報告募集「第25回春季大会ブックトーク」3月14日締切(会員・一般)

学会誌編集委員会ブックトーク担当の佐藤寛(開発社会学舎)、島田剛(明治大学)、汪牧耘(東京大学)、道中真紀(日本評論社)です。

第25回春季大会(6月15日、宇都宮大学)にて開催予定のJASIDブックトークの報告者を募集いたします。下記をご一読のうえ、ふるってご応募いただければ幸いです。

セッション趣旨

JASIDブックトークは、会員に自著のメイキングを語っていただくセッションです。

書籍の内容紹介にとどまらず、企画のきっかけから執筆過程の苦労や工夫、読者層や販売動向に至るまで、「出版」をトータルに語っていただきます。担当編集者にも登壇いただき、著者と出版社の双方の視点からご報告いただきます。

出版をご検討中の会員のご参考としていただくとともに、本のつくり手(著者・出版社)と読者(セッション参加者)のコミュニケーションを通して、学会における出版の活性化や質の向上を目指しています。

本セッションは研究報告を目的とするものではなく、あくまで出版をめぐるストーリーの紹介を目的とするものです。この点をご理解のうえ、ご応募ください。

セッション概要

報告書籍は、会員の著作(目安として刊行後2年以内)とします。応募時点で未刊行でも、大会当日までに刊行予定であれば結構です。

報告は、著者と担当編集者のペアで行っていただきます。1冊の報告時間は20~30分を予定していますが、報告冊数が増える場合には短くなる可能性もありますのでご了承ください。

報告には、基本的に以下の内容を含めていただきます。

  • 書籍の概要(テーマ、読者層、内容概略)
  • 出版の動機・出版が決まった経緯
  • 執筆・編集の過程における苦労や工夫、変化
  • どういった販売戦略で、どのような読者層に売れているか
  • 本書の学会への貢献、国際開発に果たす役割

応募者が多数の場合には、恐れ入りますが報告書籍を選考させていただく可能性がございます。

プロポーザルに加え、セッション全体として書籍のテーマやジャンル、著者のご所属や出版社に偏りはないかなどを総合的に判断させていただきます。

ご了承のほど、お願いいたします。

応募要項

◆募集締切は、【3月14日(木曜)23:59】です。

他のセッションでの発表を申し込まれる場合でもブックトークへの応募は可能で
す。ブックトークとは重ならない時間帯に発表セッションが組まれます。

ご応募の際には、Googleフォーム(URLは下記)を通して、以下のプロポーザルのご提出をお願いいたします。

  • 書誌情報(著者・書名・出版社・刊行年月・判型・ページ数・定価)
  • 書籍概要(目次・500字程度の内容概略)
  • 報告者【著者/担当編集者】(氏名・所属・連絡先)
  • ブックトークで特にアピールしたいポイント
  • 希望する討論者(もしいらっしゃれば)

ご応募の前に、必ず出版社(担当編集者)から内諾を得ていただきますようお願いします。本セッションは対面開催となりますので、担当編集者の方にも会場でのご報告をお願いします(非会員の場合、ゲスト扱いとなり大会参加費は不要です)。

コメンテーターはセッション担当者のほうで決定し依頼します(今回は、報告者からご依頼いただく形ではありません)。ご報告が採択され次第、コメンテーター宛てに書籍をご送付ください。

書籍販売については、詳細が決まり次第、ご連絡いたします。

ご応募フォーム

以上、どうぞよろしくお願いいたします。
皆様のご応募をお待ちしております!

佐藤寛、島田剛、汪牧耘、道中真紀
(学会誌編集委員会ブックトーク担当)


本件にかんするお問い合わせ先

道中真紀(日本評論社)

  • michinaka [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



『国際開発研究』投稿規程

『国際開発研究』投稿規程((2020 年4 月4 日改訂)

Notes for Contributors ((Revised on April4,2020)




『国際開発研究』32巻2号(2023年11月)

特集 Role of International Ties in Sustainability: What to Sustain, What to Revise, and What to Pass Across Generations?


Transcript of the Plenary Session at the 24th JASID Spring Conference in Akita
“Role of International Ties in Sustainability: What to Sustain,What to Revise,and What to Pass Across Generations?”

特集論文

“Role of International Ties in Sustainability: What to Sustain, What to Revise, and What to Pass Across Generations?”

Shogo Kudo, Divine Fuh, Kaeko Chiba, Hideki Maruyama, Kanako Omi
  • 2023 年 32 巻 2 号 p. 1-11
  • 発行日: 2023/11/30
  • 公開日: 2023/12/15
  • DOI

一般投稿

(論文)

日本の民間企業の難民雇用動機及び職場融合のプロセスの特定―グラウンデッド・セオリー・アプローチ(GTA)を用いた日本の難民受け入れ企業のインタビュー分析による―”

  • 中村 恵理, 保井 俊之, 白坂 成功
  • 2023 年 32 巻 2 号 p. 13-30
  • 発行日: 2023/11/30
  • 公開日: 2023/12/15
  • DOI

The Impact of Education on Obesity of Women in Kenya

  • Hana Ashida
  • 2023 年 32 巻 2 号 p. 31-46
  • 発行日: 2023/11/30
  • 公開日: 2023/12/15
  • DOI

(調査研究報告)

Effects of Hybrid Seeds on Smallholders’ Agricultural Practices in Nepal and Its Latent Risk

  • Masanori Takeshita, Kishor Chandra Khanal, Manita Thapa, Hidetaka Ishi
  • 2023 年 32 巻 2 号 p. 47-70
  • 発行日: 2023/11/30
  • 公開日: 2023/12/15
  • DOI

書評(J-stage未公開)

山形辰史 著『入門開発経済学―グローバルな貧困削減と途上国が起こすイノベーション』(中央公論新社、2023年、288ページ)開発協力大綱の「現実」とどう向き合うか

  • 島田 剛
  • 2023 年 32 巻 2 号 p. 71-75
  • 発行日: 2023/11/30
  • 公開日: 2023/12/15
  • DOI

 

佐藤 仁 著『争わない社会「開かれた依存関係」をつくる』(NHK出版、2023年、297ページ)「考え続ける」ということ

  • 下村 恭民
  • 2023 年 32 巻 2 号 p. 76-84
  • 発行日: 2023/11/30
  • 公開日: 2023/12/15
  • DOI

大森佐和・西村幹子 編著『よくわかる開発学』(ミネルヴァ書房、2022年、vi+211ページ)

  • 高橋 基樹
  • 2023 年 32 巻 2 号 p. 85-88
  • 発行日: 2023/11/30
  • 公開日: 2023/12/15
  • DOI

澤村信英・小川未空・坂上勝基 編著『SDGs時代に見る教育の普遍化と格差―各国の事例と国際比較から読み解く』(明石書店、2023年、408ページ)

  • 黒田 一雄
  • 2023 年 32 巻 2 号 p. 89-91
  • 発行日: 2023/11/30
  • 公開日: 2023/12/15
  • DOI

熊谷圭知 著『つながりの地理学―マイノリティと周縁からの地誌』(古今書院、2022年、214ページ)

  • 小國 和子
  • 2023 年 32 巻 2 号 p. 92-94
  • 発行日: 2023/11/30
  • 公開日: 2023/12/15
  • DOI

山田肖子 編著『「持続可能性」の言説分析 知識社会学の視点を中心として』(東信堂、2023年、128ページ)

  • 西川 芳昭
  • 2023 年 32 巻 2 号 p. 95-98
  • 発行日: 2023/11/30
  • 公開日: 2023/12/15
  • DOI

 

