京滋支部(2024年2月)

代表メンバー(第12期:2024年度)

支部長

渡邉 松男(立命館大学)

副支部長

斎藤 文彦(龍谷大学)

幹事

山田 翔太(立教大学PD)


2024年度の支部活動スケジュール

  • 若手研究者を対象とする研究成果・計画報告会(秋・春)
  • 研究会、シンポジウムの開催
  • 支部による調査・研究の実施
  • 当該地区の国際開発・協力に関わる人材の連携強化と情報共有
  • その他、必要な活動

女性会員、外国人会員、若手研究者(若手正会員)の活動奨励策

若手研究者の春季大会・全国大会への発表と大学の枠を超えた研究協力を促すことを目的に、研究成果・計画報告、交流会を実施している。

2023年度は4月23日(日曜)に京都大学にて、学生会員(博士前・後期課程)およびPD、助教レベルの会員による15の研究成果および中間報告が行われた。

特に関東地区の学生会員数名が対面で報告を行うなど、地域を問わず会員に研究成果の機会を提供する形となった。

外国人会員の活動については、京滋支部地域の各大学院所属の留学生に対し入会勧誘を行い、上記報告会への参加、発表を促している。

4月の報告会では、8件の発表が外国籍会員によるものであった。


京滋支部
支部長:渡邉松男(立命館大学)




報告募集「京滋支部・研究報告会」4月5日締切(会員・一般)

京滋支部では、研究(計画)発表・交流会を下記の日程で開催を予定しております。

研究成果に加え、中間発表(たとえば研究テーマ、背景、意義、研究仮説、予想される結論・政策提言など)も歓迎いたします。

若手・院生会員の全国大会発表に向けた準備を後押しし、また外国人留学生と日本人研究者の研究交流の促進も企図しています。ぜひふるって応募ください。

開催概要

  • 日時:2024年4月20日(土曜) 13:30-17:30
  • 方法:ハイブリッド(オンライン参加のURLは追って参加者に連絡します)
  • 会場:立命館大学朱雀キャンパス(JR・地下鉄 二条駅)
  • 言語:日本語/英語

発表時間:

一人あたり15分程度(応募者数によります)の発表と意見交換10-15分を予定しています。

募集期限:

2024年4月5日(金曜)23:55

応募方法:

報告概要(300〜400字、または英200-250語程度)、およびJELコードまたはキーワード(3から5個)を以下のGoogleフォームに提出

Keiji Branch, Call for research report

JASDI Keiji (Kyoto, Shiga) will have a research conference and exchange
(in-person/online).

This is intended to assist young researchers and graduate students to
prepare for his/her presentation in the JASID annual conferences, plus to
facilitate exchange between foreign students and Japanese scholars and
researchers.

Date: April 20, 2024, Saturday, 13:30-17:30
Venue: Ritsumeikan Suzaku Campus (JR/Kyoto Subway NIJO Station)
(In-person/Online)

Language: Japanese/ English
Presentation: 15 minutes (depending on # of presentors) followed by 10-15 miniute Q&A per presentation.

Deadline: 5 April 2022 (Fri) 23:55
Submit your abstract (about 200-250 words) and JEL codes/3-5 key words at

E-mail: @

※We welcome applications from researchers and graduate students of various backgrounds.


本件にかんするお問い合わせ先

JASID 京滋支部
渡邉松男(京滋支部長:立命館大学)

  • [at](* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



[BO-3] 京滋支部

支部長:渡邉松男(立命館大学)

歴史的な背景から京都・滋賀地域には国際協力、開発問題に関する教育、研究を行う大学が集中しており、それら研究者・実務家が独自の集積を形成しているものの、必ずしもそのことが国際開発学会の活動の発展・拡大として表れていない。

本支部は、京都・滋賀の両府県にキャンパスを有する立命館大学、さらに龍谷大学、同志社大学、京都大学、加えて必要に応じ大阪府などの近隣府県の個人、団体とも協力・連携することで、本地域における開発・国際協力に関心を有する幅広い層を対象に、情報共有、議論、調査・研究促進のための機会を提供することを目指すものである。

また上述のとおり当地域には大学が多く立地することを踏まえ、域内外の若手研究者の交流と研究発表の機会を提供することも、本支部の重要な役割であると考える。

そして、この地域に足場を置いた支部活動を展開することによって、国際開発学会の活動の活性化、プレゼンス向上、また会員増も期待することができる。

従来、関西地区では神戸大学大学院国際協力研究科を中心に組織された関西支部が活発な活動を行ってきた。しかし、神戸と京都・滋賀間では物理的な距離が制約となり頻繁な交流が困難であったことも確かである。

