO協議会 理事・事務局長)

14:50
フロアとの質疑応答

15:20
閉会の挨拶
山田肖子さん(名古屋大学 教授/国際開発学会 会長)

15:30
終了

参加申込

以下のフォームよりお申し込みください。

 


本件にかんするお問い合わせ先

お問い合わせは下記までお願いします。
岡島克樹(大阪大谷大学)

  • okajimk@(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



オンライン開催「第13回原子力政策・福島復興シンポジウム」3月9日開催(会員・一般)

東日本大震災・福島原発事故が起きた2011年3月11日から、まもなく13年を迎えます。早稲田大学レジリエンス研究所(WRRI)は、2012年3月8日に第1回原子力政策・福島復興シンポジウムを開催し、今回は第13回となります。

今回は、あと21年で「県外搬出」の期限を迎える中間貯蔵施設(福島県大熊町・双葉町、1,600ha)の現状と未来について、早稲田大学をベースとした安全で自由な議論の場を設けたいと考えています。

オンライン開催ですので、多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

早稲田大学レジリエンス研究所(WRRI) 第 13回 原子力政策・福島復興シンポジウム

「東日本大震災と福島原発事故から 13年~ 福島・中間貯蔵施設の現状と未来~」

早稲田大学は、早稲田大学レジリエンス研究所(WRRI)主催「第 13回原子力政策・福島復興シンポジウム: 東日本大震災と福島原発事故から13年~福島・中間貯蔵施設の現状と未来~」を、2024 年 3 月 9 日(土曜)13:00-17:00、オンライン開催します。多くの皆様の参加を呼びかけます。

本シンポジウムの目的

中間貯蔵施設は、2011年3月の福島第一原子力発電所(1F)事故による福島県内の除染土壌などを、最終処分までの間、集中的に貯蔵する施設として、1Fを取り囲む形で大熊町・双葉町の約1,600haが整備されたものです。

2015年3月から除染土壌の搬入が開始され、現在、除染土壌の搬入はほぼ終わりました。搬入開始から30年後の2045年3月には、汚染土壌は県外で最終処分することとされています。汚染土壌を減容化するため、8,000ベクレル/kg以下の除染土壌の再生利用政策が進められています。

本シンポは、福島の復興と廃炉に密接に連動する除染土壌の再生利用政策や2045年以降の中間貯蔵施設の将来像を広く深く議論します。

開催概要

  • 日時:2024年 3 月 9 日(土)13:00~17:00
  • 方法:オンライン(Zoom)
  • 主催:早稲田大学レジリエンス研究所(WRRI)-matsuoka311/
  • 後援:早稲田大学アジア太平洋研究センター(WIAPS)、早稲田大学環境総合研究センター(WERI)

プログラム

総合司会:

藤原広行(防災科学技術研究所・上席研究員、地震学)

開会挨拶:

中嶋聖雄(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科・研究科長、社会学)
小野田弘士(早稲田大学大学院環境・エネルギー研究科・研究科長、環境工学)

コーディネーター:

松本礼史(日本大学生物資源科学部・教授、環境経済・政策学)
竹内真司(日本大学文理学部・教授、地球科学)

13:10-14:10:報告

1.  中間貯蔵施設の現状と課題

行木美弥(中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)中間貯蔵事業部・部長)

2. 中間貯蔵施設周辺復興地域の融合的な環境再生・環境創生に向けた研究

遠藤和人(国立環境研究所福島地域協働研究拠点(廃棄物・資源循環研究室)・室長、環境地盤工学)

3. 除染土壌の再生利用:中間貯蔵施設と1F廃炉の将来像を考える

井上 正(電力中央研究所・名誉研究アドバイザー、1F地域塾・副塾頭、原子力工学)

4. 中間貯蔵施設の将来計画のあり方

黒川哲志(早稲田大学社会科学総合学術院・教授、1F廃炉の先研究会、行政法)

14:20-15:10:コメント

  • 山根辰洋(一般社団法人双葉郡地域観光研究協会(F-ATRAs)・代表理事、双葉町議会議員、福島再生塾・副塾頭)
  • 村松直樹(高レベル放射性廃棄物の管理・処分に関する市民会議・参加市民)
  • 寺本 剛(中央大学理工学部・教授、哲学)
  • 森口祐一(国立環境研究所・研究担当理事、1F地域塾・副塾頭、環境システム学)
  • 松岡俊二(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科・教授、1F地域塾・塾頭、環境経済・政策学)

15:10-16:50:総合討論

閉会挨拶:

松岡俊二(早稲田大学レジリエンス研究所・所長、早稲田大学ふくしま浜通り未来創造リサーチセンター・センター長、福島再生塾・塾頭)

申し込み方法

件名を「3/9シンポ参加申込み」とし、お名前・ご所属を書いたメールを、事務局の任さんへお送りください。Zoomアドレスなどをご案内します。


本件にかんするお問い合わせ先

シンポジウム事務局(任)

  • [at] .jp(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



国際シンポジウム「東北大学 Transforming Higher Education for Sustainability」2月19日開催(会員・一般)

この度、東北大学大学院教育学研究科主催の国際シンポジウム(Transforming Higher Education for Sustainability)を開催する運びとなりました。

ご多用の時期であるかと存じますが、是非ご参加くださいますようご案内申し上げます。

持続可能性のための高等教育の変革 アジア太平洋地域における グリーンリテラシーのための教育・学習の革新

International Symposium on Transforming Higher Education for Sustainability in the Asia-Pacific Region: Innovations in Teaching and Learning for Green Literacy

開催概要

  • 日時:14:00-17:00, February 19, 2024
  • 方法:対面・オンライン
  • 会場:Meeting Hall 11F
  • 主催:Graduate School of Education, Tohoku University

Background:

With the rapid economic and social change in the Asia-Pacific region, many universities have been actively promoting the SDGs. According to the 2022 Times Higher Education (THE) impact ranking (THE, 2022), 534 out of 1,410 reported universities were located in the Asia-Pacific region. One-third of them were in a top 100 university ranking position. Furthermore, these universities have achieved highly performed engagement in promoting the SDGs. Although a vast amount of research in the Asia-Pacific region covers the topic of higher education, studies unveiling the transformation of HES still need to be explored. Therefore, it is necessary to explore how higher education institutions create innovative, interdisciplinary, and collaborative teaching, learning, and research to promote the SDGs implementation.

Purpose:

This symposium aims at exploring innovative initiatives taken by higher education institutions in Asia and the Pacific region to transform teaching and learning for Green Literacy (in a broad sense, it defines as knowledge and skills which enable individuals to take actions for building sustainability) and contributing to the achievement for the 2030 Agenda. Moreover, it is to bring higher education stakeholders, international organizations and other stakeholders to discuss what are the necessary transformation in teaching and learning required within universities to collectively achieve the SDGs in the Asia-Pacific region.