野田真里 編著『SDGsを問い直す―ポスト/ウィズ・コロナと人間の安全保障』(法律文化社、2023年、302ページ)

  • 山形 辰史
  • 2023 年 32 巻 2 号 p. 99-102
  • 発行日: 2023/11/30
  • 公開日: 2023/12/15
  • DOI

Takahiro Akita and Mitsuhiko Kataoka Regional Inequality and Development: Measurement and Applications in Indonesia (Springer, 2022, x + 203 pages)

  • 林 光洋
  • 2023 年 32 巻 2 号 p. 103-106
  • 発行日: 2023/11/30
  • 公開日: 2023/12/15
  • DOI

Kazuro Shibuya Community Participation in School Management: Rational Trust and Educational Outcomes (Routledge, 2023, 158 pages)

  • 西村 幹子
  • 2023 年 32 巻 2 号 p. 107-108
  • 発行日: 2023/11/30
  • 公開日: 2023/12/15
  • DOI

 

山口健介 著『ミャンマー「民主化」を問い直す:ポピュリズムを越えて』(NHK出版、2022年、286ページ)

  • 折山 光俊
  • 2023 年 32 巻 2 号 p. 109-111
  • 発行日: 2023/11/30
  • 公開日: 2023/12/15
  • DOI

 

吉田鈴香 著『ミャンマー クーデターの謎:カギは中国にあり』(三恵社、2022年、220ページ)

  • 石戸 光
  • 2023 年 32 巻 2 号 p. 112-116
  • 発行日: 2023/11/30
  • 公開日: 2023/12/15
  • DOI

Caitlin Scott The Project in International Development: Theory and Practice (Routledge, 2023, 176 pages)

  • 伏見 勝利
  • 2023 年 32 巻 2 号 p. 117-120
  • 発行日: 2023/11/30
  • 公開日: 2023/12/15
  • DOI

32巻2号(PDFダウンロード)

J-stageへ



学会誌編集委員会からのお知らせ(2024年2月)

すでにお気づきの方もおられると思いますが、前号からJ-stageに書評などこれまで掲載されなかったカテゴリーの原稿も掲載するようになりました。

現在、今年度の予算の範囲内で過去に遡って順次掲載していく予定です。4月ごろまでに掲載をできればと思って作業を進めています。

今年度の予算内で対応できなかった原稿についても、来年度以降、少しずつ遡っていく予定です。

現在、次号の学会誌の編集作業をしております。今回は開発協力大綱をテーマにした特集を予定しており、関係の先生方でこれまでオンラインで打ち合わせを重ねながら内容を練っているところです。また、今回は現地調査の工夫に焦点をあてた特集も予定しています。

また、全体像が見えてきていない中で作っていくこの時期はやや苦しいところもありますが、少しずつ形が見えていくのは編集の喜びでもあります。

6月下旬から7月ごろにお手元にお届けできるように進行していきたいと思います。

学会誌編集委員会
委員長:島田剛(明治大学)




学会誌編集委員会からのお知らせ(2023年11月)

30巻1号(2021年6月発刊)から始まった現在の執行部の任期は、この11月で終了します。

編集委員の先生方の多くは、すでに3年の任期を大幅に超えており、いつも多忙な中で特集の企画や論文審査にご協力いただいてきました。

また、この3年の間、査読に多くの先生方にご協力をいただきましたこと、ここに感謝申し上げます。 この3年間、佐藤仁会長の”Visible, Inclusive, and Entertaining”のスローガンのもと、誌上セミナーという取り組みを行ったり、討論というセクションを始めたり、グローバル連携委員会と共に学会誌の表紙を新たにしました。

手探りで前進してきましたが、多くの皆様のご協力と支援のおかげです。

また、任期の途中から以前は独立して行われていた大会におけるブックトークを編集委員会として実施し、書評との連携を図ってきました。

これは学会誌の編集とは異なる仕事ですが、「本をつくる」という側面から国際開発を見るのは新しい発見があり、楽しい経験でした。

編集委員会の仕事を通じて、個人的には専門分野を超えて考えることの楽しさと難しさを感じています。

次回の33巻からは新しい編集委員会のメンバーでの編集になります。今後も会員の皆様からのご協力とご支援をお願いいたします。

学会誌編集委員会
委員長:島田剛(明治大学)




Q :大会発表していない論文も投稿できますか?

Answer

大会発表していなくても、学会誌への投稿は可能です


本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会・学会誌編集員会




『国際開発研究』32巻1号(2023年6月)

特集 交通開発学序論


特集総説 クロスボーダー回廊開発における整備と制度―交通開発学の一事例―

花岡伸也
  • 2023 年 32 巻 1 号 p. 1-15
  • 発行日: 2023/06/30
  • 公開日: 2023/08/11
  • DOI

特集論文

カンボジア・つばさ橋建設の事業化決定に至る検討過程

小泉幸弘・花岡伸也
  • 2023 年 32 巻 1 号 p. 17-34
  • 発行日: 2023/06/30
  • 公開日: 2023/08/11
  • DOI

地方道路整備における技術の開発と普及―技術協力プロジェクトの事例分析を通じて―

徳永達己・小川基樹
  • 2023 年 32 巻 1 号 p. 35-51
  • 発行日: 2023/06/30
  • 公開日: 2023/08/11
  • DOI

住民参加型道路舗装事業における地域への愛着と LBT 技術リーダー―タイ東北部・ノンコー村における事例―

武田晋一
  • 2023 年 32 巻 1 号 p. 53-67
  • 発行日: 2023/06/30
  • 公開日: 2023/08/11
  • DOI

特集報告
NGO による簡便道路整備手法の技術移転を通した国際開発活動の展開

福林良典・岩村由香
  • 2023 年 32 巻 1 号 p. 69-82
  • 発行日: 2023/06/30
  • 公開日: 2023/08/11
  • DOI

一般投稿

(論文)

新たな支援のアプローチ模索に関する考察
―パキスタン気象局の専門的知識の共有に着目して―

内田善久・松丸 亮
  • 2023 年 32 巻 1 号 p. 95-113
  • 発行日: 2023/06/30
  • 公開日: 2023/08/11
  • DOI

(研究ノート)

インドにおける国内出稼ぎ労働者の教育選択
―保護者の子どもへの期待と教育継続の困難に着目して―

宮村侑樹
  • 2023 年 32 巻 1 号 p. 115-129
  • 発行日: 2023/06/30
  • 公開日: 2023/08/11
  • DOI

(調査研究報告)

インドネシアにおけるコミュニティ学習センターの新たな展開と役割
―同等性教育プログラムに参加する受講生に着目して―

片山信英
  • 2023 年 32 巻 1 号 p. 131-151
  • 発行日: 2023/06/30
  • 公開日: 2023/08/11
  • DOI

イスラーム金融とサステナブルファイナンスの互恵的関係構築に向けて
―金融規制面からの政策提言―

金子寿太郎
  • 2023 年 32 巻 1 号 p. 153-166
  • 発行日: 2023/06/30
  • 公開日: 2023/08/11
  • DOI

The State of and Potential for Partnerships between Governments and
NGOs for Enhanced Civil Participation:
A Case Study of Direct and Institutionalized Partnerships
at the National Level in Cambodia

Akinori IMADA
  • 2023 年 32 巻 1 号 p. 167-185
  • 発行日: 2023/06/30
  • 公開日: 2023/08/11
  • DOI

書評(J-stage未公開)

古川光明 著『スポーツを通じた民族融和の可能性を考える
―南スーダンにおける平和構築の取り組み―』

岡田千あき

三宅隆史 著『国際協力 NGO による持続可能な開発のための教育:SDGs のための社会的実践を通じた学び』

小松太郎

松岡俊二・阪本真由美・寿楽浩太・寺本 剛・秋光信佳 著「未来へ繋ぐ災害対策―科学と政治と社会の協働のために―」

木全洋一郎

西川芳昭 編著『タネとヒト 生物文化多様性の視点から』

田中 樹

 