今回の本支部の開設により、例えば人材育成委員会、社会連携委員会の活動などで関西支部とも協働しながら近畿地方全域の学会活動の活性化への貢献が期待される。

京滋支部へのお問い合わせ窓口

  • [at](* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
関連情報



京滋支部(2023年11月)

2023年度の京滋支部の活動は以下のとおりです。

京滋支部研究報告会

2023 年4月23日(日曜)、京都大学稲盛財団記念館にて、若手研究者を対象にした研究報告会をハイブリッドで開催しました。

当日は、学生会員(博士前・後期課程)および PD、助教レベルの会員による 15 の研究成果および中間報告が対面で行われました。

本年の特徴として、関西圏だけでなく、関東地区の学生会員数名が学会の交通費助成を利用し対面で報告を行いました。所属大学の地域を越えて、若手研究者に研究成果や進捗状況を共有する機会を提供し、互いに議論し交流する場となりました。

これも支部の重要な役割の一つと認識しています。

京滋支部研究会

2023年6月24日(土要)、「アフリカ・アジアにおけるものづくり研究部会」との共催で、研究会を京都大学稲盛財団記念館にてハイブリッドで開催しました。

当日は、同研究部会および京滋支部からそれぞれ一つずつ発表を行いました。京滋支部として江崎グリコ株式会社尾崎隼人氏を招き、「ガーナにおけるブラックソープの製法とオペレーション改善」をテーマに発表してもらいました。

尾崎氏が海外青年協力隊員として赴任時に撮影したビデオも交えたブラックソープの製造過程、生産現場のカイゼンによる効率化の紹介と、製造過程で生じる廃棄物の再利用という環境配慮への含意も示されました。

本発表は「アフリカ・アジアにおけるものづくり研究部会」のテーマにも通じるもので、発表に続く質疑応答では活発な意見交換がなされ、相互にとって有意義な研究会となりました。

なお本支部では、2023年度から、龍谷大学斎藤文彦会員が副支部長に就任しました。

京滋支部
支部長:渡邉松男(立命館大学)




京滋支部(2023年8月)

既報のとおり、2023 年4月23日(日曜)に京都大学稲盛財団記念館にて、京滋支部研究報告会をハイブリッドで開催した。

当日は、学生会員(博士前・後期課程)および PD、助教レベルの会員による 15 の研究成果および中間報告が対面で行われた。

特に関東地区の学生会員数名が対面で報告を行うなど、京滋地域を越えて若手研究者に研究成果の機会を提供する形となった。

また 8 件の発表が外国籍会員によるものであった。

また6月24日(土曜)には、ものづくり研究部会との共催で、研究会を京都大学稲盛財団記念館にてハイブリッドで開催した。

京滋支部としては、江崎グリコ株式会社尾崎隼人氏による発表「ガーナのブラックソープガーナにおけるブラックソープの製法とオペレーション改善」を企画した。

発表では、尾崎氏が海外青年協力隊員として赴任時に撮影したビデオも交えたブラックソープの製造過程、また生産現場のカイゼンによる効率化、また原料となるカカオ生産時の環境への含意も示された。

発表に続く質疑応答では活発な意見交換がなされ、有意義な研究会となった。

京滋支部
支部長:渡邉松男(立命館大学)




京滋支部(2023年5月)

2023年度活動予定

京滋支部は、4月23日(日曜)、2023年度第1回研究報告会を、京都大学稲盛財団記念館(およびオンライン)にて実施します。

本報告執筆時点で15名の発表応募を得ており、準備作業を進めています。次回のニューズレターでこの会の実施内容を報告します。

また、6月には「アフリカ・アジアにおけるものづくり」研究部会と共催で、研究会を予定しております。詳細は追って学会メーリングリストでご案内いたします。

京滋支部
支部長:渡邉松男(立命館大学)




報告募集「京滋支部・研究報告会」4月23日開催(会員限定)