プログラム

13:20-14:00 Registration

14:00-14:15 Opening remark 
Introduction

14:15-15:00 Keynote speech
Mr. Libing Wang, UNESCO Bangkok

15:00-15:20 Photo Session & Coffee Break

15:20-16:40 Case studies
1. Chulalongkorn University
Ms. Sornnate Areesophonpichet
Ms. Fuangarun Preededilok

2. Tsinghua University
Ms. Zhou Zhong, Tsinghua University

3. The Education University of Hong Kong
Mr. Weiyan Xiong, The Education University of Hong Kong

4. Tohoku University
Mr. Jing Liu, Tohoku University

16:40-17:00 Q & A Session

17:00 Closing Remark
Mr. Hideki Kozima, Vice Dean, Graduate School of Education, Tohoku University

申し込み方法

対面参加事前登録

Onsite Participation Registration:

 

オンライン参加事前登録

Online Participation Registration:

 


本件にかんするお問い合わせ先

東北大学大学院教育学研究科 
劉靖
Jing Liu, Graduate School of Education, Tohoku University

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



新刊案内「SRIDジャーナル第26号発行のご案内」

昨年9月にインドが議長国となりG20ニューデリー・サミットが開催されました。

G20メンバーに加えてバングラデシュ、エジプト、ナイジェリア等の国が招待され、多様な議論が行われました。

インドのモディ首相は、初日から首脳宣言を発表する異例のプロセスに踏み切り、ロシアのウクライナ侵攻に関して内容が大幅に後退したものの、2年連続で宣言を出せない事態を回避しました。

時代は大国間の覇権争いに加えて混迷深まる多極化に向かい始めています。

この様な複合危機の中、特集は「武力紛争と大国間の覇権争いの中で、自主性と結束を求める開発途上国の開発課題」としました。

巻頭エッセイでは開発途上国を取り巻く背景を論じ、論説とインサイトでは、中国と一帯一路、グローバルサウスのリーダーとしてのインド、開発途上国の課題としてミャンマーを事例にSDGsの現状、国連での最新の温暖化議論、イスラエル‐ガザ武力紛争を取り上げました。

また、ブックエッセイ、SRID活動報告、途上国アルバムではインド外交、ジェンダーや女性の直面する問題について論じています。

SRIDジャーナル編集委員長
湊 直信


SRIDジャーナル第26号・目次

SRIDジャーナルとは

特集:

「武力紛争と大国間の覇権争いの中で、自主性と結束を求める開発途上国の開発課題」

巻頭エッセイ

  • 高橋一生:武力紛争で荒れる地球社会:自国中心主義と結束に揺れる途上国世界

論説・インサイト

  • 藤村学:メコン地域における一帯一路の現状~CLM諸国を中心に~
  • 近藤正規:グローバルサウスのリーダーとしてのインド
  • 林薫:SDGsはなお語る意味があるか?
  • 玉置佳一:24時間365日カーボンフリーのエネルギーの未来を目指して
  • 福田幸正:ガザ紛争 あらためてラビンの死を悼む

徒然草

  • 浅沼信爾:あるベンガル商人のホラ/ホラー話

国際開発研究・教育探訪

  • 高崎経済大学・地域政策学部・黒川基裕研究室

ブックエッセイ/書評

  • 山岡和純:平和と安定を愛する新興大国の雄は、世界リスクに対峙する真の政治大国となり得るか
  • 乙部尚子:キャリアの足を引っ張るものは「Greedy Work」? 男女格差を減らす為に今何が求められるか?

SRID活動報告

  • 森田宏子:日本人女性の国際機関等でのキャリア上の人間関係: 国際開発分野で働く女性のためのオンライン懇談会シリーズ第4回目

途上国アルバム

  • 森田愛:ネパールでの出産経験から見えたもの

編集後記

投稿規定


本件にかんするお問い合わせ先

SRIDジャーナル編集委員会
中島千秋

*問い合わせ・読者登録をご希望の方は、こちらからお願いいたします。
→ registration [at]

また、以前読者登録していただいた方で、アドレスを変更された方は、お手数です
が、registration [at] まで、新しいアドレスをお知らせいただけますようお願いいたします。

(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)




開催案内「防災国際会議(UR2024)」@姫路、6月16~21日開催(会員・一般)

阪神淡路大震災から 30 年が近づく中、世界銀行は、本年 6 月16~21日、兵庫県姫路市で UR2024(防災グローバルフォーラム)を開催します。

また、会議期間中、兵庫県・姫路市の協力を得て、会議参加者による県内防災関係施設の視察(スタディ・ツアー)も行います。本会議は、防災に携わる政府・地方自治体関係者、企業・学術関係者、NGOなど幅広い方に開かれております。

申し込み方法

リンク先ページ
(nt/bc848bef-4b10-470b-a4ac-d6c4f0ac0bd7/summary)の
「今すぐ登録」ボタンから事前参加登録が可能です。

皆様の積極的なご参加をお待ちしております。


本件にかんするお問い合わせ先

世界銀行東京防災ハブ

  • 電話番号:(03-3597-1320)
  • 住所:〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル14階



開催案内「第1回・若手部会主催若手のための開発研究アイデアソン」3月16日開催(会員・一般)

この度、若手部会では修士・博士論文報告会を名古屋大学で実施する運びになりました。つきましては、以下ご確認の上、ぜひご参加ください。

先生方におかれましては、ご指導されている学生の方々への周知もお願いできればと思います。よろしくお願いします。

趣旨・目的

本イベントは広く国際開発に関する研究をしている大学院生に研究発表の機会を提供することを目的とする。とりわけ今回は修士・博士課程の修了予定者を対象にそれぞれの修士論文ならびに博士論文の報告をしてもらうことを予定している。

目的として、学生の研究発表能力の向上を目指すとともに、関連領域の研究者との議論を通した情報交換の場を提供する。

開催の意義として従来、支部大会レベルで行われていた修士・博士論文の報告会を若手部会がリーダーシップをとって開催することにより、それまで報告で終わっていた学会の研究活動をより活性化させ、各々の研究の情報交換や、交流の場を持つことが生まれるのではないかと期待している。

また過去3年、修士または博士を修了された方の発表もお待ちしております。またこれから進学する学部生の参加、修士博士論文を書くM1,D1の方々の参加も大歓迎です。

申し込み方法

参加の方は以下のGoogleフォームにご記入お願いします。プログラムは発表者によって左右しますが、以下を参考にしてください。

Googleフォーム:

開催概要:

  • 日時: 2024年3月16日
  • 会場: 名古屋大学大学院国際開発研究科(対面開催)
  • 主催: 国際開発学会若手のための研究部会
  • 共催: 国際開発学会東海支部

本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会・若手による開発研究

  • studiesdevelopment666 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



オンライン・シンポジウム「ダウンサイドリスクを克服するレジリエンスと実践知の探究」2月9日開催(会員・一般)

東京大学未来ビジョン研究センター SDGs協創研究ユニットでは、アフリカ7カ国における新型コロナウイルス感染症の影響を調査する研究プロジェクトの一環として、下記にてオンライン・シンポジウムを開催します。ぜひご参加ください。

