令和4年度『国際開発学会出前講座』の募集

学会員のみなさまへ

令和4年度国際開発学会出前講座の募集を開始しました。
出前講座の目的は、(1)地方在住学会員、留学生会員と他の学会員の交流を促進すること、(2)国際協力や開発に関心をもつ非学会員と国際開発学会との接点をつくり日本の国際開発にかかわる教育と研究の裾野を広げることです。

詳細は、地方展開委員会のホームページをご覧下さい。


本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会・地方展開委員会
E-mail: [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)




新刊案内:『変容するアジアの家族:シンガポール、台湾、ネパール、スリランカの現場から』

田村慶子・佐野麻由子編著,2022年,『変容するアジアの家族:シンガポール、台湾、ネパール、スリランカの現場から』明石書店.

本書の概要

本書は、(公財)アジア女性研究・交流フォーラム(KFAW)アジア研究者ネットワークに集った研究者による共同研究の成果として刊行されました。KFAWアジア研究者ネットワークは、北九州および近郊に在住するさまざまな分野の研究者や実務者が、アジア地域を中心とする研究・実践活動の成果を共有する場として2009年に結成されました。

本書では、シンガポール、台湾、ネパール、スリランカという4つの国と地域を事例として、政治的領域、経済的領域との関わりを視野に、家族形態、家族の機能、性別役割分業、家父長制に基づく家族の価値観など、多様な側面から家族の変容を分析しました。

これらの国・地域には面積も人口も小さいものの、程度の差こそあれ、(1)急激な少子化ないし少子高齢化、(2)拡大家族から核家族へという急激な世帯規模の縮小、(3)出稼ぎによる家族の離散や外国人ケア労働者によって支えられる家族機能というグローバル化のなかでの家族の変容を経験しているという共通項があります。

本書で取り上げられた事例には、少子高齢化や家族のケアだけでなく、同性婚、生殖医療、メリトクラシー、障害者家族のような、これまでアジアの家族についての議論で取り上げられることが少なかった切り口を含んでおり、今日的なアジアの家族の変容を示すものとなっております。是非お手にとってご覧ください。

目次

刊行のご挨拶
はじめに[田村慶子・佐野麻由子]

第1章 シンガポールの「疲弊する」家族と女性[田村慶子]
〈コラム1〉単なる補佐役ではなく運営の主体として――インドネシアのカカオ農園で働く女性たちから得た教訓

第2章 シンガポールの教育・子育てに関する政策と価値観――メリトクラシーとジェンダーの観点から[坂無淳]
〈コラム2〉娘の選択――結婚するか独身のままか

第3章 重い家庭の負担からの逃避――台湾の家族と女性[田村慶子]
〈コラム3〉台湾における外国人労働者と家族の変容
〈コラム4〉日本で働くフィリピン人女性家事労働者の(ディス)エンパワーメント

第4章 男児選好にみるネパールの家族の変容――階級別の分析からみえた経済発展下での個人化の兆し[佐野麻由子]
〈コラム5〉児童婚の根絶を

第5章 現代スリランカの家族の変容とジェンダー――障害者家族のケアの例から[古田弘子・鹿毛理恵]
〈コラム6〉パキスタンにおける児童婚・早婚

おわりに[田村慶子・佐野麻由子・織田由紀子]
著者紹介


本件にかんするお問い合わせ先

佐野麻由子(福岡県立大学)

  • sanomayu [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

明石書店ウェブサイト




「2023年度フルブライト奨学金」募集開始(会員・一般)

日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)は、フルブライト奨学金事業、留学情報サービス事業、および特別交流事業を実施している団体です。 4月1日より「2023年度フルブライト奨学金」が募集開始となりました。 詳細は以下を参照してください。

募集要項

  • 応募期間:2022年4月1日 12:00 ~ 5月31日 23:59(オンラインで受付)
  • 対象学術分野: 米国研究、インド太平洋地域における日米関係、現代社会の諸問題、グローバル社会の課題、および教育
  • 詳細:

本件にかんするお問い合わせ先

日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)
広報・特別交流事業部




オンライン「参加型・質的評価手法MSC入門研修」5月14日(会員・一般)

