オンライン「参加型・質的評価手法MSC入門研修」6月1日開催(会員・一般)
参加型・質的評価手法MSC入門研修(6/1@オンライン)のご案内〜生き生きと変化をとらえ、活動を改善・元気になる評価
MSC(モスト・シグニフィカント・チェンジ)は、欧米のNGOが活用している参加型・質的モニタリング・評価手法です。
ログフレーム(ロジックモデル)のような事前設定の指標を用いず、現場から「重大な変化」のエピソードを集めて「最も重要な変化」を選択することが基本的流れです。
人間の意識や行動変容など、想定外・数値化できない質的な変化の把握や分析ができ、組織学習や活動を改善する特徴があります。
また、評価に参加するスタッフや受益者へのエンパワーメント効果があります。
手法の詳細はこちらをご覧ください。
https://pecenter.jimdofree.com/参加型評価とは/most-significant-change/
「量的な評価では測れないものがあるのではないか」「説明責任のための評価だけで良いのだろうか」「評価を通じて関係者が元気になることはできないのか」などを考えている方にピッタリです!
これまでに400人以上が受講した、人気の研修です。
開催概要
(1)日時
2024年6月1日(土曜)14:00-16:00
(2)場所
Zoomによるオンライン開催。
マイクとカメラのついたPCもしくはタブレット、安定したインターネット環境が必要です。
(3)こんな方にお勧めします
NGO/NPO、コンサルタント、教育・福祉、学術関係者など非営利活動に従事している、またモニタリング・評価や研究に携わっている方。今後予定している方。「説明責任」だけでなく「学習」目的の評価に興味のある方。国際協力だけでなく国内活動にも有効です。
(4)研修のねらい
- MSC手法の概略・目的・特徴などの知識を学ぶ。
- 手法の中核3ステップのロールプレイによる体験。
- 変化のエピソードの比較から、教訓を学ぶ練習。
- 前回オンライン入門研修(2023/6/10)の報告はこちらをご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/sankagatahyouka/archives/10652825.html
(5)プログラム
- 講義:MSCの概略・目的・特徴・事例紹介
- 演習:「重大な変化を集める」ステップの体験
- 演習:「最も重大な変化を選ぶ」ステップの体験
- 発表、まとめと振り返り
(6)講師
田中 博
一般社団法人参加型評価センター代表理事、(特活)ヒマラヤ保全協会元事務局長。日本評価学会認定資格評価士。愛媛大学非常勤講師。英国サセックス大学国際開発研究所大学院修了。国際協力機構(JICA)や(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)、トヨタ財団、環境省などで評価に関する研修講師、NGO/NPOの海外・国内プロジェクトの評価ファシリテーターを多数行う。JICA草の根技協評価スキーム検討委員や、(特活)日本NPOセンター、(公財)京都市ユースサービス協会、所沢市社会福祉協議会、(公財)日本劇団協議会などで評価アドバイザーを務めた。共著に「自分達で事業を改善できるようになった!」源由理子編著(2016)『参加型評価〜改善と改革のための評価の実践』晃洋書房、がある。
(7)受講料
¥8,000 –
(8)申し込み
こくちーずプロでお申し込みください。
申込後に届くメールに記載されている銀行口座に、期日までに受講料をお振込みいただくようお願いいたします。
緊急連絡のため電話番号は必ずご記入下さい。
https://kokc.jp/e/ad2e7a7b7741adc06b6357c952de7a78/
- しめ切り:5月26日(土曜)
- 定員:16名
- 最少催行人数:4名
本件にかんするお問い合わせ先
主催:一般社団法人参加型評価センター
- https://pecenter.jimdofree.com
- tanaka.pecenter [at] gmail.com(* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
個人情報は本講座と参加型評価センターの情報提供以外に使用しません。
※三位一体のMSC研修:MSC評価が自分で、できるようになるのが目標。
・入門:初心者向きにMSCの基本を体験→今回はコレ!
・中級Ⅰ:事実と変化を聞きとる質的インタビューの練習
・中級Ⅱ:カスタマイズ編:プロジェクトに合わせてMSC基本設計
→3研修すべて受講した方に、修了証を発行することにしました!