「ダウンサイドリスクを克服するレジリエンスと実践知の探究―新型コロナ危機下のアフリカにおける草の根の声」第2回シンポジウム

開催概要

  • 日時:日時:2024年2月9日(金曜)18:30-20:30(日本時間)
  • 方法:Zoomウェビナーによるオンライン開催
  • 言語:英語(日本語同時通訳有)
  • 主催:東京大学未来ビジョン研究センターSDGs協創研究ユニット
  • 共催:日本アフラシア学会

プログラム

  • 趣旨説明:華井和代 東京大学 特任講師
  • 報告1:クリスチャン・S・オチア 名古屋大学 准教授「Beliefs and Shots: エチオピアのCOVID-19ワクチン接種率における信仰、宗教、誤報のダイナミクスを理解する」
  • 報告2:大平和希子 ハーバード大学 ポストドクトラルフェロー「ウガンダにおけるCovid-19パンデミック時の政府介入に対する草の根の認識を検証する」
  • 報告3:細井友裕 東京大学 博士課程「南アフリカにおける中産階級のCOVID-19経験」
  • コメント:稲場雅紀 アフリカ日本協議会 国際保健部門ディレクター
  • 質疑応答

申し込み方法

シンポジウムのご案内および参加お申し込みはこちら

(JP)


本件にかんするお問い合わせ先

東京大学未来ビジョン研究センターSDGs協創研究ユニット

  • sdgs [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



参加募集「新しいオンラインツールFigjamで楽しく学ぶ!プロジェク ト・サイクル・マネジメント入門講座」2月11日開催(会員・一般)

国際協力と地域づくりの融合を推進している「グローカルな仲間たち」では、これまで国際協力の定番ツールPCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)の研修を国内事例で実施してきました。

2020年よりオンラインによる参加型ワークショップも継続して活用してきています。

国内の身近な例で開発問題を読み解きことで、海外経験のあるなしに関係なくプロジェクトづくりやオンライン・ツールをみにつけることができ、日本の開発問題を解決しながら、世界に通じる応用力を磨くことができます。

今回は、Google が将来的に導入予定のオンラインホワイトボードである、「Figjamフィグジャム」をつかって、PCMの新しいオンライン研修に挑戦します。

新しいオンラインツールFigjamで楽しく学ぶ!プロジェクト・サイク
ル・マネジメント入門講座

日時

2024年2月11日(日曜)9:45- 17:30(+ 懇親会 1時間)

場所

ウェブ上 ZOOM(パソコン画面内)を活用します。

特徴

  1. 国際的に活用されている「PCM:プロジェクトサイクルマネジメント」を学ぶ実践的な研修です。
  2. 国際協力だけでなく、国内の地方創生も融合させた新しいアプローチ。
  3. PCMの強みである世界で通用する論理性(ロジック)や「みんなを巻き込む力=ファシリテーション」を体験。個人的なプロジェクトにも当てはめる実践力を磨きます。
  4. PCMの研修を「Figjam」(フィグジャム)という新しいツールをつかって完全なるウェビナー」(Web+Seminar)のスタイルで体験します。ウェブを通じたファシリテーションの実例に触れられます。Figjam x PCMという新しいの取り組みです。
  5. 今回のテーマは「みんなが行きたくなる学校」(自由に誰でも通えるメタバース高校をつくろう)国内のリアルなテーマをつかって、夢のあるプロジェクトを参加型でつくりましょう。

参加方法、その他、詳しいことは、Webでご確認ください。

ポイントとして、今回の参加費はすべて能登地震の復興に寄付されます。


本件にかんするお問い合わせ先

グローカルな仲間たち 三好崇弘

  • miyoshi1970 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



開催案内「国際協力業界で働く ~自分に合ったキャリアを見つける~ @ワン・ ワールド・フェスティバル」2月3日開催(会員・一般)

国際協力業界で働く~自分に合ったキャリアを見つける~@ワン・ワールド・フェスティバル

\事前申し込み不要・直接会場へお越しください/

4年ぶりにワンワールドフェスティバルに対面参加します。

WB、JICA、NGOと共同セミナーを開催しますので、お近くの方はぜひお越しください。みなさまのご来場お待ちしています。

どんな風に貢献したい?活躍したい?

本イベントでは、国際協力業界の様々なアクターの特徴を紹介し、自分に合ったキャリアを見つけるヒントを提供します。

国際協力を仕事にしたい方はぜひご参加ください。

開催概要

  • 日時:2024年2月3日(土曜)11:05-12:00
  • 会場:梅田スカイビル・タワーウエスト4 階会議室()
  • 定員:60名(先着順)
  • 対象:国際協力業界での仕事に関心のある方
  • 主催:ワン・ワールド・フェスティバル実行委員会

プログラム

  • 国際協力業界のアクターの全体像、JICAの国際キャリア総合情報サイトPARTNER及びJICAの紹介
  • 開発コンサルタントについて(ECFA)
  • 国際機関について(世銀/IMF)
  • NGOについて(関西NGO協議会)
  • 質疑応答

登壇者:

大森 功一 氏
世界銀行 東京事務所/ 上級対外関係担当官

川瀬 翔平 氏
国際通貨基金(IMF) アジア太平洋地域事務所/エコノミスト

鍛治澤 千重子 氏
独立行政法人国際協力機構(JICA) 関西センター 開発大学院連携課 /課長

栗田 佳典 氏
特定非営利活動法人 関西NGO協議会/ 事務局長・理事

河野 敬子
一般社団法人 海外コンサルタンツ協会(ECFA)
人材育成・研究会・広報業務マネジャー
サステナビリティ推進チームビジネス推進グループ

申し込み方法

事前申し込み不要・直接会場へお越しください

参考

ワンワールドフェスティバル 公式サイト 


本件にかんするお問い合わせ先

(一社)海外コンサルタンツ協会(担当:河野)

  • kono [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



開催案内「【中高生リサーチキャンパス】国際協力入門講座(全8回)」第1回: 2/23~(会員・一般)

地球的課題を解決するため、子どもたちにもさまざまな教育がなされています。企業やNGOなどの出張授業もその1つ。その後、子どもたちの行動変容に結びついているでしょうか。

「運動」は、みんなで同じ方向に向かってアクションを起こすこと。「運動」を進めるために必要なのが「情報」。

子どもたちが調べ、個人の中に蓄積された情報をデータベース化し、全国の子どもたちが使えるようにする試みが「リサーチ(調査)運動」です。

本講座は8回連続となっており、国際協力の問題がおおむねカバーされるようになっています。この中で、子どもたちが「リサーチ運動」のしくみを知るだけでなく、子どもたちの言葉で調査項目を作り、保護者、友人、学校の先生に世界の現状を語りながら回答を依頼していきます(テーマは「共感性」「自立性」「自分ごと化」などを予定)。

全国から集まった回答は研究所が集計し、別日に報告会を設定します。
「インプット」「アウトプット」「チェック」のサイクルで実際に社会貢献活動を行ってもらう講座です。ご家族、ご親戚などと一緒にご参加ください。

開催概要

■日程(前半)