32巻1号(PDFダウンロード)

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学会誌編集委員会からのお知らせ(2023年8月)

学会誌編集委員会からのお知らせ(2023年8月)

現在、32巻1号を準備しています(このニュースレターをご覧いただく時には、お手元に届いているかもしれません)。

今号は「交通」という、国際開発の上では重要なセクターであるにもかかわらず、論文の少ない分野について特集を掲載することができました。ご尽力いただいた先生方に御礼申し上げます。

また、もう一つの特集は昨年度の全国大会プレナリー「グローバル危機にどう向き合うか – 国際開発学の役割」の一部を収録しました。投稿論文・報告・ノートも多くの研究の投稿があり充実したものになりました。

査読などでご協力いただきました先生方に御礼申し上げます。本号の締め切りの関係で次号に掲載せざるを得ない論文もありましたが、ますます充実させていきたいと思います。

書評対象の書籍についても随時受け付けています。なかなか会員の皆さまの書籍を包括的に把握するのは難しく、編集事務局へお送りいただければ書評対象として検討させていただきます。

学会誌編集委員会
委員長:島田剛(明治大学)




報告募集「第34回全国大会・ブックトーク」8月12日締切(会員限定)

国際開発学会 第34回全国大会(11月11日及び12日、上智大学)にて開催予定のJASIDブックトークの報告者を募集いたします。

下記をご一読のうえ、ふるってご応募いただければ幸いです。

趣旨

JASIDブックトークは、会員が自著を紹介するセッションです。書籍の内容紹介にとどまらず、企画のきっかけから執筆過程の苦労や工夫、読者層や販売動向に至るまで、「出版」をトータルに語っていただきます。担当編集者にも登壇いただき、著者と出版社の双方の視点からご報告いただきます。

本セッションは、出版をご検討中の会員に参考としていただくとともに、本のつくり手(著者・出版社)と読者(セッション参加者)のコミュニケーションを通して、学会における出版の活性化や質の向上を図ることを目的としています。

なお、本セッションは研究報告を目的とするものではなく、あくまで出版をめぐるストーリーの紹介を目的とするものです。この点をご理解の上、ご応募ください。

概要

  • 報告書籍は、会員の著作(刊行後2年以内を目途)とします
  • 応募時点で未刊行でも、大会当日までに刊行予定であれば結構です
  • 質疑応答を含めて、発表の時間は30分程度を予定しています(採用冊数が増える場合には短くなることもあり得ますのでご了承ください)
  • 報告は著者と出版社の担当者(編集や営業など)のペアで行っていただくようお願いします
  • ご参加いただく出版社の方が非会員の場合、その方はゲスト扱いとなりますので大会参加費をお支払いいただく必要は生じません

報告には、基本的に以下の内容を含めていただきます。

書籍の概要(テーマ、読者層、内容概略)

  • 出版の動機・出版が決まった経緯
  • 執筆・編集の過程における苦労や工夫、変化
  • どういった販売戦略で、どのような読者層に売れているか
  • 本書の学会への貢献、国際開発に果たす役割

なお、今回のブックトークは、2023年11月12日(日曜)[大会二日目] 午前の最初のセッションでの対面での実施が予定されております。時間に限りがありますので、恐縮ながら応募者が多数の場合には、報告書籍を選考させていただく可能性がございます。

プロポーザルに加え、セッション全体として書籍のテーマやジャンル、著者のご所属や出版社に偏りはないかなどを総合的に判断させていただきます。ご了承のほど、お願いいたします。

応募要項

募集締切は、2023年8月12日(土曜)23:59です。

他のセッションでの発表を申し込まれる場合でもブックトークへの応募は可能です(ブックトークとは重ならない時間帯に発表セッションが組まれます)。

ご応募の際には、以下のプロポーザルのご提出をお願いいたします。

  • 書誌情報(著者・タイトル・出版社・刊行年月・判型・ページ数・定価)
  • 書籍概要(500字程度で内容概略・目次)
  • 著者(氏名・所属)
  • 担当編集者(氏名・所属)
  • ブックトークで特にアピールしたいポイント

• ご応募いただく前に、必ず出版社の編集担当者の方とのご相談をよろしくお願いいたします。また、本ブックトークの趣旨にならい、出版社の方と一緒に行っていただく報告が優先的に採択されることを、ご承知おきください。

• コメンテーターの目処(採択決定後、9月上旬までにご自身で内諾を取っていただきます。内諾を取る際には、学会当日に学会以外のご予定が入っていないことを確認してください。学会での他のセッションでの発表、座長等とは重ならないように当方で調整しますが、それ以外の予定との調整依頼は受け付けません)

• 書籍販売コーナーの設置については、詳細が決まり次第、大会実行委員会からのご連絡となります。

採択された報告者には、追ってコメンテーター宛てに書籍(未刊行の場合はゲラ)のご送付をお願いします。

応募フォーム


本件にかんするお問い合わせ先

学会誌編集委員会・ブックトーク担当
(佐藤寛、島田剛、芦田明美、道中真紀)

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



『国際開発研究』31巻3号(2023年2月)

Launch of an Annual English Issue of the Journal of International Development Studies

Yuto Kitamura
  • 2023 年 31 巻 3 号 p. 1-3
  • 発行日: 2023/02/28
  • 公開日: 2023/03/25
  • DOI 

Special Issue 1: “Untranslatable” Japanese Development Concepts

Introduction to the Special Issue 1
“Untranslatable” Japanese Development Concepts

Jin Sato
  • 2023 年 31 巻 3 号 p. 5-8
  • 発行日: 2023/02/28
  • 公開日: 2023/03/25
  • DOI 

Article

Is Kaizen Effective in Developing Countries? The Universality and Distinctiveness of Kaizen

Go Shimada
  • 2023 年 31 巻 3 号 p. 9-20
  • 発行日: 2023/02/28
  • 公開日: 2023/03/25
  • DOI 

Endogenous Development: The Contributions of Kazuko Tsurumi

Kanako Omi
  • 2023 年 31 巻 3 号 p. 21-32
  • 発行日: 2023/02/28
  • 公開日: 2023/03/25
  • DOI 

Yen Loans: Between Norms and Heterodoxy

Hiroaki Shiga
  • 2023 年 31 巻 3 号 p. 33-44
  • 発行日: 2023/02/28
  • 公開日: 2023/03/25
  • DOI 

The Trinity: The Reemergence of the Japanese-style Development Concept as China Rises

Muyun Wang
  • 2023 年 31 巻 3 号 p. 45-56
  • 発行日: 2023/02/28
  • 公開日: 2023/03/25
  • DOI 

Hito-zukuri: Not the Same as Human Resources Development

Noriyuki Hashimoto
  • 2023 年 31 巻 3 号 p. 57-67
  • 発行日: 2023/02/28
  • 公開日: 2023/03/25
  • DOI 

Genba-shugi: The Hands-on Approach

Naoki Matsubara
  • 2023 年 31 巻 3 号 p. 69-80
  • 発行日: 2023/02/28
  • 公開日: 2023/03/25
  • DOI 

Special Issue 2: A Possibility of Development Studies from Asia

Introduction to the Special Issue 2

Introduction to the Special Issue 2: A Possibility of Development Studies from Asia

Kan Hiroshi SATO
  • 2023 年 31 巻 3 号 p. 81
  • 発行日: 2023/02/28
  • 公開日: 2023/03/25
  • DOI 