京滋支部では、研究(計画)発表・交流会を下記の日程で開催を予定しております。

研究成果に加え、中間発表(たとえば研究テーマ、背景、意義、研究仮説、予想される結論・政策提言など)も歓迎いたします。

特に若手・院生会員の全国大会発表に向けて準備を後押しし、また外国人留学生と日本人研究者の研究交流の促進も企図しています。ぜひふるって応募ください。

開催概要

  • 日時:2023年4月23日(日曜) 13:00-17:00
  • 場所:京都大学稲盛記念財団会館(神宮丸太町)Google Mapリンク:
    (対面/ハイブリッド:オンライン参加のURLは追って参加者に連絡します)
  • 報告言語: 日本語/英語
  • 発表時間:一人あたり10-15分の発表と意見交換10-15分を予定しています。
  • 募集期限:2023年4月7日(金曜)23:55

応募方法

報告概要(300〜400字、または英200-250語程度)、およびJELコードまたはキーワード(3から5個)を以下のGoogleフォームに提出


本件にかんするお問い合わせ先

JASID 京滋支部
渡邉松男(京滋支部長:立命館大学)

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



京滋支部(2023年2月)

2023年度活動予定

京滋支部では、今年度から斎藤文彦会員(龍谷大学)が副支部長に就任しました。支部長は渡邉が引き続き担当し、以下の活動を計画しています。

まず研究報告会を春、秋(それぞれ4月、9月を念頭)に開催することを予定しています。若手研究者に発表と交流の機会を提供し、全国大会の報告に繋がることを企図しています。

また夏には、生産現場見学会を実現したいと考えています。京都・滋賀地区には様々な形態、規模の工場、工房などが立地しています。留学生を含む学生会員などがこれらの生産活動の現場を視察することで、途上国のものつくりに対する含意を得ることを期待しています。

京滋支部
支部長:黒川清人(立命館大学)




京滋支部(2022年11月)

2022年度活動報告

本年度はまず支部長を含む支部体制の交代を行いました。その引き継ぎ作業と共に、コロナ禍およびポストコロナ禍における支部の活動のあり方について打ち合わせを重ねました。

たとえば過年度オンラインで実施した長浜市の町興しプロジェクトのセミナーを参照し、オンラインでは多様な参加者を得られるメリットを認識しつつも、より深い議論が対面方式では期待できることに注目しました。従って支部で実施する催し、たとえば研究交流会はなるべく対面で実施する方針を掲げました。

その研究報告会ですが、既報のとおり5月15日(日曜)、キャンパスプラザ京都にてハイブリッド形式で開催しました。当日は、外国人正・学生会員の報告応募を得ることができ、9つの研究成果および研究計画(うちオンライン2件)が報告され、京都および滋賀地域から23名(会場21名、オンライン2名)の参加者を得ました。久しぶりの対面形式を含む研究会であったところ、期待されたとおり活発な議論を行うことができました。

また、京滋地域の90余名の会員のなかで、より多くの会員に支部の活動に参加してもらうという趣旨で、会員情報の把握を行いました。これについては本部事務局のご協力をいただくことができました。また学生会員および正会員の勧誘も併せて継続的に行っています。

なお、同様の趣旨から、現在の支部体制が一部の大学に偏っている現状を改善するため、支部内で打ち合わせを実施し、来年度はあらたな副支部長を迎えることが内定しています。

他方で反省点としては、当初実施する構想のあった工場見学など当地域の特色を活かした活動は、本会計年度内には実現することができませんでした。新型コロナ感染症第7波で企画する側のモメンタムが阻害されたことが主因です。それに加え、受け入れ側の企業にとって感染対策体制の準備から少なくても2ヶ月前に実施予定・訪問者を確定する必要があるという制約がありました。この点については来年度の活動計画を策定するうえで、留意すべき点として教訓を得ました。

京滋支部
支部長:渡邉松男(立命館大学)




京滋支部(2022年8月)

京滋支部は、2022年5月15日(日曜)キャンパスプラザ京都にて、研究報告会をハイブリッド形式にて開催しました。

当日は、9つの研究成果および研究計画(うちオンライン2件)が報告され、京都および滋賀地域から23名(会場21名、オンライン2名)の参加者を得て、活発な議論を行いました。

久しぶりの対面形式を含む研究会でした。感染対策は会場のガイドラインに従ってすすめ、当日の参加による新型コロナウイルスの感染は報告されていません。

次回は秋の開催を予定しております。詳細は別途お知らせいたします。

京滋支部
支部長:渡邉松男(立命館大学)




京滋支部(2022年5月)

活動予定

前回のニューズレター33(1)で報告した活動予定のとおり、若手研究者の春季大会・全国大会への発表と大学の枠を超えた研究協力を促すことを目的に、本年5月に研究計画報告・交流会を、対面およびオンラインのハイブリッドで実施します。次回のニューズレターでこの会の実施内容を報告します。