MSC(モスト・シグニフィカント・チェンジ)は、欧米のNGOが活用している参加型・質的モニタリング・評価手法です。ログフレーム(PDM)のような事前設定の指標を用いず、現場から「重大な変化」のエピソードを集めて「最も重要な変化」を選択することが基本的流れです。人間の意識・行動変容など、想定外・質的変化の把握や分析ができ、学習や改善を促進する特徴があります。また、評価に参加するスタッフや受益者へのエンパワーメント効果があります。手法の詳細はこちらをご覧ください。
.com/参加型評価とは/most-significant-change/

開催概要

(1) 日時
2022年5月14日(土曜)14:00-16:00(日本時間)

(2)場所
Zoomを活用して、オンラインで行います。マイクとカメラのついたPCと安定したインターネット環境が必要です。配布資料は事前にEメールでPDFファイルをお送りします。

(3)こんな方にお勧めします
NGO/NPO、コンサルタント、教育・福祉、学術関係者など非営利活動に従事している、またモニタリング・評価や研究に携わっている方。今後予定している方。「説明責任」だけでなく「学習」目的の評価に興味のある方。国際協力だけでなく国内活動にも有効です。

(4)セミナーのねらい
・MSC手法の概略・目的・特徴などの知識を学ぶ。
・手法の中核3ステップのロールプレイによる体験。
・変化のエピソードの比較から、教訓を学ぶ練習。
前回の入門研修(2022/1/8)の報告はこちらを、ご覧ください。
sankagatahyouka/archives/

(5)プログラム
・講義:MSCの概略・目的・特徴・事例紹介
・演習:「重大な変化を集める」ステップの体験
・演習:「最も重大な変化を選ぶ」ステップの体験
・発表、まとめと振り返り

(6)講師:田中 博
一般社団法人参加型評価センター代表理事、(特活)ヒマラヤ保全協会元事務局長。日本評価学会認定資格評価士。英国サセックス大学国際開発研究所大学院修了。国際協力機構(JICA)や(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)、トヨタ財団、環境省などで評価に関する研修講師、NGO/NPOの海外・国内プロジェクトの評価ファシリテーターを多数行う。JICA草の根技協評価スキーム検討委員や、(特活)日本NPOセンター、(公財)京都市ユースサービス協会、所沢市社会福祉協議会などで評価アドバイザーを務めた。共著に「自分達で事業を改善できるようになった!」源由理子編著(2016)『参加型評価〜改善と改革のための評価の実践』晃洋書房、がある。

(7)受講料
¥7,000-(税込み)

(8)申し込み
下記こくちーずプロでお申し込みください。申込後に届くメールに記載されている銀行口座に、期日までに受講料をお振込みいただくようお願いいたします。
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個人情報は本講座と参加型評価の情報提供以外に使用しません。

  • 締切日:2022年5月7日(土曜)
  • 定員:16名(最少催行人数:3名)

本件にかんするお問い合わせ先

(主催)一般社団法人参加型評価センター

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

※三位一体のMSC研修:MSCができるようになるのが目標
・入門:初心者向きにMSCの基本を体験→今回はコレ!
・中級Ⅰ:事実と変化を聞きとる質的インタビューの練習
・中級Ⅱ:カスタマイズ編:プロジェクトに合わせてMSC基本設計
→3研修すべて受講した方に、修了証を発行することにしました!




2022年度『国際開発学会賞』作品公募(6月30日まで)

2022年度の学会賞の候補作品を公募します。2020年1月1日から2022年6月30日までに公表された国際開発学会員の著作または学術論文が審査の対象となります。

今年度より、優れた論文を対象とする「論文賞」を新たに設け、学会賞、奨励賞、論文賞、賞選考委員会特別賞の4つの部門で審査が行われます。応募作品の受付は、5月1日(日曜)から6月30日(木曜)まで(当日消印[または発送記録]有効)です。応募は自薦、他薦を問いません。

対象となる本または論文各5部(本についてはオリジナル1部、残り4部はコピーで可;論文については全てコピーでも可)を、下記の学会賞選考事務局宛に送付してください。応募の際には応募用紙に記入の上、添付してください。応募用紙は学会賞のページからダウンロードできます。

応募に関する詳細は、学会賞のページをご覧ください。

2022年度『国際開発学会賞』作品公募のご案内

賞選考委員長
三重野文晴(京都大学)




援助国としてのロシアー知られざる現状」学術研究者による非研究者へのナレッジ共有プロジェクト(会員・一般)

国際開発学会は、学会員の発表を通じて、民間企業をはじめとする非研究者の方々にとって有益な、各種トピックに関する最新の動向や課題解決に資するアイデアなどの知見を提供することを目的に、学術研究の成果にもとづくナレッジ共有セミナーをオンラインにて開催します。