Article

Making a Case for Postcolonial Thinking in International Development Studies: Towards a More Critical and Self-reflexive Field

Soyeun Kim
  • 2023 年 31 巻 3 号 p. 83-103
  • 発行日: 2023/02/28
  • 公開日: 2023/03/25
  • DOI 

Socio-structural Forces in the Development of Philippine Sociology

Leslie V. Advincula-Lopez
  • 2023 年 31 巻 3 号 p. 105-114
  • 発行日: 2023/02/28
  • 公開日: 2023/03/25
  • DOI 

 

31巻3号(PDFダウンロード)

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学会誌編集委員会からのお知らせ(2023年5月)

学会誌についてはの1号を現在、鋭意、編集中です。6~7月にお届けできる予定です。

さて、この学会誌の表紙が3月に発行されたグローバル連携委員会編集による英文号から新しいものに変わりました。日本語の学会誌の方でも今後、ひきつづきこちらの表紙を使っていく予定です。

この表紙デザインはグローバル連携委員会の北村友人先生と編集委員会の島田で相談をしつつ進めてきました。また、実際のデザイン案の調整については荻巣崇世先生のご尽力によるものです。

昨年12月の全国大会総会における投票に加え、ネットでの投票も実施しましたが票が割れて2つの案での決選投票までもつれこみました。決選投票でも大きな差はつきませんでしたが58.2%の票を得たデザインになりました(先日、お届けした3号の表紙です)。

今回のデザインについては、投票をいただいた案以外にも多くの案がありました。その過程で多くの方にご協力いただきました。ありがとうございました。ただ、デザインというのは人によっていいと思うものが異なり、また答えがあるわけでもないのでなかなか選定は難しく時間がかかってしまいました。

理事会でも、編集委員会でもどのデザインが良いかについては意見が人によってことなりました。個人的に、私自身が良いと思ったものは実は最も早い段階で脱落し、全国大会の総会での投票に進むこともできませんでした。次に良いと思ったものも決選投票まで進むことができず少し残念でした。

ただ、このデザイン案の選定を通じそれぞれの方の学会誌に対する理想のイメージが異なるということが分かり、とても勉強になりました。それは個人としての差もありますが、専門分野による違いもあるように思いました。

たかがデザインとはいいつつ、学会誌の顔になるものです。どんな学会誌であるかを表すのだと思いますが、最終的に選ばれた表紙もとても美しく、気に入っています。今後、この表紙に負けない中身の学会誌に育てていきたいと思います。

学会誌編集委員会
委員長:島田剛(明治大学)




学会誌編集委員会からのお知らせ(2023年2月)

31巻2号を発刊しました。今号では、古川光明先生(静岡県立大学)が中心となり「スポーツを通じた開発援助の可能性」を特集としてまとめられました。まだ研究の積み重ねが多い分野ではなく、今後の研究が期待される分野だと思います。今後の議論の発展に貢献するような充実した内容の特集になったのではないかと思います。

また、今号も多く書評を掲載することが出来ました。忙しい中で原稿を執筆いただいた先生方に感謝申し上げます。 今回は「討論」というカテゴリーの論考も掲載しました。こうした討論が日本における国際開発学の議論の発展につながっていくのではないかと考えたからです。 学会誌の編集にあたり多くの先生に査読にご協力いただきました。改めて査読にご協力いただいた先生方に御礼を申し上げます。 書評欄を充実させてきていますので、ぜひ対象になりそうな本を出版される方は編集部にお送りください。対象となるのは会員が主となって出版された書籍です。

目次は以下のとおりです。

特集論文

  • 「開発と平和のためのスポーツ(Sport for Development and Peace: SDP)」の変遷と課題
    岡田千あき
  • 紛争影響国における全国スポーツ大会の効果の持続性―南スーダン・「国民結束の日」を事例として―
    古川光明
  • カンボジア社会発展の過程におけるサッカーの現状と課題
    山平芳美
  • 「スポーツと開発」における体育授業研究アプローチの可能性 ―「ペルーに対する体育教師の能力開発支援」プロジェクトへの参画を通して
    齊藤一彦

一般投稿: 研究ノート

  • マレーシア留学における社会的ネットワークの外部資源としての役割 ―バングラデシュ人移民のホスト社会との関わり― 金子(藤本)聖子

書評

  • Hodzic ́, Saida, The Twilight of Cutting: African Activism and Life after NGOs
    林 愛美
  • 加藤丈太郎 著『日本の「非正規移民」―「不法性」はいかにつくられ、維持されるか』
    日下部尚徳
  • 日下部尚徳・本多倫彬・小林 周・髙橋亜友子 編著 『アジアからみるコロナと世界――我々は分断されたのか』
    大山貴稔 • 北野 収
  • 西川芳昭 編著『人新世の開発原論・農学原論―内発的発展とアグロエコロジー』
    勝俣 誠
  • 木山幸輔 著『人権の哲学―基底的価値の探究と現代世界』
    関谷雄一
  • Sato, Mine, Nobuo Sayanagi and Toru Yanagihara. empowerment Through Agency Enhancement: An Interdisciplinary Exploration
    佐藤 寛
  • 杉田映理・新本万里子 編 『月経の人類学―女子生徒の「生理」と開発支援―』
    佐藤 寛
  • 阿部和美 著『混迷するインドネシア・パプア分離独立運動―「平和の地」を求める闘いの行方』
    松井和久
  • D・P・アルドリッチ 著/飯塚明子・石田 祐 訳 『東日本大震災の教訓―復興におけるネットワークとガバナンスの意義』
    島田 剛

討論

  • 加藤宏氏論文「開発協力の歴史を研究する意義について ―開発協力実務者の立場からの考察―」へのコメント
    廣野良吉

第2回国際開発論文コンテスト

  • 第2回国際開発論文コンテスト 優秀論文
    松本 悟

(優秀論文)

  • 地震がカースト制度下の人々の幸福度に与える影響―ネパール農村の2時点パネルデータを用いて―
    橘 知里

学会誌編集委員会
委員長:島田剛(明治大学)




学会誌編集委員会からのお知らせ(2022年11月)

学会誌31巻2号について編集作業をしております。今回は論争的な論文も掲載できる予定で新しい試みです。少し遅れている原稿もあり12月に発行を予定しておりますが、年末年始の印刷の状況では来年1月にずれ込む可能性もあります。

学会誌編集委員会
委員長:島田剛(明治大学)




学会誌編集委員会からのお知らせ(2022年8月)

現在、第31巻第1号の印刷・発送をしています。この原稿を読んでいただいている時にはお手元に届いているころかもしれません。 今号は当初、原稿がなかなか集まらずページ数の薄いものになってしまうのではないかとかなり心配しました。

しかし、締め切りが近づくにつれ徐々に投稿が増え2週間ほどの間に7本もの論文の投稿があるなどし,最終的には充実したものになりました。査読をお願いした先生、編集委員会の先生方にはタイトなスケジュールの中でご協力いただき本当に感謝をしております。

ただ、投稿時期が発刊間近であったために本号の収録には間に合わなかった論文も多くありました。次号を楽しみにお待ちください。査読は査読者を探すのが難航するなど、大変なことも多いですが、やはり投稿が多いと嬉しいものです。ぜひ皆さまからのさらなる投稿をお待ちしています。

さて、本号に収録できた論文ですが特集が2本立てとなりました。学会の研究部会の研究にもとづくものと、昨年の金沢大学での全国大会のプレナリーシンポジウムでの議論にもとづくものです。両特集とも学会の活動を学会誌に収録することができました。

