国際協力のカギ 「調査運動」を考えよう-SDGsの前に私たちが知っておかなければならないこと-

SDGs、エコなどよりよい社会を作るためのたくさんの方法がTVやスマホを通じて流れてきます。しかし、これらが「運動」という観点から語られることはほとんどありません。

「自分にできることは何だろう?」と考えることはすべての出発点ですが、個人、学校、企業、国と、それぞれがバラバラに「自分にできること」をやっているだけで、果たして私たちは生き延びられるのでしょうか。

「資本主義」とは違う、世界のみんなで「生き合う」ための新しい軸、「運動」という仕組みを使って、「自分にもできる」を「みんなでやろう」に変換すれば、できることは何倍にも広がります。でも、具体的にどうやったらいいのだろう?

1948 年以来、 働く人たちの社会運動を支えてきた(公社)国際経済労働研究所が、「運動」を使った国際協力の方法、そのなかでも「調査」ではない「調査運動」の活用方法を提案します。

「調査運動」に1人でも多く取り組めば、世界はきっと変えられる。一緒に考えてください。

開催概要

  • 日時:2022年7月9日(土曜)13:30~15:00
  • 実施方法:Zoom(参加者にURLをお送りします)
  • 費用:770円(税込)
    ※コンビニ、ペイジー払いがご利用いただけます。お支払方法は参加者にご連絡します。
  • 定員:20名程度

申込方法

下記いずれかの方法でお申し込みください。

  1. 申込フォーム 
  2. メール 
    件名に「7/9セミナー申込」と書き、お名前、ご所属、緊急時の電話番号を明記して、下記メールアドレスまでご送付ください。

本件にかんするお問い合わせ先

(公社)国際経済労働研究所
吉浜智美

  • yoshihama [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 03-3760-1039(研究所)
  • 090-1242-1058(当日連絡)



『UNU-IAS:ハイレベル政治フォーラム2022サイドイベント』7月7日開催(会員・一般)

2022年7月5〜15日に開催される「持続可能な開発目標に関するハイレベル政治フォーラム2022」にて、UNU-IASは、気候変動と持続可能な開発との間の相乗効果とトレードオフに関する議論を前進させることを目的としたサイドイベントを開催致します。詳細は、以下のイベント情報をご覧下さい。

本イベントは、オンライン(英語)で行われます。ぜひ多くの方にご参加いただきたく存じます。また、イベント情報の周知にご協力を頂けますようお願い申し上げます。

「気候行動とSDGs— ギャップを解消し相乗効果を高める」

  • 開催日: 2022年7月7日(木曜)
  • 時間:20:30–22:00(日本時間)
  • 形式:オンライン
  • 使用言語:英語

プログラム&参加方法

以下よりご覧いただけます。

#overview


本件にかんするお問い合わせ先

国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)
広報ユニット

  • IAScomms [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

UNU-IASは、ソーシャル・メディア(Facebook、Twitter、Linkedin)やYoutubeからも随時情報発信を行なっております。情報の拡散にお力添え頂けましたら幸いです。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 




募集案内:PhD scholarship to work on SDGs and the Leaving No One Behind (LNOB) framework at the Ramon Llull University in Barcelona

The “Enric Julià Danés Doctoral Grant” sponsors a three‐year scholarship to pursue a PhD at the IQS School of Management (Universitat Ramon Llull) in Barcelona, Spain under the “Business and Territorial Competitiveness, Innovation and Sustainability” doctoral programme.

詳細は、以下のページをご覧ください。




OECC第4回橋本道夫記念シンポジウム「今後の気候変動対応とウクライナ危機」6月10日開催(会員・一般)

近年世界は、カーボンニュートラルやSDGsの達成に向け、大きな変貌を遂げている中、先般IPCC第6次評価報告書が取りまとめられ発表され、気候変動対策が引き続き喫緊の課題であることを再認識させられました。

海外環境開発協力分野に長く取り組んできた我々として、この報告書からのメッセージをどのように受け止め、今後の活動にどのように反映させていくべきか、とりわけSDGs達成、「環境インフラ海外展開プラットフォーム」(Japan Platform for Redesign: Sustainable Infrastructure: JPRSI)への更なる取組、自然との共生等の観点から、どのような行動が求められているかについて議論します。

また、昨今のウクライナ危機やコロナ禍への対応等、国際社会・経済が激変・複雑化する中で、海外環境開発協力分野において、どのような対応をしていくべきかについて考える糸口を探ります。

開催概要

  • 日時:2022年6月10日(金曜)14:30~17:00
  • 場所:オンライン(Zoom) ※Zoom URLは、参加登録の受付完了メールにてご案内いたします。
  • 参加費:無料

申込方法

以下URL(申込フォーム)よりお申込みください。

プログラム

<開会挨拶>
竹本 和彦(一般社団法人海外環境協力センター(OECC) 理事長)

<来賓挨拶>
中井 徳太郎(環境省 環境事務次官)

<基調講演>
「今後の気候変動対応とウクライナ危機」
三村 信男(OECC会長、茨城大学 地球・地域環境共創機構 特命教授、IPCC/AR6 WG2レビューエディター)

<パネル・ディスカッション>
○パネリスト:
・水谷 好洋(環境省 国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官)
・岩崎 英二(国際協力機構(JICA)地球環境部 部長)
・三村 信男(OECC会長)

○コメンテーター:
・亀山 康子(東京大学大学院 新領域創成科学研究科 教授/国立環境研究所 社会システム領域 上級主席研究員)
・森田 香菜子(森林総合研究所 生物多様性・気候変動研究拠点 主任研究員/慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任講師)
・西川 絢子(環境省 地球環境局 国際脱炭素移行推進・環境インフラ担当参事官室 インフラ推進官)
・加藤 真(OECC 理事、業務部門長)

○ファシリテーター:
竹本 和彦(OECC 理事長)


本件にかんするお問い合わせ先

(一社)海外環境協力センター(OECC)

  • oecc_symposium@



JASTE32・ダイバーシティ推進サテライト企画『フィールドワークと月経をめぐる対話:熱帯に暮らす人・動物・フィールドワーカー』6月19日開催(会員・一般)

日本熱帯生態学会より、第32回年次大会(JASTE32)ダイバーシティ推進サテライト企画『フィールドワークと月経をめぐる対話:熱帯に暮らす人・動物・フィールドワーカー』の開催についてご案内がありましたので、お知らせします。

「なあんだ,女性向けの会合か…」と思われたそこのあなた!ちがいます.女性の活躍が推進されて働きやすい環境づくりが求められる今,月経は女性だけのアリーナではなくなりつつあります.それはフィールドワーカーも例外ではありません.「月経中の不調を伝えにくい」,「月経への配慮をしたいけれど,どうすればよいのかわからない」など,フィールドワーク中の月経にまつわる悩みについて,気軽に話し合える環境が求められています.

また,本学会には熱帯地域の自然や社会を対象とした幅広い研究分野の研究者が所属していますが,調査対象(人・動物)の月経事情については知らない,意識したこともないという方が多いのではないでしょうか? 月経への対処は,近年,国際開発の分野においても,女子の就学率の向上,ジェンダー平等,水・衛生環境の向上などの観点から重視されています.

本企画では,男女共同参画だけにとどまらない,多様な分野(文化人類学,霊長類学,国際開発学など)からの話題提供とディスカッションを予定しています.老若男女を問わず,多くの方の参加をお待ちしています.

*国際開発学会は本企画の共催学会となっているため、国際開発学会会員の皆様は無料でのオンライン参加資格があります。事前の参加登録が必要ですので、以下で参加方法の詳細をご確認ください。

開催概要

  • 日時:2022年6月19日(日曜)10:30-12:00
  • 会場:名古屋大学環境総合館 レクチャーホール
  • 開催形式:大会会場とオンライン(Zoom)のハイブリッド形式
  • 参加費:無料
  • 主催:日本熱帯生態学会
  • 共催:国際開発学会,日本オセアニア学会,日本文化人類学会
  • 後援:男女共同参画学協会連絡会,日本霊長類学会,NPO法人FENICS

プログラム

司会

  • 保坂哲朗(広島大学大学院 先進理工系科学研究科・JASTEダイバーシティ担当)
  • 佐々木綾子(日本大学 生物資源科学部・JASTE幹事長)

発表

  • 杉田映理(大阪大学大学院 人間科学研究科)
    「”Break the Silence on Menstruation!”:国際開発のスローガンからSDGsへ」
  • 新本万里子(広島市立大学 国際学部)
    「可視化されていた月経:パプアニューギニア・アベラム人の月経対処」
  • 徳山奈帆子(京都大学 野生動物研究センター)
    「生理が“しんどい”のはヒトだけ?:大型類人猿とそれを研究するヒトたちの生理事情」
  • 四方 篝(京都大学 アフリカ地域研究資料センター・JASTEダイバーシティ担当
    「快適なフィールドワークを求めて:女性フィールドワーカーの月経対応とその課題」

コメント・ディスカッション

  • コメンテータ:山極壽一(総合地球環境学研究所)

参加登録

本企画に参加を希望される方は,大会参加登録とは別途,事前の参加登録が必要です(大会に参加されない方も本企画に参加することができます).