  • 第1回 2月23日(金曜・祝日)10:00~12:00 「調査運動とは」
  • 第2回 3月23日(土曜)10:00~12:00 「児童労働」
  • 第3回 4月21日(日曜)時間近日公開 「貧困」
  • 第4回 5月25日(土曜)10:00~12:00 「紛争と人道支援」

※第5~8回は7~10月下旬頃を予定しています。
※1回のみの参加も可能です。

■参加対象:中高生

※興味があれば小5~大人の受け入れ可能です(1家族チケット1枚でOK)。
※総合学習などで国際協力の授業をする教員の方は無料で傍聴できます。

■費用:各回3,000円(税込)

※報告書、報告会含む

申し込み方法

下記よりチケットを購入してください。

各回、前日24時まで。定員になり次第締切。


本件にかんするお問い合わせ先

(公社)国際経済労働研究所 吉浜

  • yoshihama [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:090-1242-1058/06-6943-9490



開催案内「グローバルキャリアフォーラム@大阪大学中之島センター」2月2日開催(会員・一般)

ECFAでは、関係機関と連携して「グローバルキャリアフォーラム」を開催することとなりました。

関西では「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとして2025年に大阪・関西万博の開催が予定されており、「いのち輝く未来社会」像や「誰も取り残さない社会」の実現に向けた議論が、産官学民のあらゆるアクターが参加する「いのち会議」という枠組みがあります。

今回は、「いのち会議」市民部門と共同主催とし、SDGsの達成や国際協力へ高い関心を持つ高い関心を持つ学生・社会人等を対象とした、理解への促進、モチベーションアップを目的としたイベントとして実施します。

世界銀行、国際通貨基金(IMF)、国際協力機構(JICA)、NGO、開発コンサルタントといったグローバルなアクターの話とともにSDGs + beyondに関連する取り組みについて一度に聞くことができる絶好のチャンスです。

将来このような場で活躍したい方には、座談会や個別相談の時間もありますので、一歩踏み込んだ相談も可能です。みなさまのご来場をお待ちしています。

開催概要

日時:

2024(令和6)年2月2日(金曜)

  • 第1部 14:00~15:00 セミナー
  • 第2部 15:10~19:30 座談会、個別相談

方法:

ハイブリッド(Zoom)

会場:

大阪大学中之島センター5階(いのち共感ひろば)

対象:

SDGs、国際協力に関心をもち、具体的に取り組みたいと考えている方(高校生・大学生の方も歓迎です。)

主催:

「いのち会議」市民部門、世界銀行、IMF、ECFA

後援:

大阪大学社会ソリューションイニシアティブ、関西SDGsプラットフォーム大学分科会、国際協力機構(JICA)

プログラム

第1部 セミナー
14:00-14:10「いのち会議」の取り組み
14:10-15:00 世界を取り巻く現状と課題そして
各団体(世界銀行、IMF、JICA、NGO、ECFA)の役割

15:00-15:10(10分) 休憩

第2部 グループ座談会、個別相談
15:10-19:30

登壇者及び相談者:

堂目 卓生 (どうめ たくお)氏
大阪大学総長補佐/社会ソリューションイニシアティブ長/
大学院経済学研究科 教授

田和 正裕氏
大阪大学 社会ソリューションイニシアティブ 教授

大森 功一 氏
世界銀行 東京事務所/ 上級対外関係担当官

川瀬 翔平 氏
国際通貨基金(IMF) アジア太平洋地域事務所/エコノミスト

鍛治澤 千重子 氏
独立行政法人国際協力機構(JICA) 関西センター 開発大学院連携課 /課長

栗田 佳典 氏
特定非営利活動法人 関西NGO協議会/ 事務局長・理事

河野 敬子
一般社団法人 海外コンサルタンツ協会(ECFA)
人材育成・研究会・広報業務マネジャー
サステナビリティ推進チームビジネス推進グループ

申し込み方法

事前申し込みが必要です。参加希望の方は、期日までにお申込みをお願いします。

  • 締切:2024年1月31日

※会場の定員を越える場合は、オンラインでの参加をお願いすることがございます。予めご了承ください。


本件にかんするお問い合わせ先

(一社)海外コンサルタンツ協会
担当:河野

  • kono [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください



開催案内「公開フォーラム『適正な再生可能エネルギー利用とは』」2月4日開催(会員・一般)

第19回適正技術フォーラム『適正な再生可能エネルギー利用とは』

近年、カーボンニュートラルな社会への転換が求められる中、国内外で再生可能
エネルギーの導入が進んでいます。日本においては、とくに太陽光発電を中心に
導入が進められ、その結果、電力に占める再生可能エネルギーの割合は2割を超え
ました。

しかしながら、その一方、大規模に導入された再生可能エネルギー施設の環境影響が懸念されるようになってきました。現在の再生可能エネルギー開発は「適正」なのでしょうか?また、「適正」な再生可能エネルギー開発があるとすれば、それはどのようなものなのでしょうか?

今回のフォーラムでは、まず、国内外の再生可能エネルギー導入の現状や、コミュニティー・パワーとしての再生可能エネルギー導入の実際、ならびに欧州における再生可能エネルギーの適正な導入の取り組みについて、各発表者からご報告いただきます。そして、それらをふまえて適正な再生可能エネルギー利用とは何かに関する議論を深めます。

開催概要

  • 日時:2024年2月4日(日曜)14:00-16:50
  • 方法:オンライン開催(Zoom)
  • 定員:80名
  • 参加費:無料
  • 主催:適正技術フォーラム

プログラム

14:00~14:05
オープニング

14:05~14:40
『再生可能エネルギー・国内外の動向』
講師:根本泰行 (ATFJ理事、足利大学教授)

14:40~15:15
『再エネ市民事業の現在地~「市民発電所台帳2023」から』
講師:山﨑求博氏(市民電力連絡会副理事長)

15:15~15:20
休憩

15:20~16:05
『再生可能エネルギー・省エネと適正技術普及・地域発展、欧州のしくみを参考に』
講師: 歌川学氏(産業技術総合研究所 主任研究員)

16:05~16:45 
パネルディスカッション・質疑
モデレーター: 田中直(適正技術フォーラム共同代表)

16:45~16:50
閉会

申し込み方法

適正技術フォーラム会員の方

メールタイトルを「第19回適正技術フォーラム参加申し込み(会員)」として、
お名前明記の上、下記メールアドレスまでメールでお申込み下さい。

一般の方

メールタイトルを「第19回適正技術フォーラム参加申し込み(一般)」として、
お名前、ご所属、メールアドレスを明記の上、下記メールアドレスまでメールでお申込み下さい。

※折り返し事務局よりご参加要領をお知らせいたします。


本件にかんするお問い合わせ先

適正技術フォーラム事務局

  • info[at](* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:03-3875-9286
  • 住所:〒110-0003 東京都台東区根岸1-5-12 井上ビル



開催案内「ローカルでグローバルな挑戦へのお誘い」@広島:2月17日開催(会員・一般)

JICA中国センターでは、「グローバルでローカルな挑戦」と題したトークイベントを広島市内で2月17日13時半から実施します。

対面のみの開催ですが、参加できない方にも冊子「持続可能な未来を創るための国際協力と地方創生:世界も地方も元気にするアクターの協働と共創」の電子データをお送りします。