学会活動とのつながりという意味では、今回は初の試みとして学部生を対象とした国際開発論文コンテストの論文も掲載しています。優秀な若い学生の人たちに将来的にぜひ学会活動に関わっていただきたいという思いがあります。

特集もコンテスト論文も、学会誌と学会の活動が有機的なつながりを持つことによりさらに学会が活発になることを期待しての試みです。 また、今回は論文、研究ノート、書評も充実した内容にすることができました。

書評対象の図書についても随時受け付けています。編集事務局へご連絡いただければ、書評対象として検討させていただきます。書評の方も今後は学会大会のブックトークを編集委員会の活動の一環として実施することとなりました。 今後も皆さまのご協力・ご支援をいただきたく、どうぞよろしくお願いいたします。

学会誌編集委員長・島田剛(明治大学)




学会誌編集委員会からのお知らせ(2022年5月)

「国際開発研究」は現在,6月の発行(31巻1号)に向けて原稿を準備中です。2月中旬以降に6本の論文が投稿されました。これを受けて多くの会員の方に査読にご協力いただいております。ありがとうございます。日程的に1号への掲載に間に合いそうな原稿もあり,できるだけタイムリーに出版できるよう,発行時期を少し後ろに遅らせることも検討しています。

また,国際開発学会の会員がメインとなって出版された本の書評を充実させたいとも思っております。ただ,学会誌編集委員会の方で本の出版情報を網羅できているわけではありませんので,もし,ご出版になられた際にはご連絡賜れば幸いです。

これとも関連して,次回の春季大会におけるブックトークで取り上げる本が決まりました。

  • Mine Sato, Nobuo Sayanagi, Toru Yanagihara. 2022. Empowerment through Agency Enhancement: An Interdisciplinary Explorations. Palgrave Macmillan
  • 木山 幸輔(2022)「人権の哲学:基底的価値の探究と現代世界」東京大学出版会
  • 加藤丈太郎(2022)「日本の「非正規移民」:『不法性』はいかにつくられ、維持されるか」明石書店
  • リチャード・ヒークス著、竹内知成監訳、ICT4D Lab訳(2022)「デジタル技術と国際開発」日本評論社

著者の方々のお話をお伺いできるのを楽しみにしています。ぜひ,多くの方にご参加いただければと考えています。

学会誌編集委員会
委員長:島田剛(明治大学)




『国際開発研究』30巻2号(2021年11月)

特集 越境的実践がつむぐガバナンス―持続可能性課題の協働解決に向けて―


特集論文

越境的実践がつむぐガバナンス

―持続可能性課題の協働解決に向けて―

大塚 健司
  • 2021 年 30 巻 2 号 p. 1-9
  • 発行日: 2021/11/30
  • 公開日: 2021/12/18
  • DOI 

 

職業としてのコーディネーター

―越境的協働を促すメカニズムの体現者―

菅野 拓
  • 2021 年 30 巻 2 号 p. 11-24
  • 発行日: 2021/11/30
  • 公開日: 2021/12/18
  • DOI 

 

インドネシアの農村ガバナンスにみる「越境性」とは

―灌漑水路管理からコロナ下での協働実践への展開事例より―

小國 和子
  • 2021 年 30 巻 2 号 p. 25-40
  • 発行日: 2021/11/30
  • 公開日: 2021/12/18
  • DOI 

 

「貴州蝋染」の保全と継承における越境的実践

藤田 香
  • 2021 年 30 巻 2 号 p. 41-58
  • 発行日: 2021/11/30
  • 公開日: 2021/12/18
  • DOI 

 

中国の環境汚染問題のフィールドにおける越境的協働のダイナミズム

―研究と実践の間で立ち現れる「境界」をめぐる省察―

大塚 健司
  • 2021 年 30 巻 2 号 p. 59-75
  • 発行日: 2021/11/30
  • 公開日: 2021/12/18
  • DOI 

一般投稿

論文

Effect of Farmland Size on Land Productivity and Production Cost and Its Intertemporal Change in China’s Major Grain Producing Provinces

Caihua XU, Masaru KAGATSUME, Jin YU
  • 2021 年 30 巻 2 号 p. 77-91
  • 発行日: 2021/11/30
  • 公開日: 2021/12/18
  • DOI 

 

タンザニア3地域における野生食物摂取と成人の主観的健康の関係

―中部半乾燥地、南東部内陸・海岸沿いの事例に基づく考察―

阪本 公美子, 大森 玲子, 津田 勝憲
  • 2021 年 30 巻 2 号 p. 93-112
  • 発行日: 2021/11/30
  • 公開日: 2021/12/18
  • DOI 

研究ノート

Investigating School to Work Transition in Rural Madagascar: Upper Secondary School Students’ Career Plans and Their Decision Patterns

Fanantenana Rianasoa ANDRIARINIAINA, Nobuhide SAWAMURA
  • 2021 年 30 巻 2 号 p. 113-127
  • 発行日: 2021/11/30
  • 公開日: 2021/12/18
  • DOI 

調査研究報告

Women’s Empowerment through Small-scale Mixed Porridge Flour Processing in the Morogoro Region of Tanzania

Tamahi KATO (YAMAUCHI)
  • 2021 年 30 巻 2 号 p. 129-144
  • 発行日: 2021/11/30
  • 公開日: 2021/12/18
  • DOI 

 

「新しい人道支援」が生み出す支援の格差

―東西ティモールにおける人道支援を事例として―

堀江 正伸
  • 2021 年 30 巻 2 号 p. 145-159
  • 発行日: 2021/11/30
  • 公開日: 2021/12/18
  • DOI 

書評(J-stage未公開)

Terao, Tadayoshi and Tsuruyo Funatsu(Eds.)

Origins and Evolution of Environmental Policies: State, Time and Regional Experiences

生方史数

 

Sakamoto, Kumiko

Factors Influencing Child Survival in Tanzania: Comparative Analysis of Diverse Deprived Rural Villages

久木田純

 

西川芳昭著

『食と農の知識論種子から食卓を繋ぐ環世界をめぐって』

北野収

 

佐藤仁著

『開発協力のつくられ方―自立と依存の生態史』

竹原憲雄

 

ダニエル・A・ワグナー著/前田美子訳

『SDGs 時代の国際教育開発学:ラーニング・アズ・ディベロップメント』

北村友人

 

Baqir, Fayyaz and Sanni Yaya (Eds.)

Beyond Free Market: Social Inclusion and Globalization

高須直子

 

大谷順子編

『四川大地震から学ぶ―復興のなかのコミュニティと「中国式レジリエンス」の構築』

島田剛

30巻2号(PDFダウンロード)

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学会誌編集委員会からのお知らせ(2022年2月)

学会誌編集委員会では12月に第30回第2号を刊行いたしました。

今号の特集は学際的かつ、実務との連携も重要な要素であるこの学会に相応しい特集「越境的実践がつむぐガバナンス」になりました。大塚健司先生の冒頭の論文にこの特集の重要な論点が書かれていますので、ぜひ読まれることをお勧めします。

この学会の研究者は専門的でありつつ、同時に学際的な観点が求められます(専門―学術)。また、学術的でありながら、実務的でもある必要があります(学術―実務)。さらには、地域な文化の個別性を考えつつも、普遍性のある規則あるいは価値などについても考える必要があります(個別―普遍)。

こうした国際開発に取り組むにあたっての課題を考えさせられる特集であると感じています。また、今回は論文2本と、研究ノート1本、調査研究報告2本、書評7本という充実した内容にすることができました。本数もですが、内容的にもかなり斬新な内容の興味深い論文が多かったのも特徴です。

ただ、内容が斬新であればあるほど(また専門分野をまたがる内容であればあるほど)査読は難しいものがあります。査読にご協力いただきました先生方にはこの場をお借りして感謝申し上げます。今回は従来にも増して、査読いただいた先生方のご負担が大きかったと思います。