今回は、横浜国立大学国際社会科学研究院の志賀裕朗氏をゲストスピーカーにお招きし、「援助国としてのロシアー知られざる現状」をテーマにお話しいただきます。

ロシアは、ウクライナに対する侵略戦争で世界中の非難を一身に浴びています。その行為の不当性・残虐性が最大限の言葉で非難されるべきことは論を俟ちませんが、今こそ、ロシアという「謎の中の謎」(チャーチル)を正確に理解する必要があると思われます。

このウェビナーでは、ロシアが、欧米や日本などの「西側先進国」とも、中国やインドなどの「南南協力ドナー」とも異なった特異な立ち位置で開発援助を実施していたことに焦点をあて、多面的なロシア理解のための材料を提供したいと考えています。

セミナーの前半でゲストスピーカーからお話頂き、後半で質疑応答および参加者の皆様とのディスカッションを予定しております。

参加資格は問いませんので、上記の内容にご関心のある方はぜひご参加ください。セミナー後にはオンラインでの懇親会を予定しておりますので、ぜひネットワーキングにご活用ください。

開催概要

ゲストスピーカー:志賀裕朗氏

横浜国立大学国際社会科学研究院教授。海外経済協力基金、財務省、国際協力銀行、国際協力機構緒方貞子平和開発研究所(JICA緒方研究所)を経て現職。

  • 日時:2022年5月11日(水曜)20:00-21:00
    ※そのまま21:00-21:30にてオンラインで懇親会を行います(参加任意)
  • 会場:Zoom(申込者にリンクをご案内します)
  • 参加費:無料
  • お申込:K5dskgLRC3Ldecyc6
  • 主催:国際開発学会 社会連携委員会

本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会 社会連携委員会
真鍋希代嗣

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



ソリダリダード・ジャパン『全7回・連帯経済勉強会2022』(会員・一般)

グローバル資本主義の限界が指摘される中、世界的に「連帯経済」が注目されていますが日本国内における認知度はまだまだ高くありません。ソリダリダード・ジャパンは昨年度から「連帯経済」に関する基礎知識の普及のための勉強会を開催しており、今年度は日本国内の地域活性化と連帯経済の関係に焦点を当てた内容で進めていきたいと考えています。

資本効率を優先する企業は、労働力と市場を求めてグローバルにビジネスを展開します。一方で、コスト面等で劣る日本国内の生産拠点は閉鎖され、少子高齢化や人口流出により縮小する地方市場から撤退する企業も増えています。グローバル化・市場経済化の進展に伴い、国内の地域経済は徐々に弱体化しています。このような中、利潤の最大化のみを目的としない「連帯経済」による地域経済活性化の取り組みが始まっています。

本勉強会では、地域活性化に向けた実践を行っている方、地域活性化のための新たな連携の形を模索されている実務者・研究者の皆様にも参考になる内容です。

なお、本勉強会とセットで、国際開発学会の「社会的連帯経済」研究部会とのコラボレーションで研究会も実施します。研究会では、本勉強会で取り上げるテーマについて、研究者を中心に更に議論を深めていきます。本勉強会の参加者は、国際開発学会の研究会にも参加することができます。

開催概要

開催日時

2022年4月23日(土曜)~10月22日(土曜)毎月第四土曜日(全7回)
第1回は15:00~17:00、第2回~第7回は13:00~14:30。
なお、第2回以降は同日の15:00~17:00に国際開発学会の「社会的連帯経済」研究部会と共催で研究会も実施します。

開催形式

ZOOMを利用したオンラインウェビナー(申込者には後日受講方法をご案内します)

定員

各回50名(定員に達し次第受付終了とさせていただきます)

受講料

  • 第1回(4月23日)は無料
  • 第2回~第7回のパック料金:12,000円(学生割引7,000)
  • 第2回以降、各回の受講料:2,500円(学生割引:1,500円)

※国際開発学会会員特典は、学生割引と同額になります。
※受講料の支払期日は、開催日の前日となります。原則として、お支払いの確認後にZOOMリンクを送付いたします。

申込方法

本勉強会の申込は以下のURLより「参加申込書」を取得し、必要事項をご記入のうえ、下記メールアドレスに添付ファイルとして送付してください。
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  • メール送付の際は、件名を【「連帯経済勉強会」2022応募】としてください
  • 学生割引をご利用の方は学生証又は在学証明書の写しもご提出ください
  • 国際開発学会会員特典ご利用の方は、会員番号の記入が必要となります