  • 参加登録フォーム:2tUUeoYb734RmHAt7

参加資格

本企画への参加は,日本熱帯生態学会員・連携学会員・本企画の共催学会員(以下を参照)ならびに大会参加登録者に限定させていただきます.大会参加登録をしていない非学会員で本企画に参加をご希望の方は,いずれかの学会にご入会していただくと参加登録が可能です.

連携学会

東南アジア学会,日本アフリカ学会,日本サンゴ礁学会,日本タイ学会,日本泥炭地学会,日本熱帯農業学会,日本マングローブ学会,日本島嶼学会

共催学会

国際開発学会,日本オセアニア学会,日本文化人類学会男女共同参画・ダイバーシティ推進委員会

*日本熱帯生態学会へのご入会はこちら→JASTE入会案内(https://gakkai)
(参考:年会費一般(常勤):6,000円,一般(非常勤):1,000円,学生:1,000円)

参加方法

開催日が近づきましたら,サテライト企画に参加登録(https://)をされた方全員に、ZoomのURLをメールで連絡します.開催前日になってもメールが届かない場合は,学会事務局(jas@)にご連絡ください.また,メールがスパムに分類されることもありますので,スパムフォルダもご確認ください.

なお,サテライト企画に対面で参加できるのは,大会に対面参加登録をされた方のみとなりますのでご注意ください.それ以外の方は,オンラインでご参加ください.オンライン上で質問・コメントを受け付けます.


本件にかんするお問い合わせ先

参加登録にかんするお問い合わせ
日本熱帯生態学会学会・学会事務局

  • @(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

講演内容にかんするお問い合わせ
杉田映理(大阪大学)

  • ellisugita [at]  (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



新刊案内『私たちのサステイナビリティ:まもり、つくり、次世代につなげる』(岩波ジュニア新書)

国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)が普及しはじめ、企業の経営戦略、自治体の総合計画、そして学校教育のなかで扱われることが一般的になってきました。しかし、現場では「SDGsは知っているが、サステイナビリティについてはよくわからない」という声を多く聞きます。こうした状態は、サステイナビリティや持続可能な開発という本来の目的をぼやけさせ、方法であるはずのSDGsを目的化してしまうという状況をつくり出しているのではないでしょうか。

本書は、岩波ジュニア新書シリーズとして刊行されており、サステイナビリティという概念(=考え方)を中高生〜大学生に向けて、わかりやすい言葉で解説しています。「SDGs時代」と呼ばれる今日ですが、この時代の価値観であるサステイナビリティという概念を駆使して18個目のSDGsを考え出すような次世代を、私たちはどのように生み出していけるのでしょうか。本書がそうした考え、特に次世代にむけたサステイナビリティ教育に関する議論のきっかけになれば幸いです。
ご批判・ご指導のほどどうぞ宜しくお願い申し上げます。

『私たちのサステイナビリティ: まもり、つくり、次世代につなげる』

目次

はじめに

第1章 サステイナビリティを「知る」

1 「サステイナビリティ」と聞いて思い浮かぶもの
2 語源は「下から支える」
3 「持続可能な開発」という考え方
4 サステイナビリティの描き方
5 サステイナビリティの存在と実在

第2章 サステイナビリティを「問い直す」

1 「持続可能性」という和訳を問い直す
2 主語を問い直す
3 自然のとらえ方を問い直す

第3章 サステイナビリティに「取り組む」

1 サステイナビリティの実践
2 和食給食応援団――日本の食文化を次世代につなぐ
3 タイニーピースキッチン――家庭料理のレストラン
4 シェアビレッジ――貨幣経済の外側でつながる仕組み
5 考えの道筋を示してサステイナビリティを社会に実装していく

第4章 サステイナビリティを「学ぶ」

1 サステイナビリティ学のススメ
2 サステイナビリティ学のはじまり
3 サステイナビリティ学の特徴
4 サステイナビリティ学を学んだ人が習得しているスキル
5 次世代のための社会をつくる人になる

注釈
おわりに


本件にかんするお問い合わせ先

岩波書店サイト:
*本書についてのお問い合わせは、国際教養大学・工藤尚悟までお願い致します。

  • skudo [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



第4回・オンラインによるロシア・中央アジア映画上映会『鳥のミルク』6月3日開催@筑波大学(会員・一般)

筑波大学「日本財団 中央アジア・日本人材育成プロジェクト (NipCA)」では、中央アジアの文化とSDGsへの理解促進のため、日本で未紹介の作品を選び、オンラインによるロシア・中央アジア映画上映会を開催しております。

第4回目となる今回はモルドバ内の分離国家、沿ドニエストル共和国(トランスニストリア)で初めて撮影された劇映画、エウジェン・マリヤン『鳥のミルク』(2021)を上映いたします。

ヨーロッパ最貧国とも言われる旧ソ連を構成していたモルドバの東部には、ウクライナとの国境にドニエストル川を隔てて沿ドニエストル共和国(トランスニストリア)という未認可国家が存在します。国際的にモルドバの一部と広くみなされている分離国家ですが、ロシア系住民が多く住み、ロシア軍も駐留していることから火種を抱え、今年2月のロシア軍によるウクライナ侵攻によってその緊張はさらに高まっています。

第4回上映会では、この地域への想像力を涵養するため、沿ドニエストル共和国で初めて撮影された劇映画を上映いたします。詳細につきましては以下をご参照ください。また、ご関心のある一般の方へもご案内頂けますと幸いです。尚、定員を超えたお申し込みがあった場合は先着になりますこと、ご了承ください。皆様のご参加をお待ち申し上げております。

開催概要

  • 日時:2022年6月3日(金曜)19時15分〜21時20分
  • 会場:Zoom Meeting(解説)/ Vimeo(映画上映サイト)
  • 定員:500名
  •  解説:梶山祐治(筑波大学 UIA)

上映作品

  • 『鳥のミルク』(2021年、76分)
  • 監督:フエウジェン・マリヤン
  • ロシア語/日本語字幕付き

プログラム

19:00 Zoom開場 ※お早めにお入りください
19:15 作品解説「ウクライナの沿ドニエストル共和国の表象」梶山祐治(筑波大学 UIA)
19:55 上映会場開場 (Vimeoへ移動)
20:00 映画『鳥のミルク』(76分)上映(〜21:20予定)
※初めにZoomで作品解説を行なった後、>Vimeoへ移動していただきます。ご案内は、作品解説中にいたします。

参加申し込み

本講演会は Zoom を使用します。下記申込フォームにて参加登録をしていただくと、どなたでも無料でご参加いただけます。ご登録後、講演会入室のための URL をお送りいたします。Zoomが繋がらないなどの相談は受けられませんので予めご了承ください。
webinar/register/WN_0fMJWemzThSV3ZPPyjd1zQ


本件にかんするお問い合わせ先

筑波大学「日本財団 中央アジア・日本人材育成プロジェクト(NipCA)」
NipCA プロジェクト担当事務室

  • Email: info[at].  ([at]を@に変えてお問い合わせください)
  • 電話番号:029-853-4251

 




オンライン講座 「SDGsから考える脱石炭:いま筑豊炭田から何が学べるか」6月17日開催(会員・一般)

気候変動問題が深刻化するなか、温室効果ガス排出削減のため多くの国が石炭依存から抜け出す道筋を積極的に探り始めています。一方で、脱石炭の動きは、炭鉱の閉山や石炭火力発電所の廃止を招き、そこで働いてきた人びとの雇用や立地地域の経済、地域コミュニティなどへ大きな影響をもたらします。

気候変動問題は国際社会が実現を目指すSDGs(持続可能な開発目標)の重要課題のひとつですが、環境やエネルギーの問題にとどまりません。私たちの暮らす地域や生活、仕事の持続可能性も、SDGsの課題なのです。