投稿は随時受け付けをしておりますので、引き続き皆様からのご投稿をお待ちしています。また、書評対象の図書についても随時受け付けています。編集事務局へご連絡いただければ、書評対象として検討させていただきます。

現在、学会誌の表紙のデザインや内容について新たなものにすべく、編集委員会のなかで検討をしています。今後、決まってきましたら学会員の皆さまに共有していきたいと思っております。

学会誌編集委員会
委員長:島田剛(明治大学)




学会誌編集委員会からのお知らせ(2021年11月)

今年度、編集委員会は佐藤仁会長から示された「Visible, Inclusive, and Entertaining」というスローガンのなかで、とくに「社会に発信すること」(Visible)、「読んで面白い」(Entertaining)という要素を意識して活動を行ないました。

30巻1号では、そうした試みの一環として特集のなかで「討論」というこれまでにないカテゴリーの論考を掲載しました。より正確には、これまでもカテゴリーとしてはあったのですが、過去にこのカテゴリーでの掲載はありませんでした。これは学会誌が活発な議論をする場にすることが目的でした。

また、特集が2本あり、そのうちの一本は誌上シンポジウムとして学会のラウンドテーブルにおける議論を掲載させていただきました。この誌上シンポジウムは学会の大会との連携をより深めていきたいという狙いもあり、そうした試みの一環で掲載させていただいたものです。

新型コロナで海外での調査ができないなかで、開発学はどうあるべきかを議論したものを掲載しました。投稿原稿については調査研究報告を4本掲載し、また、書評については5本を掲載しました。

30巻2号については10月下旬現在のところ、12月上旬に発行する予定で編集作業を実施中です。特集は「越境的実践がつむぐガバナンス―持続可能性課題の協働解決に向けて」です。投稿原稿については論文2本、調査研究報告2本、研究ノート1本を掲載する予定です。また、書評については6冊を取り上げる予定です。 引き続きまして、皆さまからの投稿をお待ちしています。

お忙しいなかで、査読および書評をお引き受けいただきました先生方に厚く御礼を申し上げます。

学会誌編集委員会
委員長・島田剛(明治大学)




『国際開発研究』第30巻1号をお届けします

第30回第1号をお届けします。今号は新しい編集委員会での最初の発刊となります。今執行部では佐藤仁会長から「Visible, Inclusive, and Entertaining」というスローガンが示されています。本誌も特に社会に発信すること(Visible)、読んで面白い(Entertaining)要素をこれまでの学会誌の歴史に付け加えられればと思っております。

今号ではそうした試みの一環として特集の中で「討論」というこれまでにないカテゴリーの論考を掲載しました。さらに学会誌が活発な議論をする場になる一歩として考えています。

また、今号は特集が2本組みになっています。一つは「開発協力の歴史研究アプローチの可能性」と題したもので興味深い論文と討論により構成されています。

また、もう一本の特集は誌上シンポジウムとして学会のラウンドテーブルにおける議論を掲載させていただきました。この誌上シンポジウムは学会の大会との連携をより深めていきたいという狙いもあり、そうした試みの一環で掲載させていただいたものです。新型コロナで海外での調査ができない中で、開発学はどうあるべきかを議論したものです。ぜひお読みいただければ幸いです。

投稿原稿については調査報告を4本掲載させていただきました。また、書評については5本を掲載いたしました。投稿は随時受け付けをしておりますので、引き続き皆様からのご投稿をお待ちしています。また、書評対象の図書についても随時受け付けています。編集事務局へご連絡いただければ幸いです。

学会誌編集員
委員長 島田剛



『国際開発研究』30巻1号(2021年6月)

特集 開発協力の歴史研究アプローチの可能性


特集「開発協力の歴史研究アプローチの可能性」に寄せて

―多様性を生かす開発研究のために―

佐藤 仁
  • 2021 年 30 巻 1 号 p. 1-3
  • 発行日: 2021/06/30
  • 公開日: 2021/07/27
  • DOI 

特集論文

開発協力の歴史を研究する意義について

―開発協力実務者の立場からの考察―

加藤 宏
  • 2021 年 30 巻 1 号 p. 5-16
  • 発行日: 2021/06/30
  • 公開日: 2021/07/27
  • DOI 

 

「キングコング対ゴジラ」の政策含意

―「もう一つの視点」の提示を試みた『東アジアの奇跡』の事例―

下村 恭民
  • 2021 年 30 巻 1 号 p. 17-32
  • 発行日: 2021/06/30
  • 公開日: 2021/07/27
  • DOI 

 

〈利他〉から〈利己〉へ

―日本の開発協力政策を枠づける社会規範の転換過程―

大山 貴稔
  • 2021 年 30 巻 1 号 p. 33-47
  • 発行日: 2021/06/30
  • 公開日: 2021/07/27
  • DOI 

 

【遺稿】Interrogating “Comprehensive Development:” The Colonial-Wartime Background to Japan’s Development Cooperation

Aaron Stephen MOORE
  • 2021 年 30 巻 1 号 p. 49-64
  • 発行日: 2021/06/30
  • 公開日: 2021/07/27
  • DOI 

討論

日本の開発協力研究の知的深化に向けて

―歴史研究の可能性と課題―

元田 結花
  • 2021 年 30 巻 1 号 p. 65-70
  • 発行日: 2021/06/30
  • 公開日: 2021/07/27
  • DOI 

 

人に歴史あり開発協力に歴史あり

芦立 秀朗
  • 2021 年 30 巻 1 号 p. 71-73
  • 発行日: 2021/06/30
  • 公開日: 2021/07/27
  • DOI 

特集 国際開発学2.0―新型コロナとニューノーマル

誌上シンポジウム

特集「国際開発学2.0―新型コロナとニューノーマル」

山田 肖子, 大塲 麻代, 汪 牧耘, 會田 剛史, 福林 良典, 佐藤 仁, 高田 潤一, 島田 剛
  • 2021 年 30 巻 1 号 p. 75-89
  • 発行日: 2021/06/30
  • 公開日: 2021/07/27
  • DOI 

一般投稿

調査研究報告

難民キャンプにおけるスポーツを通じた教育援助の意義

―シリア難民キャンプにおける参加型アクション・リサーチを用いた活動を事例として―

加朱 将也
  • 2021 年 30 巻 1 号 p. 91-106
  • 発行日: 2021/06/30
  • 公開日: 2021/07/27
  • DOI 

 

タイ及びメキシコにおけるユニバーサル・ヘルス・カバレッジに向けた医療保障制度に関する比較考察 (SDGs:目標3)

小林 尚行
  • 2021 年 30 巻 1 号 p. 107-128
  • 発行日: 2021/06/30
  • 公開日: 2021/07/27
  • DOI 

 

紛争影響地域における自尊感情に焦点を当てた開発支援

―スーダン ダルフールでの職業訓練における自尊感情を高める開発支援を事例として―

田島 賢侍, 山本 幸生, 佐々木 卓也, 井川 真理子, 小林 麗美
  • 2021 年 30 巻 1 号 p. 129-145
  • 発行日: 2021/06/30
  • 公開日: 2021/07/27
  • DOI 

 

中国におけるアフリカ人学生の留学動機と修学経験

―アモイ大学の学位取得型留学生を事例に―

羅 方舟, 澤村 信英
  • 2021 年 30 巻 1 号 p. 147-163
  • 発行日: 2021/06/30
  • 公開日: 2021/07/27
  • DOI 

書評(J-stage未公開)

Cramer, Christopher, John Sender and Arkebe Oqubay.