支部長交代のお知らせ

京滋支部長が、黒川清登会員から渡邉松男に本年度より交替しました。

黒川支部長は、長浜市NPOによるまちづくりセミナーを開催するなど、我々の研究に大きな示唆を与えるユニークな取り組みを主導されてきました。

これを含め引き続き京都・滋賀のリソースを動員し活動を展開していきたいと考えています。

京滋支部
支部長:渡邉松男(立命館大学)




報告募集『京滋支部・研究報告会』5月15日開催(会員限定)

京滋支部は下記の日程で、若手研究者の研究(計画)発表・交流会を、対面およびオンラインのハイブリッド形式で開催を予定しております。

これは研究者の中間発表(たとえば研究テーマ、背景、意義、研究仮説、予想される結論・政策提言など)をイメージしております。

とくに若手・院生会員の全国大会発表に向けて準備を後押しし、また外国人留学生と日本人研究者の研究交流の促進も企図しています。ぜひふるって応募ください。

開催概要

  • 日時:2022年5月15日(日曜) 15:00~17:50
  • 場所:キャンパスプラザ京都(JR京都駅徒歩5分)第4講義室(4階)(オンライン参加のURLは追って参加者に連絡します)
  • 発表時間:一人あたり10~15分の発表と意見交換10~15分を予定しています。
  • 募集期限:2022年4月23日(土曜)23:55

応募方法

以下の応募フォームに、報告概要(300〜400字、または英語200~250程度)、およびJELコードまたはキーワード(3から5個)を提出してください。
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本件にかんするお問い合わせ先

JASID・京滋支部
渡邉松男(京滋支部長:立命館大学)

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



京滋支部:2022年度活動予定(2022年2月)

京滋支部では、春季大会、全国大会への若手研究者の発表と大学の枠を超えた研究協力を促すことを直近の目標としている。コロナ禍で直接対面が難しいこともあり、今年度もZoomによるオンラインの会合を想定している。

今のところ2から3月には、若手会員がどのような研究に取り組んでいるかの発表会を開催する予定である。Zoomの開催となるので、京滋地区の枠を超えた参加も期待しているので、全学会員にも開催の通知を行う予定である。

京滋支部
支部長:黒川清人(立命館大学)




京滋支部:2021年度活動報告(2021年11月)

京滋支部では、 2021年9月に、長浜市のNPO法人まちづくり役場が取り組む、「手作り鳥瞰図」によるまちづくりセミナーを開催しました。コロナ禍で海外調査、留学生の来日が制限されるなか、京滋地区ならではのローカルな取り組みに着目してきました。

作者である松井善和先生(元県立長浜高校長、美術科・社会科教諭)によれば、手作り鳥瞰図は、「①ネット上に載っている地図と比較すると手書きの場合、温かみがあり描き手の想いを載せられる②大きく載せたい町は大きく描くことができ、山間部の集落は手前の山で見えない場合があるが、デフォルメをして描くことが出来る。」という利点があるとのことです。

一方、「紙に描いていく情報は描き手が事前に把握していなければならない」という手間がかかる面があり、長浜の鳥瞰図の作成までには、約3年の調査期間を費やしています。

参加した会員からは、防災マップなどへの応用の可能性、他の地域への応用の可能性などの質問も出ました。松井先生によれば、防災マップへの応用も十分可能であること、他の地域としては、甲賀市での鳥瞰図を検討中であることなどが議論されました。

2021年10月以降の京滋支部の取り組みについては、新支部長に立命館大学国際関係学部の渡邊松男教授をむかえ、アフターコロナを見据えた活動計画を立案中です。新支部長との引き継ぎ作業中で、2022年1月からは新体制が発足予定です。

第6波の襲来も懸念されますが、Zoomでの活動にくわえ、対面も含めた支部活動の検討も行っています。とくに修士、博士の大学院生を大会発表に促すことを第一に、院生のための対面も含めた研究交流会を実施していく予定です。

コロナ禍では、本来9月に入学であった外国人留学生は、入国延期を余儀なくされていましたが、幸い、JICA枠の院生の入国も順次再開されており、不安を抱いている留学生のためにも、支部レベルでの研究交流会は開催が待たれています。

今のところ、2022年1~3月には支部総会を再開し、大学院生の研究交流を行ない、2022年の春季大会への参加を促す予定です。これらの成果については次回以降のニュースレターで報告したいと思います。

京滋支部
支部長・黒川清登(立命館大学)