『グローバル化の中の足尾銅山開発の光と影』研究部会(2026年8月)
『グローバル化の中の足尾銅山開発の光と影』
本研究部会は、第25回国際開発学会春季大会の企画セッション・エクスカーションを受けて、グローバル化に直面する足尾銅山開発に注目し、市民社会としての住民団体の活動目的やその内容を把握し、企業や行政との関係性も考慮しながら「光」と「影」との向き合い方を整理し、行政、企業、住民団体の「光」と「影」への向き合い方から、足尾および渡良瀬川周辺地域における公共圏の形成の特異性を明らかにすることを目的に、2025年度から活動を開始した。
26年度の研究部会の活動は、5月15日(金)と5月16日(土)の2日間栃木県日光市で事前学習会、足尾銅山でフィールドスタディを実施した。15日の1日目事前学習会(日光市公民館2階視聴覚室)では、講師に赤上剛氏をお招きして講演会「田中正造の国家による鉱山開発に対する思想」を開催した。夜の夕食会には星野茂氏(松木村末裔)も参加して行われた。16日2日目は、朝東武日光駅集合後マイクロバスで移動し、午前には中国人・朝鮮人慰霊碑、古河グループの足尾銅山記念会を回り、昼食後、午後にはNPO「森びとプロジェクト」の案内で松木村に入村し、銅山周辺の煙害後に植林して再生した山々をフィールドワークし、帰路についた。
また、本研究部会の中間報告として、6月27日の春季大会(明治学院大学)において、企画セッション「持続可能な開発のための鉱山開発を起因とした環境汚染と健康被害への取組み(Combating Environmental and Human Health Hazards Caused by Mining for Sustainable Development)」を行い、4人の会員が報告し、3名がコメントした。
『グローバル化の中の足尾銅山開発の光と影』研究部会
重田康博