『African Economic Development: Evidence, Theory, Policy』

久保田ちひろ

 

荻巣崇世・橋本憲幸・川口 純 編著

『国際教育開発への挑戦―これからの教育・社会・理論』

日下部達哉

 

村橋 勲 著

『南スーダンの独立・内戦・難民―希望と絶望のあいだ』

古川光明

 

岡田千あき 編著、長谷一宏・加朱将也・奥野 輔 著

『スポーツで蒔く平和の種―紛争・難民・平和構築』

古川光明

 

古沢広祐 著

『ケニアの教育における格差と公正―地域、学校、生徒からみる教育の質と「再有償化」』

川口 純

 


30巻1号(PDFダウンロード)

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第32回全国大会(金沢大学)のお知らせ

日頃より大会の運営にご協力いただくとともに、大会での研究発表への積極的なご参加を通じ国際開発に寄与していただいていることを感謝いたします。

猛暑の最中ですが、第32回全国大会の準備を進めております。大会の最新情報は国際開発学会・大会公式ウェブサイトやメーリングリストを通してご連絡いたします。

日時・場所等は以下の通りです。

  1. 開催日:2021 年 11 月 20 日(土曜),21 日(日曜)
  2. 場所:金沢大学 角間キャンパス 人間社会第2講義棟(金沢市角間町)
  3. プレナリーセッションテーマ:「おんぼらーっとしまっし。 石川仕立ての創成と共生、そして開発」

さまざまな分野の方々に登壇いただき、石川という限定的な地域(主に能登)を材料にして「新たな価値観から人の幸せ、そして今後の社会のあり方」というテーマについて議論して頂こうと考えております。

既報の通り、8月初旬より報告申し込みの受付を開始しております。奮ってご応募頂ければ幸いです。現時点では対面での開催を予定しておりますが、新型コロナウイルスの動向次第では全面的にオンライン開催へと変更する可能性もございます。ご了解いただければ幸いです。皆様にお目にかかることを楽しみにしております。

第32回全国大会実行委員長・和田一哉(金沢大学)




学会誌編集委員会からのお知らせ(2021年8月)

第30回第1号を発刊いたしました。今号は新しい編集委員会での最初の発刊となりました。今執行部では佐藤仁会長から「Visible, Inclusive, and Entertaining」というスローガンが示されています。本誌も特に社会に発信すること(Visible)、読んで面白い(Entertaining)要素をこれまでの学会誌の歴史に付け加えられればと思い編集をしました。

今号ではそうした試みの一環として特集の中で「討論」というこれまでにないカテゴリーの論考を掲載しました。さらに学会誌が活発な議論をする場になる一歩として考えています。

また、今号は特集が2本組みになっています。一つは「開発協力の歴史研究アプローチの可能性」と題したもので興味深い論文と討論により構成されています。

また、もう一本の特集は誌上シンポジウムとして学会のラウンドテーブルにおける議論を掲載させていただきました。この誌上シンポジウムは学会の大会との連携をより深めていきたいという狙いもあり、そうした試みの一環で掲載させていただいたものです。新型コロナで海外での調査ができない中で、開発学はどうあるべきかを議論したものです。ぜひお読みいただければ幸いです。

投稿原稿については調査報告を4本掲載させていただきました。また、書評については5本を掲載いたしました。投稿は随時受け付けをしておりますので、引き続き皆様からのご投稿をお待ちしています。また、書評対象の図書についても随時受け付けています。編集事務局へご連絡いただければ幸いです。

学会誌編集委員長・島田剛(明治大学)




Q: 『国際開発研究』に論文を投稿したいのですが

Answer

『国際開発研究』に掲載を希望する原稿を随時受け付けています。投稿先は学会誌刊行センターとなります。投稿に関するお問い合わせは、すべて学会誌刊行センターまでお願いいたします。

また、論文の投稿は学会員に限ります。投稿規程は以下をご参照ください。

投稿規程


本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会・学会誌編集員会




学会誌編集委員会

Editorial Board

学会員の研究活動の成果にもとづき学会誌を発行

  • 委員長:島田剛(明治大学)
  • 委員:杉田映理(大阪大学)、西川芳昭(龍谷大学)
  • 幹事:日下部達哉(広島大学)、久保田利惠子(世界銀行/国立環境研究所)、桑島京子(青山学院大学)、花岡伸也(東京工業大学)、藤川清史(愛知学院大学)、古川光明(静岡県立大学)、佐藤寛(開発社会学舎)、道中真紀(日本評論社)、芦田明美(早稲田大学)

投稿に関するお問い合わせ先

(財)学会誌刊行センター「国際開発研究」編集係

  • E-mailアドレス:ed-office [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:03-3817-5821
  • Fax番号:03-3817-5820
  • 住所:〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-16

「国際開発研究」投稿規程

関連情報




『国際開発研究』バックナンバーをJ-STAGEで公開

当学会の学会誌『国際開発研究』バックナンバーの個別論文が、J-Stageで検索することができるようになりました。

なお、書評などを含む各号全体のPDFについてはこれまでどおり、一定期間後に当ウェブサイト上で公開いたします。

学会誌編集委員会より

学会創立30周年事業の一つとして取り組んでいました「国際開発研究」バックナンバーのJ-STAGEでの公開ですが、先日、第5巻(1996年)から第12巻(2003年)があらたに登載され、査読制度を導入した第5巻以降、現在の第28巻(2019年)まで、24年間分の論文等の公開がすべて完了しました。 各論文にはDOI番号が付与され、引用がされやすくなっています。なお、第4巻以前のものは、査読制度導入の前のもので、論文の形態も現在とはずいぶん違いますので、J-STAGEでは公開されません。第1巻からこれまでの各号の全文(論文ごとに分割されていません)は、学会HP上で公開されています。 是非、一度、アクセスしていただき、学会創設以来の研究の蓄積を実感していただけますと幸いです。




『国際開発研究』第29巻2号をお届けします

今号の特集テーマは「SDGs 時代の教育普遍化と格差」です。冒頭の総説に続き、5か国(タイ、バングラデシュ、ザンビア、マラウイ、マダガスカル)の事例研究から構成されています。教育の量的な拡大が進展する中、その過程で生じるさまざまな格差に着目しています。開発と教育については、教育分野に限らず、さまざまな分野において議論が交わされる事柄でもあると思いますので、是非ご一読いただけますと幸いです。




お問い合わせ

大会公式ウェブサイト

なお、大会参加に関するお問い合わせにつきましては、こちらのお問い合わせフォームでは承っておりません。大会公式ウェブサイト()より、大会実行委員会あてにお問い合わせください。

学会誌への投稿に関するお問い合わせ

学会誌への投稿に関しましては、学会誌編集委員会(学会誌刊行センター)宛にお問い合わせください(冊子体の郵送についてはページ下部のフォームよりお問い合わせください。)。

メーリングリスト配信に関するお問い合わせ

会員向けのメーリングリスト配信に関するお問い合わせは、広報委員会までお問い合わせください。

それ以外のお問い合わせにつきましては、以下のフォームより承ります。

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    ご回答にはお時間をいただく場合がございます。1週間以上経っても返信がない場合は、お手数ですが改めてご連絡をお願いいたします。




    Q : 学会誌への論文投稿は学会員でなければいけませんか?