国際開発学会の地方展開委員会に関連するトピックになります。ぜひ会員の方も一般の方もお気軽にお申込みください。

JICA中国では、これまでの中国地方の国際協力事業関係者に執筆協力いただき冊子「持続可能な未来を創るための国際協力と地方創生:世界も地方も元気にするアクターの協働と共創」を発行しました。

この冊子では、国際協力を実施する方々が(1)どのような経緯・想いで国際協力に関与するに至ったのか、(2)事業や相手国の人々との交流を通じどのような組織的な成長の過程があったのか、(3)国際協力事業を通じ日本の地方の将来に対してどのような示唆を得られたのかを、実践者の言葉でまとめています。

冊子完成を記念して執筆者に登壇いただく、対面でのトークイベント(2月17日開催)を行います。

開催概要

  • 日時:2024年2月17日(土曜)13時30分から15時30分
  • 会場:広島市留学生会館(広島市南区西荒神町1番1号)
  • 主催:JICA中国

トークイベント参加お申込み
(2月17日対面開催・参加無料)

寄稿いただいた方々の中から3名をお呼びして「世界も地方も元気にする」をテーマに、トークイベントを開催いたします。トークイベント終了後には、簡単な交流の時間を予定しています。

登壇者

  • 浜田市世界こども美術館(島根県) 高野訓子 氏
  • 社会福祉法人やすらぎ福祉会(岡山県) 平井尚隆 氏
  • 特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(広島県) 束村康文 氏

電子データ配布お申込み(無料)

電子データで冊子をご希望の方は、申込フォームリンク先よりお申込みをお願いします。2月下旬を目途にメールにて電子データのリンク先をお送りいたします。
ぜひ、ご参加ください。申し込みフォームはこちらです。↓


本件にかんするお問い合わせ先

JICA中国市民参加協力課(斎藤・藤田)

  • 電話番号:082-421-6305



大学院入試情報「国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)UNU-IAS Postgraduate Degree Programmes」修士:2月25日・博士:3月3日締切

この度、2024年9月入学の国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)修士、博士課程への募集が始まりましたのでお知らせします。

UNU-IAS大学院プログラムの概要

修士課程サステイナビリティ学

2年間の本修士課程では、自然科学、社会科学、人文科学を融合させた学際的なアプローチを通して、サステイナビリティに関する課題の解決に貢献するために必要な知識と技術を身に付けることができます。

本プログラムはサステイナビリティに関連する分野で国連機関やその他の国際機関、政府関係機関、国際NGOや市民団体、民間企業等において活躍できる人材を育成することを目的としており、新規学卒者、社会人、実務者を対象としています。

  • 出願締め切り:2024年2月25日
  • アカデミックイヤー: 2024年9月始まり

プログラムの構成、言語、出願要件、学費などの詳細は、こちら
(#overview)からご確認ください。

博士課程サステイナビリティ学

3年間の本博士課程では地球上で起こっている様々な変化にも目を向けながら、革新的なアプローチを用いてサステイナビリティに関連する課題への理解を深めることを目指しています。

プログラムを通してサステイナビリティについての包括的かつ学際的な知識だけではなく、気候変動や生物多様性など地球変動に関する環境の持続可能性についても知見を深めることができます。

  • 出願締め切り:2024年3月3日
  • アカデミックイヤー: 2024年9月始まり

プログラムの構成、言語、出願要件、学費などの詳細は、こちら
(#overview)からご確認ください。


本件にかんするお問い合わせ先

国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)

  • #contact



開催案内「誰一人取り残さないサーキュラ―エコノミーに向かって」1月31日開催(会員・一般)

みんなのSDGs 2023年度第2回セミナー
「誰一人取り残さないサーキュラ―エコノミーに向かって~社会やひとの視点からみた食と農の課題~」

1. 背景

みんなのSDGsでは、今年度、環境・経済・社会にまたがるテーマとして、サーキュラ―エコノミー(循環経済)と社会的連帯経済をとりあげ、連続でセミナーを開催しています。

2023年10月に開催した前回のセミナーでは、「誰一人取り残さないキュラーエコノミーに向って ~社会やひとの視点からみた社会的連帯経済~」と題して、二つのアプローチの基本を学び、関連する「社会やひと」に関わる課題について議論しました。

今回は、食と農に関するサーキュラーエコノミーに焦点をあて、社会やひとの視点から考えます。

サーキュラ―エコノミーが、大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とした従来の経済システムに代わる新たな考え方として注目されるなか、食と農の分野では、環境負荷を最小化しながら、人口増加に見合う食料生産と公正な分配や、食と農を担う人たちの暮らしの確保を実現していくことが求められます。

そのためには、科学技術を推進するだけでなく、生産、加工、流通、販売、消費、廃棄等に関わるあらゆるステークホルダーが価値観、行動、仕組みをリニューアルし、ライフスタイルを変えていく必要があると指摘されています。

今回のセミナーでは、食と農のサーキュラーエコノミーの概要について学び、地域での実践事例をもとに、ライフスタイルを含めた社会やひとの課題について考えます。

2. 目的

(1) 食と農に関するサーキュラ―エコノミーの動向について理解する
(2) 地域での実践事例をもとに、食と農に関するサーキュラ―エコノミーをめぐる「社会」「ひと」に関わる課題について考える

3. 開催日時と形式

    • 日時:日時:2024年1月31日(水曜)18:30 – 20:30
    • 方法:Microsoft Teamsオンラインセミナー
    • 主催:みんなのSDGs 国立国際医療研究センター 国際医療協力局

プログラム

第一部:プレゼンテーション

1) 食と農に関するサーキュラーエコノミーの概要と持続可能なライフスタイル
  • 渡部厚志氏:地球環境戦略研究機関(IGES)持続可能な消費と生産領域 プログラムディレクター
2) 地域から食と農の循環をつくる
  • 岡田光氏、高橋由紀子氏、浜絵里子氏: 量り売りとまちの台所 野の 運営メンバー

第二部:パネルディスカッション

パネリスト:
  • 渡部厚志氏(地球環境戦略研究機関)
  • 岡田光氏、高橋由紀子氏、浜絵里子氏(量り売りとまちの台所野の)
  • 手島祐子氏(三祐コンサルタンツ)
コメンテーター:
  • 大橋正明氏(SDGs市民社会ネットワーク)

申し込み方法

ご参加希望の方は、右記リンクからお申込み下さい。


本件にかんするお問い合わせ先

みんなのSDGs 国立国際医療研究センター
国際医療協力局 藤田雅美

  • mfujita [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



団員募集:パラオへの「ジュニア大使」1月29日締切

第36回春期 ジュニア大使友情使節団パラオ班・団員募集

一般社団法人国際フレンドシップ協会(IFA)では、「ジュニア大使友情使節団・パラオ班」団員を募集しています。

以下、ご案内しますので、ご知友等でご興味おありの方に、是非、ご紹介ください。

募集要項

  • 期間:2023年3月28日(木曜)~4月3日(水曜)
  • 対象:小学4年生以上20歳未満の健康な男女児童・生徒
  • 旅行代金:57万4000円(燃油サーチャージ、出入国税等は別途)
  • 募集締切:2024年1月29日(月曜)
  • 事前説明会:2024年1月27日(土曜)14:00~15:00 オンライン
    (事前説明会・申し込みフォーム:

◆ジュニア大使友情使節団 パラオ班の特色

  • 日本国大使館・パラオ政府機関を表敬訪問します(予定)
  • ホームステイは、本使節団の趣旨を良く理解した地元政府 関係者や学校関係者等の家庭なので初めての海外の人でも 安心して参加できます
  • 地元の学校を訪問し生徒たちと交流します
  • パラオの美しい島々で「平和学習」や「自然環境学習」をおこないます
  • 大自然の中でのバンガロー泊やホームステイを体験できます
  • IFA講師で海外経験豊富な団長が引率します。英語に自信の ない人でも安心して国際交流ができます

◆応募方法:

当協会HPから申し込みフォームにご記入ください。
(詳細下記HP参照)


本件にかんするお問い合わせ先

一般社団法人国際フレンドシップ協会
ジュニア大使担当

  • junior-ambassadors [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:03 – 3582 – 3021 (平日 9:30~17:30 土日祝休み)



参加募集「【第8回】STATAによるデータ分析の演習」2月15日開催(会員・一般)

【第8回】プロフェッショナル統計分析ワークショップ(応用編):STATAによるデータ分析の演習

テキスト入力ゼロで、メニューバーから選択&クリックのみで実施します
STATA Data Analysis : No text command but point & click from the Menu bar.
atastatistical-analysis-worksh

STATAは社会科学分野で統計分析の標準的なソフトとして認識されています。その
STATAで、テキスト入力ゼロで、メニューバーから選択&クリックのみの操作方法と出力結果の読み方を演習します。

開催概要

  • 日時:2024年2月15日(木曜)15:00-17:00
    その後、1時間程度、STATAによる構造方程式モデリング(SEM)の演習を実施しますので希望者はご参加いただけます。
  • 会場:Zoomで実施
  • 定員:30名(最小開催人数10名)
  • 言語:日本語
  • 参加費:5,000円
  • 主催:国際開発センター(IDCJ)評価部

プログラム

【インストラクター】

佐々木亮・ウエスタンミシガン大学評価学博士(Ph.D.)

【方法】

STATA18ショートコース版を事前にインストールしていただきます。これはSTATA18そのものですが、30日間の期間限定版です。申込受付完了後に、事前にダウンロード先とパスワードをお送り致します。

【テキスト】

PDF(パスワード付き)をメールでお送りしますので、印刷してお手元にご準備ください。

【使用するOS】

WindowsあるいはMacどちらのパソコンでも結構です。

【参加条件】

「プロフェッショナル統計分析ワークショップ」を修了された方。もしくは同等の知識を有する方。同ワークショップのプログラムはこちらをご覧ください。
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申し込み方法

下記「お申し込み」ボタンよりPeatixのサイトを開いてお申し込み、お支払いください。
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【申込期日】

2024年2月9日(金曜)17時
定員になり次第締め切りとさせていただきます。


本件にかんするお問い合わせ先

国際開発センター(IDCJ) 評価部
主任研究員 佐々木亮

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:03-6718-5932
  • FAX番号:03-6718-0910
  • 住所:〒108-0075 東京都港区港南1-6-41 芝浦クリスタル品川12階



開催案内「第13回ふくしま学(楽)会・第9回1F地域塾」1月28日開催(会員・一般)

第13回ふくしま学(楽)会・第9回1F地域塾

趣旨・目的:

2011 年 3 月の東日本大震災・福島原発事故から 13年が経過しようとしています。2023 年4月には、福島復興の基本理念・創造的復興の「知の拠点」として構想された福島国際研究教育機構(F-REI)が浪江町に開所し、8月には1F(福島第一原子力発電所)からの ALPS 処理水の海洋放出が開始され、年度内を目標とする2 号機からの燃料デブリの試験的取出しの準備が進められています。

2017 年 5 月に正式開所した早稲田大学ふくしま浜通り未来創造リサーチセンター(当初名称は、ふくしま広野未来創造リサーチセンター)は、長期的・広域的な観点から、福島の復興と廃炉について、地域社会とともに調査研究を行なってきました。

2019 年 1 月には、2050 年の持続可能な福島浜通り地域の構築に向けた「ふくしま浜通り社会イノベーション・イニシアティブ構想(SI 構想)」を提案し、(1)1F廃炉の先研究会:1F 廃炉の将来像と 1F 廃炉プロセスの地域資源化の調査研究や1F 地域塾の開催、(2)創造的復興研究会:社会イノベーションを核とした創造的復興による持続可能な浜通り地域の将来像の調査研究という 2 つの研究会活動を展開しています。

こうした研究会活動と並行し、世代を超えて、地域を超えて、分野を超えて、福島の復興と廃炉について共に考える「対話の場」として「ふくしま学(楽)会」を開催しています。また、2022 年 7 月には、ふたば未来学園と協力協定を締結し、中学生・高校生や地域社会、NPO・地域組織、国や地方行政、大学・研究機関などの多様な人々による「対話の場」=「学びの場」として 1F 地域塾を設置し、1F 廃炉の将来像を議論しています。さらに、科学と政治と社会が協働して福島復興を共に考える福島再生塾を、2024年春の設立を目指して準備を進めています。

第 13 回ふくしま学(楽)会では「創造的復興に向けたさらなる協働」をテーマに、上記の多様な活動相互の繋がりを確認し、福島における創造的復興に向けたビジョンの共有について大いに議論したいと思います。

開催概要

  • 日時: 2024 年 1 月 28 日(日曜)11:00 – 18:00
    (11:00-12:45の寒ヒラメの昼食会、15:30-18:00の第9回1F地域塾との協働開催)
  • 方法:ハイブリッド(Zoom)
  • 会場:ふたば未来学園中学校・高等学校(福島県広野町)+オンライン(Zoom)
  • 主催:早稲田大学ふくしま浜通り未来創造リサーチセンター・ 早稲田大学レジリエンス研究所(WRRI)
  • 共催:福島県広野町(予)・ふたば未来学園中学校・高等学校

プログラム

開会にあたって
松岡俊二(早稲田大学ふくしま浜通り未来創造リサーチセンター・センター長、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科・教授)

11:00-12:45
第1部 処理水の海洋放出と福島の漁業を語る会
寒ビラメを食べる会 
モデレータ:崎田裕子(1F地域塾・副塾頭)、新妻竹彦(1F地域塾)

13:00-15:15
第2部 第13回ふくしま学(楽)会

総合司会: 森口祐一(国立環境研究所・研究担当理事、1F地域塾・副塾頭)

13:00–13:10
開会挨拶:
遠藤 智(福島県広野町・町長)
郡司 完(福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校・校長)