脱石炭に向けた社会への移行を進めるには、影響を受ける地域や人々を考慮し、公正で包摂的な形で実施することが重要ですが、その道のりは簡単ではありません。世界中でその実現を模索するなかで、筑豊炭田をはじめ日本の旧産炭地がかつて直面したエネルギー革命と炭鉱閉山の経験から、私たちがいま学ぶべき教訓があるのではないか。

本セミナーはこうした問いを中心に、SDGsの文脈から「誰一人取り残さない」脱炭素化社会に向けた示唆を得ることを目的に開催いたします。皆様のご参加をお待ちしています。

開催概要

  • 日時:2022年6月17日(金曜)15時00分~16時30分*ディスカッションの状況によっては終了時間を超えて延長する可能性があります。
  • 会場:オンライン(Zoom ビデオウェビナー)*本講座はWEB会議ツール「ZOOM」を用いて行われます。事前にご利用のPC・スマートフォン等で、ZOOMが利用可能かご確認ください。
    〔ウェビナーご利用条件・免責事項〕
    お申込みの前に以下のURLより、「ウェビナーご利用条件・免責事項」をご覧ください。
  • 使用言語:日本語
  • 参加費:無料
  • 主催:ジェトロ・アジア経済研究所
  • 共催:地球環境戦略研究機関(IGES)
  • 後援:田川市、田川市教育委員会

プログラム

※変更の可能性があります。
15:00~15:05
趣旨説明
佐藤 寛(ジェトロ・アジア経済研究所 研究推進部 上席主任調査研究員)

15:05~15:15 
「国際社会の石炭脱却に向けた動き(仮)」
大田 純子(地球環境戦略研究機関(IGES)北九州アーバンセンター 研究員)

15:15~15:25
「脱石炭:旧産炭地から学ぶ教訓(仮)」
佐々木 晶子(ジェトロ・アジア経済研究所 研究推進部 開発・新領域研究推進課 研究マネージメント職)

15:25~15:35 
「炭鉱閉山と田川市:地域再生からSDGs実現に向けた道のり(仮)」
中村 太郎(田川市 経営企画課 企画政策係 係長)

15:35~15:45
「旧産炭地の博物館の取組み(仮)」
福本 寛(田川市石炭・歴史博物館 文化生涯学習課文化係 事務主査)

15:45~16:30 
ディスカッション
モデレータ:佐藤 寛(ジェトロ・アジア経済研究所 研究推進部 上席主任調査研究員)

お申込み方法

以下のURLにアクセスしてお申込みください。

ただし、次の期間はシステム改修のためサービスを休止しております。作業進捗により予定終了時刻が前後する場合がございます。何卒ご了承ください。

  • お申込み休止期間:
    2022年5月20日(金曜)18時00分~5月23日(月曜)13時00分(日本時間)
  • お申込み締め切り:2022年6月15日(水曜)13時00分
    *ただし、配信可能人数に達した場合、事前に締め切らせて頂きます。

本件にかんするお問い合わせ先

ジェトロ・アジア経済研究所
研究推進部 研究イベント課

  • E-mail: seminar [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:043-299-9536
  • Fax番号:043-299-9726



新刊案内『SDGs時代の評価:価値を引き出し、変容を促す営み』

「SDGsの評価は難しい」という声をよく耳にしますが、それはもしかすると、SDGsが実現しようとする変革性(system transformation)に対して、従来型の評価の概念や枠組みが適応できていないからかもしれません。本書が、SDGs時代に求められる評価の議論に一石を投じることができれば幸いです。ご批判、ご指導のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

概要

  • 米原あき・佐藤真久・長尾眞文(編著)
  • 工藤尚悟・今田克司・マイケル・クイン・パットン(著)
  • 『SDGs時代の評価:価値を引き出し、変容を促す営み』(筑波書房)

Amazonサイト 

目次

  • はじめに:SDGs時代の評価を考える(米原あき)
  • 第1章:価値を引き出す評価とそのしくみ(米原あき)
  • 第2章:持続可能性における評価:協働と学びをつなげる評価のしくみ(佐藤真久)
  • 第3章:日本の対アフリカ協力事業の評価:協働パートナーシップの可能性(長尾眞文)
  • 第4章:通域的な学び:異なる風土にある主体が学び合う方法論の提案(工藤尚悟)
  • 第5章:発展的評価を日本の文脈で考える(マイケル・クイン・パットン/翻訳:長尾眞文・今田克司)+第5章解題(今田克司)
  • 第6章:グローバル課題の解決における評価の役割:ブルーマーブル評価の前提と基本(今田克司)
  • おわりに(佐藤真久・米原あき)

(「はじめに」より)
…評価学における評価の定義は既述のとおりだが、英語の「evaluation(評価)」という言葉の原義は、「extract value(価値を引き出すこと)」にある。また、評価哲学の父と呼ばれるスクリヴェンによれば、評価とは、物事の内在的な価値≒本質(merit)、外部から品定めされた価値≒値打ち(worth)、そして社会的な価値≒意義(significance)を吟味するプロセスのことであるという(Scriven, 1991)。本書に頻出する「評価」という言葉は、ある対象の外側からその対象の価値を品定めする視点だけではなく、その対象の本質的な価値に寄り添い、その対象がもつ社会的な価値を引き出す 姿勢をも含む概念として捉えられている。したがって、このような評価の概念は、学びや協働と切り離して考えることはできない。多様な価値がせめぎ合う中で、それらを調和したり、そこから新たな価値を創出したりすること、あるいはそのための手助けをすること――本書が想定する「評価」という営みにはこのような働きが含まれている。


本件にかんするお問い合わせ先

米原あき

  • yonehara [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



『SDG4教育キャンペーン2022』~5月31日(会員・一般)

「SDG4(エス・ディ・ジー・フォー)教育キャンペーン」は、SDGs(持続可能な開発目標)のゴール4(教育目標)を達成するための世界規模のキャンペーンです。

現在、世界の子どもの2億5900万人が小中高校に通えていません。また、読み書きができない大人は7億3000万人も存在し、うち6割は女性です。新型コロナウイルス(COVID-19)による学校閉鎖のため、ピーク時には約15億人の子ども・若者が就学の機会を奪われました。

日本においても、小中学校に行っていない外国籍の子どもは2万人、小中高校における不登校の子どもは23万人もいます。また、日本語の読み書きが不自由な大人もいます。

「持続可能な開発目標(SDGs)」では、目標4「質の高い教育をみんなに」を掲げていますが、COVID-19の影響により「世界の教育分野のこの20年間の前進は帳消しになった」ともいわれています。そんな今だからこそ、SDG4達成のための政策を実現するために、みんなの声を国会議員と日本政府に届けましょう!

実施期間

2022年4月1日(金曜)~5月31日(火曜)

対象者

個人・学校・グループで、どなたでも参加できます

参加方法

以下の3つの方法のいずれかで参加できます

  1. オンラインで選択・投票する
  2. 授業・ワークショップをやる
  3. 子どもロビイングに参加する

※オンライン投票は4月1日(金曜)~
※キャンペーン公式教材(無料)をご利用ください。教材お申込み、選択・投票はウェブサイトから(

政党アンケート結果を公開!

SDG4教育キャンペーンは、今年3月に9政党にSDG4(教育目標)に関するアンケートを実施しました。8政党(自民・公明・立憲・共産・維新・国民・れいわ・社民の各党)から得た回答を掲載しています。
know/
※政党名は6月1日以降に公開します

回答を読んで、あなたが最も賛同する政党は?

オンライン投票でキャンペーンに参加できます。
voice/

アンケート結果を使って授業をやってみよう!