参加申込書送付先メールアドレス:

  • japan-info [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

応募メールをいただきましたら、3 営業日以内に応募受付完了メールをお送り致します。応募受付完了メールが届かない場合は上記までご確認のご連絡をお願いいたします。

申込締切

  • パック割引の場合:5月16日(月曜)
  • 各回受講の場合:開催日の1週間前まで

全体スケジュール

◆第1回 4月23日(土曜)連帯経済は地方経済活性化を後押しできるのか

ねらい:21世紀に入り、「社会的連帯経済」の活動は再び注目されています。ここでは用語の整理や様々な活動展開の潮流について解説し、スペインでの実践事例を手掛かりに、地域経済活性化において「連帯経済」が果たす役割について学びます。

  • 講師:廣田裕之(スペイン社会的通貨研究所共同創設者)
  • コメンテータ:古沢広祐(国際開発学会社会的連帯経済研究部会代表)
  • モデレーター:佐藤寛(アジア経済研究所・上席主任調査研究員)

◆第2回 5月28日(土曜)地域通貨によるコミュニティづくり

ねらい:地域通貨の仕組みと、地域通貨というツールを通じて、地域の活動を促し、新たな関係性を構築していくメカニズム、>それが地域社会に与えるインパクトを学びます。

  • 講師:柳澤大輔(面白法人カヤック 代表取締役CEO)
  • コメンテータ:古沢広祐(国際開発学会社会的連帯経済研究部会代表)
  • モデレーター:佐藤寛(アジア経済研究所・上席主任調査研究員)

◆第3回 6月25日(土曜)信用金庫と地域経済

ねらい:地域に密着した金融メカニズムとしての信用金庫の仕組みを理解し、地域の情報や特徴を熟知した金融が、地域経済活性化に果たす役割について学びます。

  • 講師:新田信行(開智国際大学局員教授・一般社団法人ちいきん会代表理事)
  • コメンテータ:多賀俊二(草の根金融研究所「くさのーね」代表、中小企業診断士)
  • モデレーター:佐藤寛(アジア経済研究所・上席主任調査研究員)

◆第4回 7月23日(土曜)ワーカーズコープと活力ある地域社会の実現

ねらい:労働者協同組合(ワーカーズコープの仕組みと取り組みを理解し、地域経済活性化における労働者協同組合法の意義、地域での暮らしや働きを支える空間、市民同士の相互扶助など、社会課題の解決におけるワーカーズコープの役割について学びます。

  • 講師:相良孝雄(日本労働者協同組合「ワーカーズコープ」連合会理事)
  • コメンテータ: 古沢広祐(国際開発学会社会的連帯経済研究部会代表)
  • モデレーター:佐藤寛(アジア経済研究所・上席主任調査研究員)

◆第5回 8月27日(土曜)農福連携による地域の活性化

ねらい:過疎化が進む地方では、地域活性化に多様なアクターの動員が求められています。一次産業と福祉の連携は相互補完的な関係を築き上げることが可能であり、新しい生産活動の形態として期待されています。農福連携の実践事例から新しい連帯経済の可能性について学びます。

  • 講師:調整中
  • コメンテータ: 古沢広祐(国際開発学会社会的連帯経済研究部会代表)
  • モデレーター:佐藤寛(アジア経済研究所・上席主任調査研究員)

◆第6回 9月24日(土曜)「よそ者」と社会的企業

ねらい:日本国内で昨年生まれた赤ちゃんは過去最少の約84万人にとどまっており、少子化、地方の人口減少は深刻度を増しています。そうした中で、地方の活性化のための「関係人口」の重要性が脚光を浴びています。地域での経済活動に貢献する「よそ者」の関わりについて学びます。

  • 講師:調整中
  • コメンテータ: 古沢広祐(国際開発学会社会的連帯経済研究部会代表)
  • モデレーター:佐藤寛(アジア経済研究所・上席主任調査研究員)

◆第7回 10月22日(土曜)生産者と消費者の連帯

ねらい:生産者と消費者の連帯は、連帯経済の古典的な事例です。地産地消の取り組みが地域経済活性化にもたらす効果、地域社会の総合的な関わり、食の豊かさに結びつく農業や食品サプライチェーンの現状について学びます。