13:10-14:00
ふくしま浜通り未来創造リサーチセンターの諸活動の系譜

13:10-13:20
ふくしま学(楽)会の歩み

13:20-13:35
1F 廃炉の先研究会と1F地域塾の歩み
井上 正(電力中央研究所・名誉研究アドバイザー)

13:35-13:50
創造的復興研究会の歩みと福島再生塾の設立に向けて
辻 岳史(国立環境研究所福島協働研究拠点・主任研究員)+遠藤秀文(株式会社ふたば・社長)

13:50-14:05
次世代との協働:1F学生会議の報告
大野千夏(早稲田大学アジア太平洋研究科・修士)

14:05-14:20
質疑応答

14:20-15:10
創造的復興に向けた取り組みと協働

14:20-14:35
震災・原発事故被災地の復興デザイン
窪田亜矢(東北大学大学院都市・建築学専攻・教授)

14:35-14:50
国立環境研究所福島協働研究拠点における取組み
林 誠二(国立環境研究所福島協働研究拠点・研究グループ長)

14:50-15:10
総合討論

15:10–15:15
閉会挨拶
森口祐一(国立環境研究所・研究担当理事、1F地域塾・副塾頭)

15:30-18:00
第3部 第9回1F地域塾 

1号機のオペフロの外周鉄骨から考える1F事故遺構保存の可能性
司会:小磯匡大(1F地域塾・副塾頭、ふたば未来学園・教諭)

15:30-15:40
第9回1F地域塾の「対話の場」=「学びの場」の目的
松岡俊二(1F地域塾・塾頭)

15:40-15:50
高校生の報告

15:50-16:00
東京電力の報告

16:00-17:10
グループの「対話の場」

17:10-18:00
総合討論

申し込み方法

参加申込みは以下の Web サイトから行ってください。


本件にかんするお問い合わせ先

早稲田大学レジリエンス研究所(WRRI)

  • e-mail jyuten-fukkou@(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:
    0240-27-2111(福島県広野町総務課 担当:大和田 徹)
    03-5292-3526 (早稲田大学ふくしま浜通り未来創造リサーチセンター事務局)



アジア・アフリカ研究所「公開研究会・シンポジウム」1月20日開催(会員・一般)

<公開研究会・シンポジウム>
ガザ・ウクライナ等の虐殺・戦争を超えて―非軍事の人類社会を展望する

ウクライナでの戦争が継続し、日本や欧米諸国の軍事費が倍増、急増する。

核兵器使用がほのめかされ、ロシア、中国の脅威を煽る発言が飛び交う。

地中海に派遣された米軍空母が見守り、イスラエル軍がガザの子ども、住民虐殺を続ける。

ガザの虐殺以前に書かれた、戦争と虐殺で儲ける仕組みに迫る雑誌特集論文の筆者たちに、その後の事態も含めて語っていただきます。

参加者も含めて、人類社会の大転換を展望する、議論をします。

開催概要

  • 日時:2024年1月20日(土曜) 13:30~18:00
  • 方法:会場参加およびZOOMも併用(ハイブリッド方式)
  • 会場:法政大学市ヶ谷キャンパス大内山校舎・Y501教室
  • 主催:NPO法人 アジア・アフリカ研究所

プログラム

趣旨説明「戦争と虐殺で儲かる仕組みをどう変えるか?―国境なき市民社会SDGs達成投資ファンド創設」

岡野内正(法政大学)

報告1「開発協力大綱改正に関する市民社会の動き―非軍事原則を巡っての交渉のプロセス」

重田 康博(宇都宮大学)

報告2「核管理体制の矛盾―ロシアのウクライナ侵攻の問いかけるもの」

太田 和宏(神戸大学)

報告3「グローバルな「悪徳商売」としての現代戦争―軍事産業、刑務所産業、ゲーム産業の事例から」

中村 理玄(法政大学・院)

参考文献

『アジア・アフリカ研究』第63巻第4号、2023年10月、特集「非軍事の人類社会を展望する」

参加方法

申し込みの必要はありません。会場あるいはZOOMに直接、おいでください。

ZOOM情報は下記の通りです。

  • ミーティング ID: 831 7216 8146
  • パスコード: 594966

本件にかんするお問い合わせ先

NPO法人 アジア・アフリカ研究所事務局 
鰐部行崇・岡野内正(otadashi [at] )

  • aaken [at] , [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:03-5972-4740



Jan 16 (Tue) AUDA-NEPAD and the JICA Ogata Research Institute Joint Webinar: Industry Engagement in TVET (General Public)

For information and registration

The JICA Ogata Research Institute and AUDA-NEPAD Policy Bridge Tank Programme, will jointly host a webinar, with a focus on the development of industrial human resources (HRD).

The development of human resources that align with labor market demands is a crucial priority for many countries, particularly in Africa where addressing youth employment is high on the agenda. Japan has a wealth of experience in supporting industrial HRD in developing countries, which includes the capacity development of TVET institutions for industry linkages. In this context and based on the research at the JICA Ogata Research Institute, we would like to share two East Asian examples: (i) promoting industry engagement in Vietnam; and (ii) learning and localizing industrial technologies in Thailand.

Recognizing the critical need to generate productive employment opportunities for Africa’s burgeoning youth population, we cordially invite you to join our webinar discussion. We believe that the experiences from East Asia will provide valuable insights and contribute to the co-creation of practical knowledge for industrial development in Africa. Your
participation will undoubtedly enrich the conversation and we look forward to your valuable contributions.


Contact

JICA Ogata Sadako Research Institute for Peace and Development
(Ms. Yoonjung Kim)

  • E-mail:dritrp [at] (replace [at] with @)



採用公募「ハンセン病対策プログラムオフィサー」3月31日締切

笹川保健財団より、下記ポジションの職員の募集をご案内します。

募集内容をご確認のうえ、ご希望の方はご応募ください。

募集期間内であっても、採用が決まり次第、予告なく募集を締め切る場合がございますのでご了承ください。

募集要項

募集人数

2名

募集期間

2023年12月-2024年3月31日まで

事業部 ハンセン病対策 プログラムオフィサー

世界レベルでのハンセン病の制圧と社会的課題解決のため、各国政府要人との面談設定、国際機関、NGO等との連携、世界メディアへの広報活動、国際会議の開催などに係る業務です。

募集内容

応募書類(Excel) 履歴書 / 職務経歴書・その他スキル


本件にかんするお問い合わせ先

財団法人笹川記念保健協力財団
職員採用事務担当:総務部 中村

  • shf_saiyo2 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



開催案内「世界銀行総裁アジェイ・バンガとの対談(Fireside Chat with World Bank President Ajay Banga)」1月23日開催(会員・一般)

Fireside Chat with World Bank President Ajay Banga

世界銀行総裁の来日に当たり、東京大学未来ビジョン研究センター・世界銀行(東京事務所)は、「世界銀行総裁アジェイ・バンガとの対談(Fireside Chat with
World Bank President Ajay Banga)」を開催します。