市民教育・主権者教育の機会にもなります。
think/


本件にかんするお問い合わせ先

「SDG4教育キャンペーン」事務局(開発教育協会(DEAR)内)
E-mail:@
※お問い合わせはメールでお願いします。
URL:sdg2022/
Facebook:.com/
Twitter:JNNE_GCE

主催

教育協力NGOネットワーク(JNNE)

教育協力に関わるNGO21団体を中心としたネットワーク

実施団体
  • 認定NPO法人 開発教育協会(DEAR)
  • 公益社団法人 ガールスカウト日本連盟
  • 公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA)
  • 公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)
  • 認定NPO法人 チャイルド・ファンド・ジャパン(CFJ)
  • 公益財団法人 プラン・インターナショナル・ジャパン
  • 認定NPO法人 フリー・ザ・チルドレン・ジャパン(FTCJ)
  • NPO法人 ラオスのこども
  • 認定NPO法人 ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)



第23回・春季大会のお知らせ【第2報】

知っちょるよ、もうやっとるよSDGs

この度は、多数の応募どうもありがとうございました。深くお礼を申し上げます。応募について国際開発学会第第23回春季大会プログラム委員会により2022年3月27日に開催された会合にてレビューされ、採択結果については、応募者に、大会にて発表頂く際の使用言語、および発表形式(一般口頭、またはポスター発表)とともに、応募者の皆様にすでにお送りした通りです。ご確認下さい。

なお、1日の大会で地域、教育、子供、開発、NGO、SGDs、災害、環境、社会経済、などのテーマで17セッション(企画セッション3セッション、ラウンドテーブル7セッション、一般口頭セッション7セッション)、ポスターセッションとブックトークを予定しています。

以下、論文提出、参加登録方法、その他についてお知らせします。

今後の流れ

口頭発表者(一般口頭発表、または企画セッション)

  1. 大会ページよりJASID規定論文フォーマットダウンロード
  2. 大会ページ内、参加者登録フォームより参加登録、論文提出
  3. 参加費支払い(リンクがフォームを送付すると送られます)
  4. 大会プログラムページ、およびオンライン出展ページにアクセス、そこでZoomのリンクも公開
  5. 事前リハーサル参加(オプション)
  6. 当日参加

ポスターセッション発表者

  1. 大会ページ内、参加者登録フォームより参加登録
  2. 参加費支払い(リンクがフォームを送付すると送られます)
  3. 第23回春季大会実行委員会からの連絡に従い提出物を提出
  4. 大会プログラムページ、およびオンライン出展ページにアクセス、そこでZoomのリンクも公開
  5. 当日参加

企画セッション、ラウンドテーブルオーガナイザー

  1. JASID規定要旨フォーマットダウンロード
  2. 大会ページ内、参加者登録フォームより、参加登録、セッション要旨の提出
  3. 参加費支払い(リンクが参加登録をすると送られます)
  4. 大会プログラムページ、およびオンライン出展ページにアクセス、そこでZoomのリンクも公開
  5. 事前リハーサル参加(座長や司会者ではない場合はオプション)
  6. 当日参加

座長、司会者、コメンテーター、およびその他の参加者について

  1. 大会ページ内、参加者登録フォームより、参加登録
  2. 参加費支払い(リンクが参加登録をすると送られます)
  3. 大会プログラムページ、およびオンライン出展ページにアクセス、そこでZoomのリンクも公開
  4. 事前リハーサル参加(座長、司会者は必ず出席して下さい)
  5. 当日参加

<注意事項>

※以下、全セッションの発表予定者に関しては採択通知の際にお知らせしたものと同じです。

*口頭発表者(一般口頭発表、または企画セッション)の方へ

採択結果を受けた皆様は、通知メール内の発表使用言語を確認の上、その言語で論文をJASID規定フォームを用いて、A4・4ページの短いバージョン、もしくはA4・16ページ以内のフルペーパー)を作成し、4月30日(土曜)23:59までに大会ホームページの大会参加登録フォームより参加登録をした後、アップロードして提出して下さい。締め切りまでに提出がない場合には、報告をキャンセルさせて頂く場合があります。

当日、大会における発表は20分となります。大会当日までに論文をもとにパワーポイントなどプレゼンテーション資料を用意して頂き、画面共有をして当日発表して頂きます。なお、誤字やスペルチェックは事務局では致しませんので、ご自分ですませてから提出をお願いします。

*ポスター発表者の方へ

採択結果を受けた皆様は、国際開発学会第23回春季大会実行委員会よりすでに直接連絡が行っておりますので、そちらの指示に従って下さい。

*企画・ラウンドテーブルセッション オーガナイザーの方へ

採択結果を受けた企画セッションオーガナイザーは、発表者全員に対し、各発表者自身で参加登録をし、大会参加登録フォームより作成した論文を各々アップロードして提出するよう伝えて下さい。また、座長、発表者、コメンテーター名を入れ、企画セッション全体の要旨を、JASID規定フォームA4・1ページ以内で作成して、4月30日(土曜)23:59までに大会ホームページの大会参加登録フォームより参加登録をした後、アップロードして提出して下さい。

ラウンドテーブルオーガナイザーは、司会、パネリスト名が入った全体の要旨(話題提供者の要旨は別でも、含んでも良い。)をA4・1ページ以内で作成し、4月30日(土曜)23:59までに大会ホームページの大会参加登録フォームより参加登録をした後、参加登録フォームよりアップロードして提出して下さい。なお、誤字やスペルチェックは事務局では致しませんので、ご自分ですませてから提出をお願いします。

*参加者登録および参加費について

参加費は、一律1名3,000円で、クレジットカードでのみ支払いが可能です。また紙での領収書は、オンラインでの実施に伴い、今回の大会につきましては申し訳ありませんが用意できません。クレジットカード明細、また、支払い時に決済システムより発行される領収書をもってかえさせていただきたく存じます。

口頭発表者、ポスター発表者、また企画セッション、ラウンドテーブルオーガナイザー、座長、コメンテーターの方々は、オンラインでの事前リハーサルやProceedingsの関係上、大会ホームページより5月16日(月曜)23:59までに参加費をお支払い下さいますようお願いいたします。

その他の参加者の皆様につきましては、大会前日6月17日(金曜)18:00まで参加費を受け付けております。随時大会参加登録フォームを提出後、参加費をお支払い下さい。なお、一度支払いされると大会プログラム、オンライン出展ページへのアクセスが可能になるため、支払いについての返金はありません。

*各セッションの座長、コメンテーターの方々へ

各セッションにおける座長、コメンテーターは、3月下旬から4月上旬に依頼メールを実行委員会から送付しますので、ご協力下さい。引き受ける方は必ず大会参加登録フォームを提出し、参加費をお支払い下さい。

*大会プログラムページ

大会プログラムページは、大会プログラム最終版、Proceedings、ポスター発表、Zoomについてなどが掲載されるページで、参加費の支払いとともに、そのリンク先であるURLとパスワードをご連絡いたします。こちらのパスワードへの個人的な問い合わせには応じかねますので、保管をお願いいたします。
大会プログラム最終版やProceedingsは、5月中下旬に大会プログラムページに掲載予定です。なお大会当日のZoomのID、PWにつきましては、大会プログラムページに6月上旬~中旬に掲載予定です。

*オンライン出展ページ

今大会では、従来の大会での出展をオンラインで実施いたします。複数の出版社が出店し、大会参加者は商品を特別割引で購入することができます。このページでは、注文書や問い合わせ先、商品が閲覧できます。参加費の支払い後、アクセスするためのURLとパスワードをお送りします。同じく、こちらのパスワードへの個人的な問い合わせには応じかねますので、保管をお願いいたします。6月上旬頃よりご覧になれますので、ぜひこの機会にご覧いただき、ご購入いただければと思います(商品の配達は日本国内のみ)。

*大会セッションの録画について

本大会はオンラインで実施されるため、途中で通信がダウンする可能性も考え、各セッションにおいて録画をさせて頂き、大会終了後も大会参加者のみがアクセスできる大会プログラムページにて、一定期間(大会終了後、視聴が可能になってから2週間程度を予定)視聴できるようにする予定です。なお、大会当日ビデオオンにできるのは、基本的に座長、コメンテーター、発表者になります。参加登録フォームにおいて、肖像権、著作権、個人情報保護法について伺っていますので、ご確認下さい。

*各セッションのフォーマット

各セッションは、120分で、座長/司会・1名、コメンテーター・2名、発表者・2~4名から成り立っています。基本的に発表・20分、コメンテーター・5分、回答・3分、残りの時間はディスカッションを考えています。座長/司会者は、残りの時間でファシリテーションをお願いいたします。

*特別セッション

最後に皆様に我々の特別セッションについてお知らせします。大会当日6月18日16:50~18:50は、プレナリーセッションを全体テーマ「知っちょるよ、もうやっとるよSDGs」のもと開催し、地方創生のもとSDGsの理念にそった地域づくりに奮闘する関係者を招き、本音で語り合うことを通して、参加者の皆様と次の時代の開発、国際協力を考えたいと思います。

すべてオンラインで実施されます。詳細につきましては、大会ホームページ(https://)をご覧ください。ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております。


本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会 第23回・春季大会実行委員会
実行委員長:佐野麻由子(福岡県立大学教授)
事務局長:林 裕(福岡大学准教授)

  • jasid2022spring [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 国際開発学会第23回春季大会のお知らせ【第1報】 ()