  • 講師:調整中
  • コメンテータ: 古沢広祐(国際開発学会社会的連帯経済研究部会代表)
  • モデレーター:佐藤寛(アジア経済研究所・上席主任調査研究員)

本件にかんするお問い合わせ先

一般社団法人ソリダリダード・ジャパン事務局

  • 案内状%E3%80%8C%E9%80%A3%E5%B8%AF%E7%B5%8C%E6%B8%88%E3%80%8D%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A%E3%81%AE%E6%A1%88%E5%86%85%E7%8A%?dl=0
  • japan-info [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



採用案内:東京大学「グローバルアジア研究の助教」(会員・一般)

東京大学東洋文化研究所では、下記の要領でグローバルアジア研究に従事する助教を募集しています。開発学会の会員に限らず、広くお声がけいただければ幸いです。多数のご応募をお待ちしております。

(以下、公募案内文の一部抜粋)

東洋文化研究所は新世代アジア研究部門の助教を募集します。具体的には、日本の多言語翻訳文化を継承しながら、世界のアクチュアルな問題に取り組む新たなグローバル・アジア研究を展開し、その成果を多言語で発信していくことに力点を置いた活動を積極的に行っていただきます。

募集要項

  • 募集者名称:国立大学法人東京大学
  • 職名:助教
  • 人数:1名
  • 契約期間:令和4年10月1日(予定)から3年
  • 更新の有無:無
  • 試用期間:採用日から6ヶ月間
  • 所属・就業場所:東京大学東洋文化研究所(東京都文京区本郷7-3-1)

業務内容

(1)自身の関心に照らしたグローバル・アジアに関する研究と成果発信
(2)国内外の研究機関との連携の調査・企画・事業運営
(3)その他、新世代アジア研究部門に関連する業務

応募資格

  1. 博士号取得者及び博士号取得見込みの方
  2. 本学の教員にふさわしい見識と能力を有すると認められた方
  3. アジア研究に関して研究業績を有し、研究仲間と共同して新しいアジア研究を開拓する意欲のある方
  4. 英語の高い運用能力を有する方(それ以外のアジア言語ができる方はなお望ましい)
  5. 地域研究的な視点からの気候変動やアジア域内の相互認識に関する研究、もしくはアジアにおける国際日本学の新展開に関心がある人を歓迎しますが、これらのテーマに限定することはしません。

提出書類

  1. 履歴書:1部※本学様式を about/jobs/ からダウンロードして作成のこと。
  2. 研究業績一覧:1部
  3. 最終学歴にかかわる学位証明書
  4. 既往の研究概要(日本語の場合4,000字以内、英語の場合2000語以内)。また、主要な研究業績(博士論文を含む)を3点まで添付することができる
  5. 応募に当たっての抱負(日本語の場合4,000字以内、英語の場合2,000語以内)
  6. 推薦状(博士学位未取得者のみ必要)

※各応募書類については、特に記載のない場合、任意の様式により、A4判とし、頁数の制限はない。

応募方法

上記1.~6.を別々のPDFファイルとし、下記の応募書類送付先メールアドレスまで、メール添付にて送付のこと。

  • メール件名は「グローバル・アジア助教応募書類」とすること。
  • 2~3日以内に当方から受信確認メールが届かない場合はお問い合わせ下さい。
  • 郵送での応募は受付不可。

応募締切・選考方法

2022年6月15日(水曜)17:00必着(これ以降は受付不可)
書類選考の後、面接による選考とする。面接は状況に応じてオンラインで実施する。


本件にかんするお問い合わせ先

東京大学・東洋文化研究所
総務担当(須山)

e-mail: jinji [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

  • メール以外のお問い合わせにはお答えできません。
  • 応募方法など、その他の詳しい内容については、https://をご覧ください。



PARC自由学校2022・連続講座「来るモノ・行くモノを通して考えるアフリカと日本」(会員・一般)

遠いようで近いアフリカと日本。私たちが日々よく目にする身近な「もの」の中にも、アフリカから来たものがあります。一方、アフリカの人々が日々目にするものの中にも、日本から来たものがあります。アフリカと日本の間を行き交う「もの」を探っていくと、アフリカと日本、世界の関係の「過去」と「いま」が見えてきます。日本とアフリカの政府間会合「TICAD-8」が開催される今年、「もの」を通じたアフリカと日本の市民の「新しいつながり方」を考えてみませんか。