    Answer

    学会員しか投稿はできません。

    学会員が投稿を希望するばあいは、以下のページをご参照ください。


    本件にかんするお問い合わせ先

    国際開発学会・学会誌編集員会




    『国際開発研究』29巻2号(2020年12月)

    特集 SDGs時代の教育普遍化と格差


    特集「SDGs時代の教育普遍化と格差」にあたって

    澤村 信英
    • 2020 年 29 巻 2 号 p. 1-4
    • 発行日: 2020/11/20
    • 公開日: 2020/12/05
    • DOI 

    特集論文

    SDGs時代の教育普遍化と格差の開発研究

    小川 未空, 坂上 勝基, 澤村 信英
    • 2020 年 29 巻 2 号 p. 5-20
    • 発行日: 2020/11/20
    • 公開日: 2020/12/05
    • DOI 

    タイにおける基礎教育改革と中等学校をめぐる格差

    ―「分を知る」社会の二者間関係―

    牧 貴愛
    • 2020 年 29 巻 2 号 p. 21-34
    • 発行日: 2020/11/20
    • 公開日: 2020/12/05
    • DOI 

    バングラデシュ農村の経済・社会格差縮減に対する教育開発の貢献

    ―20年間の縦断的研究結果から―

    日下部 達哉
    • 2020 年 29 巻 2 号 p. 35-47
    • 発行日: 2020/11/20
    • 公開日: 2020/12/05
    • DOI 

    ザンビア都市インフォーマル居住区における就学前教育の展開と格差

    ―低学費私立幼稚園の台頭に着目して―

    興津 妙子, ブレントD エドワーズ ジュニア, ペギー ムワンザ
    • 2020 年 29 巻 2 号 p. 49-62
    • 発行日: 2020/11/20
    • 公開日: 2020/12/05
    • DOI 

    教育格差の中にある格差

    ―マラウイの初等教育への就学実態を事例に―

    川口 純, 丹羽 勇人
    • 2020 年 29 巻 2 号 p. 63-74
    • 発行日: 2020/11/20
    • 公開日: 2020/12/05
    • DOI 

    マダガスカルの教育政策の変遷と格差是正

    ―職業へのアクセスに着目して―

    園山 大祐, ファナンテナナ リアナスア アンドリアリニアイナ, アンドリアマナシナ ルズニアイナ ラスルナイヴ
    • 2020 年 29 巻 2 号 p. 75-87
    • 発行日: 2020/11/20
    • 公開日: 2020/12/05
    • DOI 

    一般投稿

    研究ノート

    教育借用理論からみたモザンビークの初等数学カリキュラム改訂

    ―教育の内発的発展に焦点をあてて―

    日下 智志
    • 2020 年 29 巻 2 号 p. 89-104
    • 発行日: 2020/11/20
    • 公開日: 2020/12/05
    • DOI 

    調査研究報告

    UNTAC日本施設大隊はカンボジア社会にいかなる影響を及ぼしたのか

    ―宿営地をめぐる介入者と被介入者の相互作用の変遷に着目して―

    大山 貴稔, 秋保 さやか
    • 2020 年 29 巻 2 号 p. 105-120
    • 発行日: 2020/11/20
    • 公開日: 2020/12/05
    • DOI 

    ネパール・バングラデシュでの砒素汚染対策の比較検討

    ―低率汚染国における対応の難しさ―

    緒方 隆二
    • 2020 年 29 巻 2 号 p. 121-132
    • 発行日: 2020/11/20
    • 公開日: 2020/12/05
    • DOI 

    青年海外協力隊体育隊員経験者の帰国後における社会還元に関する研究

    ―質的研究法を用いた分析を手掛かりに―

    白石 智也, 齊藤 一彦, 山平 芳美
    • 2020 年 29 巻 2 号 p. 133-151
    • 発行日: 2020/11/20
    • 公開日: 2020/12/05
    • DOI 

    書評(J-stage未公開)

    鮎京 正訓(編集代表) 島田 弦 編

    『アジア法整備支援叢書 インドネシアー民主化とグローバリゼーションへの挑戦ー』

    金子由芳

     

    日下部 光 著

    『アフリカにおける遺児の生活と学校教育―マラウイ中等教育の就学継続に着目して』

    石原伸一

     

    阪本公美子 著

    『開発と文化における民衆参加―タンザニアの内発的発展の条件』

    関谷雄一

     

    牛久晴香 著

    『かごバッグの村―ガーナの地場産業と世界とのつながり』

    吉田栄一

     

    加治佐敬 著

    『経済発展における共同体・国家・市場―アジア農村の近代化にみる役割の変化』

    平井華代

     

    古沢広祐 著

    『食・農・環境とSDGs―持続可能な社会のトータルビジョン』

    西川芳昭

     

    デイビッド ヒューム 著・佐藤 寛 監訳

    『貧しい人を助ける理由―遠くのあの子とあなたのつながり』
    ピーター シンガー 著・関 美和 訳

    『あなたが世界のためにできるたったひとつのこと―〈効果的な利他主義〉のすすめ』

    真崎克彦

    29巻2号(PDFダウンロード)

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    『国際開発研究』29巻1号(2020年6月)

    特集 贈与/交換から見える社会のかたち


    特集「贈与/交換から見える社会のかたち」について

    佐藤 峰
    • 2020 年 29 巻 1 号 p. 1-3
    • 発行日: 2020/06/30
    • 公開日: 2020/07/15
    • DOI 

    特集論文

    贈与交換論と開発研究

    ―研究の視座を整理する―

    佐藤 峰
    • 2020 年 29 巻 1 号 p. 5-21
    • 発行日: 2020/06/30
    • 公開日: 2020/07/15
    • DOI 

    経済社会学における贈与の意義

    ―交換形態、ネットワーク、制度の狭間―

    古市 太郎
    • 2020 年 29 巻 1 号 p. 23-36
    • 発行日: 2020/06/30
    • 公開日: 2020/07/15
    • DOI 

    贈与と交換の狭間の開発支援

    ―カンボジアにおけるソーシャル・ビジネスの事例から―

    秋保さやか
    • 2020 年 29 巻 1 号 p. 37-54
    • 発行日: 2020/06/30
    • 公開日: 2020/07/15
    • DOI 

    「フェアトレード贈与」が導く階層的関係の構築

    ―ラオスにおける民衆交易/フェアトレードコーヒー取引の事例から―

    箕曲 在弘
    • 2020 年 29 巻 1 号 p. 55-71
    • 発行日: 2020/06/30
    • 公開日: 2020/07/15
    • DOI 

    一般投稿

    論文

    ネパールにおける内戦終結とマオイスト・リーダーの政治的信念

    武 徹
    • 2020 年 29 巻 1 号 p. 73-87
    • 発行日: 2020/06/30
    • 公開日: 2020/07/15
    • DOI 

    「開発=开发(カイファー)」の意味変容と概念形成

    ―日中における言葉の借用を中心として―

    汪 牧耘
    • 2020 年 29 巻 1 号 p. 89-99
    • 発行日: 2020/06/30
    • 公開日: 2020/07/15
    • DOI 

    調査研究報告

    ザンビア北部州における小規模灌漑技術の普及と農家の市場志向性

    山本 麻起子
    • 2020 年 29 巻 1 号 p. 101-116
    • 発行日: 2020/06/30
    • 公開日: 2020/07/15
    • DOI 

    ICT Integration into Teacher Education: Teacher Educators’ Experiences of Policy at Two Teacher Education Institutions in Malawi

    Foster GONDWE
    • 2020 年 29 巻 1 号 p. 117-128
    • 発行日: 2020/06/30
    • 公開日: 2020/07/15
    • DOI 

    書評(J-stage未公開)

    紀谷昌彦・山形辰史 著

    『私たちが国際協力する理由―人道と国益の向こう側』

    武内進一

    重田康博・真崎克彦・阪本公美子 編著『SDGs 時代のグローバル開発協力論―開発援助・パートナーシップの再考』

    林 薫

     

    29巻1号(PDFダウンロード)

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