新刊案内『SDGsゴールとターゲットの全解説』

この度、『SDGsゴールとターゲットの全解説』を2022年3月に出版致しましたので、この場をお借りしてご案内申し上げます。

今日、我が国でSDGsへの関心はますます高まり、SDGsについて日々多くの情報が提供されています。その一方で、SDGsの各ゴールの内容を、特にターゲットレベルで解説した資料は限られています。そこで本書では、SDGsの17ゴールとこれに紐づく169のターゲットについて、専門用語を用いず平易な言葉で解説することを試みました。また各ターゲットの相関関係を整理し、民間ビジネスと各ターゲットとの関連性についても事例を挙げて説明しています。

本書の特徴は次のとおりです。

  • SDGsの17ゴールに紐づく169のターゲットの内容を、難解な専門用語を用いず平易に解説している
  • 各ターゲットの相関関係を整理し、民間ビジネスとの関連性を示している
  • SDGsターゲットごとのビジネステーマの一覧表と索引が添付されている

SDGsを題材とした研修会、勉強会を企画する際の準備資料、あるいは企業の事業活動にSDGsを関連付ける際の参照資料として、本書をご活用いただければ幸いです。

  • 書籍名:SDGsゴールとターゲットの全解説
  • 著者:三井久明(みついひさあき)
  • 出版社:東京図書出版
  • ISBN:978-4-86641-505-5
  • 定価:1,650円(電子書籍版:1,115円)

本件にかんするお問い合わせ先

国際開発センター・SDGs室
三井久明

  •  mitsui.h [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:03-6718-5932



中東研究セミナー「中東のベーシック・インカムに関する研究会」3月25日開催(会員・一般)

上智大学アジア文化研究所は、下記の要領で法政大学教授の岡野内正さんに「アラブ世界ではなぜベーシック・インカムへの関心が低いのか?」についてお話を伺います。皆様のご参加をお待ちしております。

中東およびグローバル・サウスにおける社会理論、国際政治経済学、イスラーム社会論を専門とする岡野内正 法政大学社会学部教授に、昨年6月に出版されたご著書「グローバル・ベーシック・インカム構想の射程――批判開発学/SDGsとの対話」を踏まえて、(1)18世紀末イギリスから最近の世界銀行のハンドブックに至るまでのベーシック・インカム論の歴史を踏まえたうえで、(2)21世紀初頭以来の村落レベル実験の社会・経済開発効果のエビデンス、(3)最近の世界のベーシック・インカム要求運動のめざましい広がりと明らかになってきた政治的課題、(4)アラブ世界でベーシック・インカムへの関心が低い理由についてお話を伺います 。中東社会論、政治経済論、福祉国家・福祉レジーム論、社会運動論等にご関心のある方は奮ってご参加ください。

開催概要

  • 日時:2022年3月25日(金曜)16時00分~17時30分
  • 場所:Zoom(参加者宛に情報をお送りします)
  • 主催:上智大学アジア文化研究所

お申込み方法

以下のURLよりお申し込みください(締切日:2022年3月23日)
kKNrbQsvcmt38S899

プログラム

16:00 – 16:05 趣旨説明(岩崎えり奈 上智大学)
16:05 – 16:45岡野内 正(法政大学社会学部)「アラブ世界ではなぜベーシック・インカムへの関心が低いのか?」
16:45 – 17:30 ディスカッション

参考文献

  • 岡野内正『グローバル・ベーシック・インカム構想の射程――批判開発学/SDGsとの対話』法律文化社、2021年6月
  • 岡野内正『グローバル・サウスとは何か』松下冽・藤田件憲(編著)「第8章 生存権をめぐる底辺からの運動―自立と権利」ミネルヴァ書房、2016年11月
  • 岡野内正「第19章 中東と世界の未来のために―歴史的正義回復に向けた市民運動を」長沢栄治・栗田禎子編著『中東と日本の針路―「安保法制」がもたらすもの』大月書店、2016年5月
  • 岡野内正「アラブの春は西クルディスタンで花開いたか?――シリア内戦におけるロジャヴァ革命研究のために」『アジア・アフリカ研究』2021年第61巻 第2号, 35-53

本件にかんするお問い合わせ先

上智大学アジア文化研究所

  • i-asianc [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



募集案内:OECD事務局開発協力局(JPO)求人(会員・一般)

外務省では、若手人材を国際機関に派遣するJPO候補者を2022年3月7日まで募集中です。

今年はSDGs達成のための開発資金の分析やその統計方法論を扱うOECD開発協力局のFinancing for Sustainable Development Divisionのポストがございます。現在、SDGs目標からなる2030アジェンダの達成と更なる民間資金の呼び込みが求められるなか、途上国開発資金のトレンド分析やインサイトの発信、国際スタンダードの構築は重要性を増しており、重要なポストとなります。学会員の皆様、もしくは周辺にご関心のある方がいらっしゃいましたら、是非ご検討頂けますと幸いです。

募集要項

2点目URLの「OECD(経済協力開発機構)」をクリックすると、「6. Junior Policy Analyst/Economist – Junior Professional Officer, Development Cooperation Directorate – Financing for Sustainable Development Division – Policy and Strategy Unit」が当該ポストのジョブディスクリプションとなります。


本件にかんするお問い合わせ先

外務省・国際協力局
研究調査員 福岡杏里紗

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



第1回研究会・「社会的連帯経済」研究部会の立ち上げ(会員・一般)3月9日

世界的に関心が高まりつつある社会的連帯経済(SSE)を幅広い視点から研究する部会が、国際開発学会にてスタートします。初回の研究会を以下のとおり開催しますので、ご関心の皆さまにお呼びかけします。

開催概要

  • 日時:2022年3月9日(水曜)15時00分~17時00分
  • 会場:オンライン開催(当日の参加リンクは、申し込みフォームに登録したメールアドレス宛に後日送付)
  • 参加費:無料

お申込方法

以下のURLよりお申込みください。
forms/d/e/1FAIpQLSe-qdE-YWtNZLLzgKw3YC2dXBFdKMuSPzPFLmQu3nsf4yOeng/viewform?usp=pp_url
※申込締切日:3月8日(火曜)

プログラム

基調報告:「社会的連帯経済(SSE)の現在と未来 ー日本と世界の動向から」
伊丹謙太郎(法政大学大学院連帯社会インスティテュート教授)

司会進行:古沢広祐(国際開発学会「社会的連帯経済・研究部会」代表)
コメンテータ:関係者にて調整中

ILO日本事務所から報告書「日本における社会的連帯経済の現状と課題−12の事例で考える−」が出ました。執筆者の伊丹先生からの基調報告をもとに、SSEの現在と未来について参加者の皆さまと、幅広く議論したいと思います。

*報告書は昨年12月16日(木曜)に開催したILO-JCA共催ウェビナー「社会的連帯経済(SSE)でつながる」の成果文書でもあります。2022年の第110回ILO総会では、「人間中心の仕事の未来のための社会的連帯経済(SSE)」について、政労使代表が初めて話し合う予定です。このことは、政府や社会的パートナーが、利益だけではなく人間を中心に据える社会的な事業モデルに注目していることを意味しています。
SSEについて更に議論を深めることは、コロナ禍、そしてウイズコロナの課題に取り組みより良い社会を再建するために不可欠です。(ILO日本事務所)

(報告書は、以下から入手できます)
ILO-JCAウェビナー「社会的連帯経済(SSE)でつながる」成果文書:
information/pr/WCMS_835630/lang–ja/


本件にかんするお問い合わせ先

「社会的連帯経済」研究部会

  • japan-info [at] solidaridad (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

*「社会的連帯経済」研究部会/国際開発学会について:
(Social and Solidarity Economy)
social-and-solidarity-economy/

*関連情報1:協力団体ソリダリダード・ジャパンの「ポットキャスト」
japan/episodes/Episode-3-e1alti4

*関連情報2:abt10周年イベントレポート:アーカイブ:録画・内容紹介
「公正で持続可能な社会に向けて~SDGsと脱成長コミュニズムから資本主義を問う~」
.org/abt10th-report04/




ウェビナー”Partnership for Education and Beyond: Collaboration and networks for quality education”2月19日開催(会員・一般)

パートナーシップやその他の形態のコラボレーションは、グローバルおよびローカルな教育上の課題を克服するための重要な触媒と見なされています。パートナーシップは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の目標の1つとして認識されています。

このウェビナーでは、多様な政策コンテクストにおける教育のためのパートナーシップの達成と課題を共有することを目的としています。

政治、権力、優先順位、文化、言語などが、さまざまなステークホルダーによってどのように理解され、認識され、そして、異なる世界の社会的文脈の中で教育のためのパートナーシップを構築していくのかに焦点を当てたいと思います。