開催概要

  • 開催日:全5回(※どなたでも1回からご参加いただけます)
    4月14日(木曜)第1回「タコ:スーパーの定番商品「モロッコ」「モーリタニア」産のタコから見えるもの」
    4月28日(木曜)第2回「チョコレートやドライフルーツなど: アフリカの生産者とつながる『食料主権』」
    5月19日(木曜)第3回「アフリカビジネス動向と銚子のサバ等水産物輸出について」(予定)
    5月26日(木曜)第4回「アフリカンアート:固定観念や西欧中心的な価値観を超えた結びつきを目指して」
    6月9日(木曜)第5回「まとめ:ものでつながるアフリカと日本:双方の市民がつくるオルタナティブな関係」
  • 開催時間:19:00~21:00(各回)
  • 開催方法:オンライン(zoom)※詳しい参加方法は、入金まで完了された方に開催日前日までに案内します
  • 受講料:各回1,000 円
  • 共催:特定非営利活動法人 アフリカ日本協議会(AJF)

プログラム

コーディネーター

津山直子(アフリカ日本協議会 共同代表)/玉井 隆(アフリカ日本協議会 共同代表/東洋学園大学 准教授)/稲場雅紀(アフリカ日本協議会 国際保健ディレクター)

第1回・4月14日(木曜)19:00~21:00

タコ:スーパーの定番商品「モロッコ」「モーリタニア」産のタコから見えるもの
  • 岩崎有一(アジアプレス・ジャーナリスト)
  • 箱山富美子(元ユニセフ職員/元藤女子大学教授)

第2回・4月28日(木曜)19:00~21:00

チョコレートやドライフルーツなど: アフリカの生産者とつながる「食料主権」
  • 稲川義隆(アフリカンスクエアー 取締役食品部部長)
  • 在日アフリカ人ゲスト:Rabemanolontsoa Harifara(ラベマノルンツ ハリファラ)(京都大学研究員/マダガスカル出身)

第3回・5月19日(木曜)19:00~21:00

アフリカビジネス動向と銚子のサバ等水産物輸出について(予定)
  • 佐藤 丈治(JETRO海外調査部中東アフリカ課 課長)(予定)
  • 在日アフリカ人ゲスト:Kamara Anna(カマラ アナ)(西アフリカ出身)

第4回・5月26日(木曜)19:00~21:00

アフリカンアート:固定観念や西欧中心的な価値観を超えた結びつきを目指して
  • 緒方しらべ(京都精華大学国際文化学部・グローバルスタディーズ学科 講師)

第5回・6月9日(木曜)19:00~21:00

まとめ:ものでつながるアフリカと日本:双方の市民がつくるオルタナティブな関係
  • 津山直子(アフリカ日本協議会 共同代表)
  • 玉井 隆(アフリカ日本協議会 共同代表/東洋学園大学 准教授)
  • 稲場雅紀(アフリカ日本協議会 国際保健ディレクター)

お申込み・詳細


本件にかんするお問い合わせ先

特定非営利活動法人アジア太平洋資料センター PARC自由学校
  • office [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • FAX:03-5209-3453
  • 東京都千代田区神田淡路町1-7-11 東洋ビル3F(〒101-0063)
PARC自由学校とは

PARC自由学校は、世界と社会を知り、新たな価値観や活動を生み出すオルタナティブな学びの場です。毎年約20講座を開講しています。




『SDG4教育キャンペーン2022』~5月31日(会員・一般)

「SDG4(エス・ディ・ジー・フォー)教育キャンペーン」は、SDGs(持続可能な開発目標)のゴール4(教育目標)を達成するための世界規模のキャンペーンです。

現在、世界の子どもの2億5900万人が小中高校に通えていません。また、読み書きができない大人は7億3000万人も存在し、うち6割は女性です。新型コロナウイルス(COVID-19)による学校閉鎖のため、ピーク時には約15億人の子ども・若者が就学の機会を奪われました。

日本においても、小中学校に行っていない外国籍の子どもは2万人、小中高校における不登校の子どもは23万人もいます。また、日本語の読み書きが不自由な大人もいます。

「持続可能な開発目標(SDGs)」では、目標4「質の高い教育をみんなに」を掲げていますが、COVID-19の影響により「世界の教育分野のこの20年間の前進は帳消しになった」ともいわれています。そんな今だからこそ、SDG4達成のための政策を実現するために、みんなの声を国会議員と日本政府に届けましょう!