皆様のご参加をお待ちしております。

開催概要

  • 日時:2024年1月23日(火曜)12:00~13:00
  • 会場:東京大学本郷キャンパス伊藤謝恩ホール(伊藤国際学術研究センター地下2階)東京都文京区本郷7-3-1(本郷三丁目駅から徒歩8分)
  • 対象:学生・一般
  • 言語:英語のみ
  • 参加費:無料
  • 主催:東京大学未来ビジョン研究センター・世界銀行(東京事務所)

対談相手

石井菜穂子教授
東京大学未来ビジョン研究センター・グローバル・コモンズ・センター・ダイレクター

司会

飯田敬輔院長
東京大学公共政策大学院

申し込み方法

以下のURLよりお申し込みください。


本件にかんするお問い合わせ先

東京大学 未来ビジョン研究センター 
グローバル経済リスクの分析と政策研究ユニット事務局

  • ifi_tg [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:03-5841-1708



参加募集「ユネスコウィーク2024」1/19~21開催(会員・一般)

ユネスコウィーク2024
「共に創造する未来 ~ユネスコ活動によるアプローチ~」

ユネスコ未来共創プラットフォーム事務局(ユネスコ・アジア文化センター:ACCU)では、今年度も「ユネスコウィーク」を開催します。

ユネスコとユネスコの活動についての知識を深めたいと考えるユースや、地域のユネスコ活動を主導する関係者の方々、持続可能な開発目標(SDGs)の実現へ向けてパートナーシップの強化に取り組む実務者まで、幅広い層の方々からのご参加をお待ちしております!

開催概要

  • 日時:2024年1月19日(金曜)~21日(日曜)
  • 会場:国立オリンピック記念青少年総合センター ※Web配信あり
  • 参加費:無料
  • 主催:文部科学省、日本ユネスコ国内委員会、公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター
  • 共催:国連教育科学文化機関(UNESCO)(予定)

イベント詳細

国際シンポジウム「共に創造する持続可能な未来」

  • 日時:2024年1月19日(金曜)18:00~19:30
  • 言語:日本語・英語(同時通訳)
<内容>

「共に創造する未来」を考える上で、どのような分野横断的な取組が有効なのか-国内外の実践事例をもとに議論を深めます。

基調講演者にはDzulkifli bin Abdul Razak氏(マレーシア国際イスラム大学学長)をお迎えします。ESDに関する様々な国際会議で登壇経験をお持ちのRazak氏の講演を、日英同時通訳でお聞きになる大変貴重な機会です。

第15回ユネスコスクール全国大会「未来のユネスコスクールを考える-ASPnet70周年を迎えて-」

  • 日時:2024年1月20日(土曜)9:30~17:00
  • 言語:日本語 ※一部日英同時通訳の分科会を含みます
<内容>

ユネスコスクールの意義・役割や国内外のユネスコスクールをめぐる動向について学び、また優良事例の共有や関係者間の交流を図ります。

特に今回はユネスコスクール発足 70 周年の節目として、これまでのユネスコスクールの歴史や成果・課題を振り返り、今後を展望するような内容となっています。

ユースフォーラム「ユースによる『未来への宣言』〜ユネスコ活動から考える気候変動〜」

  • 日時:2024年1月21日(日曜)10:30~16:00
  • 言語:日本語
<内容>

気候変動に焦点を当て、ユネスコ活動を通じた気候変動問題への対応及びユース世代が果たすべき役割について再考します。

また、「未来への宣言」策定へ向けた参加型ワークショップも実施しますので、若者の声を届けるべく、是非ユース世代の積極的なご参加をお待ちしています。

当日は、兵庫県芦屋市の髙島市長からもオンラインの応援メッセージをいただきます!!

申し込み方法

特設サイトよりお申込みください


本件にかんするお問い合わせ先

公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)

  • education [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:+81-3-5577-2852
  • FAX番号:+81-3-5577-2854



参加募集「評価入門:プロジェクト評価の基本的プロセスを学ぶ・事前評価を 中心に」1月20日開催(会員・一般)

国際協力と地域づくりの融合を推進している「グローカルな仲間たち」では、これまで国際協力で活用されるツール群を国内事例で紹介する研修をしてきました。

今回は「評価の実務を体験する」をテーマに勉強会を以下のとおり開催いたします。

開催概要

  • 日時:2023年1月20日(土曜)10:00 -17:30 (懇親会18:00- 20:00)
  • 方法:ハイブリッド(オンラインはZoomを使用)
  • 会場:リアル会場(都内JR王子駅最寄り)
  • 定員:最少人数5名~最大12名
  • 参加費:5000円 テキスト代込み(フルタイム学生 500円)
  • 主催:グローカルな仲間たち

主な内容

*予定です

1 評価の設計

  • 評価の目的の確認・評価の視点・ロジックモデルによる対象の把握
  • 指標の設定 – 評価質問の設定–質的データと量的データ
  • データ提供者=サンプル(演習: 自分の事業をロジックモデルで整理)

2 質的データの収集と分析

  • インタビュー -グループディスカッション
  • ワークショップ(グループアプローチ)
    – その他: GPS/GIS/ PRA/ - マトリックス法 - ストーリー分析 - カテゴリー分析 - 統合分析(グランデッドセオリー)(演習: インタビューの実践)

3 量的データの収集と分析

  • データベース  – アンケート  – モバイルの活用  – テスト
  • データの集約(平均と分散) – データ間の比較(t分析、カイ分析)
  • データ間の連関(相関、回帰分析) – 構造共分散分析(SEM)
    (演習: 自分の事業でアンケート作成/集計体験)

4 考察と結論

  • 報告書の構成 - 報告書の作成  – 振り返り

懇親会もあります。(参加者による交流を目的としてます。)

進め方:

評価をみんなで実際に手や体を動かして実践します。評価の理論と演習を通じ
て、評価のプロセス(評価の企画から報告書までの流れ)を体験します。一日ですので、広く浅く、プロセス=流れの全体を把握することに主眼を置きます。

今回は評価の中でも、一番最初に行う評価である「事前評価」を題材に行います。年の初めに合わせて、各自の今年達成したいことをプロジェクトに見立てて、実行前の事前評価(=見直しと改善)をします。評価という有益な知識だけでなく、評価を通じて計画をブラッシュアップするリアルなプロセスを体験できます。

応募資格:

評価の実務について知りたい方、または評価の基礎を再度学びなおしたい方。理論
よりも実務が中心です。パソコンのレベルとしては、ExcelやWordを使える方。
(ExcelでSumやAverageを使ったことがある、意味がわかる、レベル)

講師:

三好崇弘

有限会社エムエム・サービス 代表取締役。「グローカルな仲間たちGLFP」主催。宮城大学客員教授 NPO法人PCM TOKYO監事

加えて、評価に詳しく、みなさんを優しく導くファシリテーターも参加します。

応募方法などは、以下のページから、応募リンクをクリックして必要事項をご記入ください。

原則として先着順としますが、志望動機や参加条件なども考慮します。

詳しくは、ウェブをご覧ください。


本件にかんするお問い合わせ先

グローカルな仲間たち 三好崇弘

  • htt0120-.jp/
  • miyoshi1970[at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)