このウェビナーでは、英国、日本、タイ、中国の4カ国における教育パートナーシップの政策と実践の事例を紹介します。

開催概要

  • 日時:2022年2月19日(土曜)18:00-20:00
  • テーマ: Partnership for Education and Beyond: Collaboration and networks for quality education
  • 使用言語:英語(英日同時通訳付)
  • 詳細:

申込方法

以下のURLよりお申込みください。(英語)
webinar/register/WN_ux7TDfRPRzmwCn8WyLyzGg


本件にかんするお問い合わせ先/Contact

Dr. Jing Liu, Graduate School of Education, Tohoku University

  • Email:  [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



宇都宮大学大学院アフリカ渡航支援(出願締切:2/10)

宇都宮大学大学院地域創生科学研究科博士前期課程では、「大学の世界展開力強化事業~アフリカ諸国との大学間交流形成支援~」として「アフリカの潜在力と日本の科学技術融合によるSDGs貢献人材育成プログラム」が受託され、ガーナ、ケニア、タンザニア、エチオピアの6大学と交換留学の機会を提供するとともに、留学費用の支援もあります。詳細は、以下のURLをご参照ください。

UU-A 宇都宮大学 大学の世界展開力強化事業
~アフリカ諸国との大学間交流形成支援~

「アフリカの潜在力と日本の科学技術融合によるSDGs貢献人材育成プログラム」

来年度4月入学のために次回の大学院入試〆切は2月10日(木曜)、試験日は3月7日(月曜)となっています。

地域創生科学研究科について

地域創生科学研究科博士前期課程についてはこちらのページをご覧ください。

大学院入学試験について

博士前期課程大学院入学試験についてはこちらのページをご覧ください。
#jump


本件にかんするお問い合わせ先

宇都宮大学 留学生・国際交流センター事務室

  • 電話番号:028-649-5100
  • E-Mail:tenkai [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



[オンライン] ロシア・中央アジア映画上映会『キットボーイ』2月4日(金曜)@筑波大学

筑波大学「日本財団 中央アジア・日本人材育成プロジェクト (NipCA)」では、中央アジアの文化とSDGsへの理解促進のため、日本で未紹介の作品を選び、オンラインによるロシア・中央アジア映画上映会を開催しております。

第3回目となる今回はシベリア北東端にしてユーラシア大陸最東端に位置するチュクチ半島の漁村を舞台にした、フィリップ・ユーリエフ監督の映画『キットボーイ』(2020)を日本初上映いたします。

チュクチ半島は1年のうち10カ月は冬ときわめて厳しい自然環境に置かれ、また、アメリカ本土まで86kmの位置にあることから、ソ連時代は長く立ち入りを制限されてきました。『キットボーイ』は若手ロシア人監督が7年間現地に住み込んで撮りあげた作品で、ロシアの都市部とはかけ離れた辺境の映像を通して、格差や貧困、さらに国境問題について深く考えさせられる作品です。

詳細につきましては以下をご参照ください。また、ご関心のある一般の方へもご案内頂けますと幸いです。尚、定員を超えたお申し込みがあった場合は先着になりますことをご了承ください。

皆様のご参加をお待ち申し上げております。

開催概要

第3回 オンラインによるロシア・中央アジア映画上映会

  • 上映作品: 『キットボーイ』(2020年、93分)
    監督: フィリップ・ユーリエフ
  • 日時:2022年2月4日(金曜)18時00分〜20時00分
  • 会場:Zoom Meeting(解説)/ULIZA(映画上映サイト)
  • 解説:梶山祐治(筑波大学 UIA)
  • 言語:ロシア語・チュクチ語・英語/日本語字幕付き
  • 定員:500名
  • 詳細サイト:https://centralasia.

プログラム

17:45 Zoom開場 ※お早めにお入りください
18:00 作品解説 「ユーラシア極地の映像から考える貧困・格差・国境問題」 (筑波大学UIA梶山祐治)
18:22 上映会場開場
18:27 映画『キット・ボーイ』(93分)上映(~20:00)

※初めにZoomで作品解説を行なった後、映画は高画質な動画が視聴可能な動画配信プラットフォームサイトULIZAに移動していただきます。移動のご案内は、作品解説中にいたします。

参加申し込み

本講演会は Zoom を使用します。下記申込フォームより参加登録をしていただくと、どなたでも無料でご参加いただけます。

ご登録後、講演会入室のためのURLをお送りいたします。Zoomが繋がらないなどの相談は受けられませんので予めご了承ください。


本件にかんするお問い合わせ先

「日本財団 中央アジア・日本人材育成プロジェクト(NipCA)」(主催)
筑波大学 NipCA プロジェクト担当事務室

  • プロジェクトサイト: .
  • Email: info[at] ([at]を@に変えてお問い合わせください)
  • 電話番号:029-853-4251



国際開発学会『第23回・春季大会』実行委員長挨拶

今日、先進国が途上国を支援する一方向的な国際協力の時代から、先進国が途上国の開発経験から学ぶ、そして、SDGsのように先進国と途上国が同じ目線で共通する社会課題を考える時代を迎えつつあります。日本国内では、SDGsを原動力とした地方創生を推進するために、地方公共団体におけるSDGsの達成に向けた取組の普及・促進が重視されるようになりました。

他方で、数多くの解説本が出版されていることからもわかるように、SDGsの達成は、多くの人にとって日常生活の一部になりつつあるとは言い難い状況です。また、企業や行政の上辺だけの欺瞞的なSDGsの取り組みを懸念する声も少なくありません。

2030年に真の持続可能な社会をつくるために、行政、民間事業者、市民等はどのように協働し、何に取り組む必要があるのでしょうか。そして、国際開発学会は、どのようなアジェンダのもと知見や経験の集約をはかり情報発信をしていくことが求められるのでしょうか。

福岡県立大学が立地する福岡県田川市は、旧産炭地として日本の近代化、戦後復興を支えてきたものの、1960年代のエネルギー転換を受け急激な衰退を経験し、鉱害からの復旧、新たな産業づくりによる安定した生活基盤の確保など地域再建を続けてきた「課題先進地域」です。プレナリーセッションでは、地方創生のもとSDGsの理念にそった地域づくりに奮闘する関係者を招き、本音で語り合うことを通して、参加者の皆様と次の時代の開発、国際協力を考えたいと思います。

今大会では、大学を超えて「チーム福岡」として実行委員会を組織し、現地開催の方向で準備を進めてまいりましたが、昨今の新型コロナウイルスの感染状況と本学のキャパシティを鑑み、WEB会議システム(Zoom)を用いた「完全オンライン開催」に変更することにいたしました。プレナリーセッションでは、パネラーと参加者をカメラでつなぐハイブリッド形式を採用し、可能な限り活気ある議論を交わせるような工夫を凝らしたいと思います。どうぞご期待ください。

大会ホームページは近日中に公開予定です。

  • 日程:2022年6月18日(土曜)
  • 会場:福岡県立大学(全面オンライン開催)
  • テーマ: 「知っちょるよ、もうやっとるよSDGs*」

*田川市SDGs推進協議会の発案による(使用の許可済)

第23回春季大会実行委員長
佐野麻由子(福岡県立大学)


本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会 第23回春季大会実行委員会
Email:jasid2022spring [at] gmail.com(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)




第2回・持続可能な世界に向けて好循環を生み出す人のあり方・学び方・働き方~ウェビナー「参加のしくみと協働のしくみをデザインする」(会員・一般)

SDGsが2015年に国連総会で合意されて以来、日本においても政府、自治体、企業、市民社会、教育・研究機関などのさまざまな主体や場で、SDGsに関する取り組みが広がっています。SDGsを具体的に実施するには、ありたい姿を描き(デザイン思考)、さまざまな事柄を関連づけて統合的な課題解決の糸口を探り(システム思考)、多様な力を持ちよる協働と社会的学習が重要になります。

本セッションでは、これまでの「協働」を振り返り、多様な事例を共有しながらこれからの「協働」に向けたしくみ、「社会的学習」との連動性、「協働」の課題と展望を議論し、さらに、多様な人が、地域を発見し、「私の行動」、「私たちの協働」へと誘う参加のしくみについても議論を深めます。

開催概要

  • 日時:2022年1月12日(水曜)18:00-20:00 【17:50から「入室」受付】
  • テーマ: 参加のしくみと協働のしくみをデザインする
  • 講師:佐藤真久(東京都市大学大学院 環境情報学研究科 教授)
  • 使用言語:日本語
  • 対象:自治体、企業、教育・研究機関、市民団体、一般市民など
  • 会場:オンライン(ZOOM)にて実施
  • 参加費:無料
  • 定員:300名(定員に達し次第〆切。応募者多数の場合は先着順)
  • 主催:東北大学大学院教育学研究科・環境科学研究科/一般社団法人東松島みらいとし機構
  • 後援:東北環境パートナーシップオフィス

お申込み方法

以下のURLより、お申込みください。
.us/webinar/register/WN_B0nXKT6wQn2SjKlpr4RNeA


本件にかんするお問い合わせ先

東北大学大学院教育学研究科・劉靖

  • Email: [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



関西支部研究会のご案内(会員・一般)

関西支部では下記の研究会をZoomで開催します。ご参加を希望される方は、関西支部事務局までご連絡ください。Zoomアドレスをご共有させていただきます。ふるってご参加ください。

第159回研究会

Data as An Empowerment Tool: Rwanda’s Innovative Efforts to Empower Young Population through Disseminating and Monitoring SDGs

  • 日時:12月2日(木曜)午後6時~午後8時まで
  • 発表者:Mr. Ruben Muhayiteto, Training Center and Data Science Campus Manager,
    National Institute of Statistics of Rwanda
  • 討論者:Ms. Yumi Matsuda, Former UNICEF Rwanda, Chief, Planning, Monitoring and Evaluation Section/ Former UNICEF Jordan, Chief, Planning, Monitoring and Evaluation Section
  • 言語:英語

本件にかんするお問い合わせ先

JASID関西支部事務局

E-mail: [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)




社会連携委員会「日本の地域におけるSDGs取組事例紹介」

国際開発学会・社会連携委員会では、以下のとおりイベントを開催します。参加を希望される方は下記のGoogle Formsよりお申し込みください。

地域ネットワーク団体等によるSDGsの取組――多様性と可能性を探る

  • 日時:12月12日(日曜)13:00-15:00
  • 場所:ハイブリッド開催(感染状況によってはZoomのみの開催となります)
    大阪大谷大学ハルカスキャンパス(12:20開場。定員40名)
    Zoom(URLは、12月10日(金曜)にメールでお伝えします。定員100名)
  • 参加費:無料
  • 対象者:学会員,大学生・大学院生,NGO/NPO職員・ボランティア,自治体職員 等
  • 主催:国際開発学会 社会連携委員会
  • 共催:関西NGO協議会

趣旨

2015年9月、国連総会で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)。これについては、日本においても政府・自治体や企業、そして市民社会組織による多様な取組が行なわれている。今回のセッションでは、なかでも市民社会組織よって展開されるSDGsに関連する取組に焦点をあてる。具体的には、それらの取組にはSDGsを市民・市民社会組織に紹介・解説するセッションの開催から、SDGsローカル・アジェンダの策定、SDGsグローバル指標のローカル化まで多様な動きが含まれるため、そのようなネットワーク団体の動きの多様性を整理するとともに、その動きに含まれる、市民・市民社会組織のエンパワメントや行政・市民間関係の変革といった可能性を検討する。

スケジュール

12:30 開場
13:00 「開会・趣旨説明」岡島克樹(国際開発学会社会連携委員、大阪大谷大学)
13:15 「SDGsジャパン地域ユニットの取組とその成果」新田英理子(SDGsジャパン)
13:35 事例紹介① 小柴徳明さん(黒部市社会福祉協議会)
13:45 事例紹介② 横山泰治さん(サステナブルコミュニティ共創機構)
13:55 事例紹介③ 小泉雅弘さん(さっぽろ自由学校「遊」)
(10分休憩)
14:15 事例紹介④および登壇者間の応答 高須幸雄さん(国連事務総長特別顧問・「人間の安全保障」フォーラム)、峯陽一さん(同志社大学大学院、「人間の安全保障」フォーラム)
14:40 Q&A
14:55 「閉会挨拶」大橋正明(国際開発学会理事・社会連携委員、聖心女子大学)
15:00 終了

お申込み方法

以下のURL(Google Forms)にアクセスし、必要事項を書いて申し込んでください。
LnR3FChRm4bQHp3T9


本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会・社会連携委員会
岡島克樹
okajimk [at] osaka-(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)




脆弱環境での貧困削減と生態環境の保全ータンザニア・ウルグル山域の事例ー(10/28)

宇都宮大学では、『世界展開力強化事業〜アフリカ諸国との大学間交流形成支援〜「アフリカの潜在力と日本の科学技術融合によるSDGs貢献人材育成プログラム」』に取り組んでいます。

■UU-Aウエブサイト:

その一環として下記のように第1回シンポジウムを開催することになりました。
間際のご案内で申し訳ありませんが、奮ってご参加をお待ちしております。

第 1 回 UU-A 連続国際シンポジウム

「脆弱環境での貧困削減と生態環境の保全ータンザニア・ウルグル山域の事例ー」

  • 日時:2021年10月28日(木曜)17時30分~19時00分
  • 開催方法:オンライン(Zoom)、開場 17時20分
  • 言語:英語(通訳なし)
  • 参加費:無料
  • 講師:田中樹 (摂南大学農学部食農ビジネス学科環境農学研究室・教授)
    専門は、環境農学、土壌学、地域開発論。アフリカやアジアの在来知に学び、人びとの暮らしと資源・生態環境の保全が両立するような技術や生業を創り出す研究に取り組んでいます。

お申込み方法

以下の申込フォームあるいはUU-Aウエブサイトより、事前のお申し込みをお願いいたします。(締切:10 月 26 日まで)
お申し込みをされた方には、27日に招待メールをお送りいたします。メールが届かない場合は、以下メールアドレスまでご連絡ください。また、詳細はUU-Aウエブサイトをご覧ください。

申込フォーム


本件にかんするお問い合わせ先

宇都宮大学 世界展開力強化事業推進室

  • UU-Aウエブサイト
  • シンポジウムサイト
  • TEL : 028-649-5100
  • MAIL : tenkai [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

 




ウェビナー「里山再生と生態系の回復~ウェルビーイングの観点から~」(10月9日)

国連2030年アジェンダ「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成期限が迫るなか、国連は2021年からの10年を「生態系回復の10年」と宣言しました。人類の未来は生態系の回復にあるといっても過言ではありません。国土の67%を森林が占める日本は緑豊かな国と思われていますが、無秩序な開発や管理放棄によって日本の生態系も危機的な状況にあります。

将来世代のウェルビーイングを損なわないために現世代は何をすべきなのか。このシンポジウムでは神奈川県の生態系に焦点を当て、生態系を保全・回復させるためのアクションについて多面的に議論します。

開催概要

  • 日時:2021年10月9日(土曜)14:00-15:30
  • 会場:Zoomウェビナーによるオンライン開催
  • 参加費:無料(シンポジウムの視聴にかかる通信費等は視聴する方の負担となります)
  • 主催:横浜国立大学地域連携推進機構
  • 共催:NPO法人神奈川自然保護協会
  • 後援:国際開発学会横浜支部

プログラム

  • 14:00~開会挨拶(梅原出:横浜国立大学学長)
  • 14:05~プレゼンテーション
    神奈川県の植生と外来植物群落(村上雄秀:神奈川県自然保護協会)
    神奈川の広葉樹林(小池治:横浜国立大学名誉教授・連携研究員)
    里山再生と人間のウェルビーイング(佐藤峰:横浜国立大学准教授)
    多彩な広葉樹の造形による魅力発信(原口健一:横浜国立大学准教授)
  • 15:05~パネルディスカッション
    司会:志村真紀(横浜国立大学地域実践教育研究センター准教授)
  • 15:25 閉会挨拶(佐土原聡:横浜国立大学副学長・地域連携推進機構機構長)

お申込み方法

下記、申し込みページから事前登録をお願いします。

事前登録していただいた方のメールアドレス宛に、アクセス用のURL・パスワードを送付します。


本件にかんするお問い合わせ先

横浜国立大学地域連携推進機構
chiiki [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)




グローバルフェスタ「国際協力キャリアセミナー」開催(社会連携委員会)

「グローバルフェスタJAPAN」が10月9日(土曜)、10日(日曜)の2日間にわたり開催されます。「グローバルフェスタJAPAN」は国際協力活動、社会貢献活動、SDGsなどに取り組む官民のさまざまな団体が一堂に会する国内最大級の国際協力イベントです。

国際開発学会・社会連携委員会も下記の要領で「国際協力キャリア形成セミナー」を開催します。

開催概要

  • 日時:10月9日(土曜)13:15-14:00
  • 場所:オンライン(Zoom)*URLは「グローバルフェスタJAPAN」ウェブサイト内に表示されます。
  • 参加費・登録:いずれも無料
  • 登壇者:木全洋一郎(JICA)、西野桂子(関西学院大学)、小川啓一(神戸大学)、真鍋希代嗣(元マッキンゼー)

プログラム

  1. 13:15-13:16 国際開発学会会長挨拶(佐藤仁会長)
  2. 13:16-13:36 登壇者のキャリア紹介(1人:5分)
  3. 13:36-14:00 Q and A セッション

本件にかんするお問い合わせ先

社会連携委員会・川口純

kawaguchi[at] .jp(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

 




コンゴ・セミナー(10月9日)

紛争影響地域において平和構築を実現するためには、抑圧と暴力によって築き上げられた紛争主体間の利害構造を解体し、市民の生命と人権が守られる社会へと転換することが必要です。しかしながら、国連を中心とする国際社会が実施する平和構築策はときに、紛争主体間の利害構造を維持したまま「非武装化」のみを目指し、脆弱な土台の上に平和と安全を築こうとすることによって、社会の中に支配的な権力構造と暴力を残存させています。

武装勢力が紛争に勝利して政権を奪取したり、不正選挙によって民主主義が損なわれたりするなかで、それでもなお正義、平和、繁栄をめざす国づくりへと転換するためには、市民の生命と人権の尊重を第一義におく市民 社会のリーダーシップを平和構築の中核に据える必要があります。しかし、長年の直接的暴力と構造的暴力にさらされてきた紛争影響地域において、市民社会が主体性を持ち、平和構築の中核を担うことは容易ではありません。

本セミナーでは、コンゴ民主共和国のキサンガニ大学からアルフォンス・マインド教授を講師にお招きし、アフリカの紛争影響地域における市民社会のリーダーシップの貴重な事例として、2018年にノーベル平和賞を受賞したデニ・ムクウェゲ医師の活動とその広がりについてご講演いただきます。そのうえで、中央政府が抑圧と暴力による支配に拘泥し続ける紛争影響国において、市民の生命と人権の尊重を第一義におく市民社会のリーダーシップが、平和構築の実現に向けて果たす役割を議論します。


セミナー概要

  • 日時:10月9日(土曜)18:00-20:00(日本時間)
  • 参加費:無料
  • 言語:日本語、フランス語 (日仏通訳あり)
  • 形式:オンライン(Zoom webinar)
    ※当日使用するZoomのリンクは、イベント開催前日までにご連絡いたします。
    ご参加には、パソコン、スマホ、タブレットのいずれかが必要です。
  • 主催:特定非営利活動法人RITA-Congo
  • 共催:東京大学未来ビジョン研究センターSDGs協創研究ユニット/三菱財団助成研究「コンゴの紛争資源問題と性暴力に対する先進国の責任」

プログラム(予定)

・開会あいさつ:華井和代(東京大学講師/RITA-Congo共同代表)
・基調講演:アルフォンス・マインド(コンゴ・キサンガニ大学教授)
・コメント:ジャン-クロード・マスワナ(立命館大学教授/RITA-Congoアドバイザー)
・質疑応答
※司会:鈴木千花(立命館アジア太平洋大学学生/RITA-Congoユース)

参加申し込み

※参加登録締め切り:10月7日(木曜)24時


本件にかんするお問い合わせ先

RITA-Congo事務局 

office [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)




Webinar on “Towards Understanding Grassroots Perspectives in Africa under COVID-19”

2021年8月31日(火曜)に日本アフラシア学会(JSAS)と東大IFIの共催によるオンラインセミナー “Towards Understanding Grassroots Perspectives in Africa under COVID-19” を開催します。ぜひご参加ください。

We are pleased to announce that Japan Society for Afrasian Studies (JSAS) and Institute for Future Initiatives (IFI) will co-host a Webinar on “Towards Understanding Grassroots Perspectives in Africa under COVID-19.” We look forward to your participation in our seminar.

◇◆Webinar Details◆◇

  • Date: August 31st (Tue), 2021
  • Time: 19:00 – 21:00 (JST)
  • Venue: Online (Zoom Webinar) *The Zoom link will be sent to the email address you provided by the day before the seminar.
  • Language: English Only
  • Participation Fee: Free
    Please register from this URL: (by August 29th 23:59)
  • Host of the Webinar: Japan Society for Afrasian Studies (JSAS),
  • Co-host: SDGs Collaborative Research Unit, Institute for Future Initiatives (IFI), the University of Tokyo

◇◆Overview◆◇

Japan Society for Afrasian Studies (JSAS) and Institute for Future Initiatives (IFI) of UTokyo have launched an international collaborative research project on “Exploration of Practical Wisdom and Resilience Overcoming Downside Risk – Collecting grassroots voices in Africa under COVID-19.” This research project aims to classify and assess the real and perceived risks associated with both Covid-19 and government responses to the pandemic in six African countries. It also aims to elucidate the people’s resilience in overcoming the risks. We will collect daily grassroots voices from private mobile communication applications, including Twitter and WhatsApp, the most widely used platform in Africa. We shall also collaborate with research institutions in the countries. Through that, this research will contribute to improving aid policy and business strategies. As a kick-off event of the research project, this seminar will illustrate the research subject based on the information sharing with Japanese and African researchers concerning the pandemic situation and impact of COVID-19 containment policies in six targeted countries.

◇◆Program◆◇

  1. Opening Remarks: Vick Ssali (President of JSAS / Aichi Gakuin University)
  2. Introduction: Kazuyo Hanai (The University of Tokyo)
  3. Session 1 – “Societal and policy responses to the COVID-19 pandemic: The case of South Africa” Scarlet Cornelissen (Stellenbosch University) – “Martial law and COVID-19: Evidence from the Democratic Republic of Congo” Christian Otchia (Nagoya University) – “Responding to COVID-19 in Ethiopia: A Triple Heritage Perspective” Seifudein Adem (Doshisha University) – Comments: Masaki Inaba (Africa Japan Forum) – Q&A
  4. Session 2 – “Political interference and the Socio-Economic Impact of Covid-19 on the Masses in Uganda” Vick Ssali (Aichi Gakuin University) – “The Politics of Scapegoating and Fatigue in COVID-19 Pandemic in Kenya” Kinyua Laban Kithinji (Sophia University) – “Farmers perception of COVID-19 (effects, implications and government response policy) on agricultural markets and rural livelihoods in Zimbabwe” Rangarirai Gavin Muchetu (Doshisha University) – Comments Scarlet Cornelissen (Stellenbosch University) – Q&A
  5. Open Discussion

◇◆Inquiry◆◇

hanai [a] (*アットマークの部分を修正してご使用ください)




『国際開発研究』第29巻2号をお届けします

今号の特集テーマは「SDGs 時代の教育普遍化と格差」です。冒頭の総説に続き、5か国(タイ、バングラデシュ、ザンビア、マラウイ、マダガスカル)の事例研究から構成されています。教育の量的な拡大が進展する中、その過程で生じるさまざまな格差に着目しています。開発と教育については、教育分野に限らず、さまざまな分野において議論が交わされる事柄でもあると思いますので、是非ご一読いただけますと幸いです。




開発途上国における新型コロナウイルス対策のための協力拡大のアピール

新型コロナウイルスが世界的に蔓延し、感染は開発途上国に広がろうとしています。この未曽有の危機に直面して、多くの国の政府が国境を封鎖し、それぞれの国内の感染対策に専心しています。

一方、3月31日に国連のグテーレス事務総長が述べたように、開発途上国における新型コロナウイルス感染は始まったばかりであり、今後、我々が現在目にしている以上の広がりを見せるのは確実と考えられます。また先進国、開発途上国を問わず、社会の脆弱層に最も大きなしわ寄せが向かっていることも懸念されます。

新型コロナウィルスは、元々医療・保健体制の脆弱な開発途上国の人々を、さらに危機的な状況に陥れています。開発途上国での蔓延に対して十分な対策を施されなければ、世界はいつまでも感染爆発のリスクを負うことになります。

世界の人々が安心して暮らせる社会つくるために、そして持続可能な開発目標(SDGs)達成のために、市民社会、経済界、そして日本を始めとする各国政府や国際機関・団体が、新型コロナウイルスの開発途上国における感染を防止するための協力を拡大することを呼びかけます。

また当学会も、研究や実践、発言などあらゆる側面から、新型コロナウイルス問題に取り組んでいくことを宣言します。

2020年4月5日
国際開発学会・会長
山形辰史