実施期間

2022年4月1日(金曜)~5月31日(火曜)

対象者

個人・学校・グループで、どなたでも参加できます

参加方法

以下の3つの方法のいずれかで参加できます

  1. オンラインで選択・投票する
  2. 授業・ワークショップをやる
  3. 子どもロビイングに参加する

※オンライン投票は4月1日(金曜)~
※キャンペーン公式教材(無料)をご利用ください。教材お申込み、選択・投票はウェブサイトから(

政党アンケート結果を公開!

SDG4教育キャンペーンは、今年3月に9政党にSDG4(教育目標)に関するアンケートを実施しました。8政党(自民・公明・立憲・共産・維新・国民・れいわ・社民の各党)から得た回答を掲載しています。
know/
※政党名は6月1日以降に公開します

回答を読んで、あなたが最も賛同する政党は?

オンライン投票でキャンペーンに参加できます。
voice/

アンケート結果を使って授業をやってみよう!

市民教育・主権者教育の機会にもなります。
think/


本件にかんするお問い合わせ先

「SDG4教育キャンペーン」事務局(開発教育協会(DEAR)内)
E-mail:@
※お問い合わせはメールでお願いします。
URL:sdg2022/
Facebook:.com/
Twitter:JNNE_GCE

主催

教育協力NGOネットワーク(JNNE)

教育協力に関わるNGO21団体を中心としたネットワーク

実施団体
  • 認定NPO法人 開発教育協会(DEAR)
  • 公益社団法人 ガールスカウト日本連盟
  • 公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(SVA)
  • 公益社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)
  • 認定NPO法人 チャイルド・ファンド・ジャパン(CFJ)
  • 公益財団法人 プラン・インターナショナル・ジャパン
  • 認定NPO法人 フリー・ザ・チルドレン・ジャパン(FTCJ)
  • NPO法人 ラオスのこども
  • 認定NPO法人 ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)



第33回「プロフェッショナル統計分析ワークショップ:インパクト評価の基礎から応用までじっくり学ぶ統計分析テクニック~」5月19・20日開催(会員・一般)

開催概要

開催日程

  • 2022年5月19日(木曜)、20日(金曜)
  • <事前研修・自由参加>2022年5月18日(水曜)14:00-17:30
    「インパクト評価の基本デザインと実例」

会場

Zoomで開催します。講義はビデオ録画して公開しますので、見逃したコマや復習にご利用いただけます。(受講生のみ、講義後1週間限定)

使用言語

今回の使用言語は日本語です。

定員

最大30名(最少開催人数10名)

参加費

29,000円(税込)
事前研修(自由参加)にもご参加いただけます。開催決定後にご連絡するPeatixのサイトでお支払いください(カード可、コンビニ払い可)

参加条件

  • 足し算・引き算・掛け算・割り算ができること
  • エクセルを日常的に使用していること(数字の入力がスムーズにできること)
  • Windows用のMicrosoft Excelが搭載されたPCを用意できること(Excelのバージョンは2010以上)
    (なお、Macもエクセル2016以降でしたら「分析ツール」が入っておりますので大丈夫です)
  • モニター(12インチ以上)を用意できること(講義を確実にご理解いただくため、エクセルを操作するパソコンの他にモニターをお持ちであることが必須です。モニターに講義画面を映し、パソコンでエクセルを操作していただきます。モニターではなくもう一台のパソコンでも代用可能です。スマホは不可です)

申込方法

以下のGoogleフォームにより必要事項(お名前、所属、電話番号、メールアドレス)を明記の上、お申込み下さい。申込締切日は、2022年5月6日(金曜)17時(ただし、定員になり次第締め切り)です。
forms/d/e/1FAIpQLSf9zYQS4JvJk-1E907QKtKG-O7e0cXHrl26Xs46gVdr01RJoQ/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0

プログラム

pdf/

テキスト

事前にデータでお送りします。また、日本在住の方には印刷して宅急便でお送りします。

講師

  • 佐々木亮・ウェスタンミシガン大学評価学博士(国際開発センター)
  • 高木桂一・スタンフォード大学社会学博士(株式会社分析屋)

本件にかんするお問い合わせ先

国際開発センター(IDCJ) 評価部
主任研究員・佐々木亮

  • URL : 
  • Email : [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:03-6718-5932
  • Fax番号:03-6718-0910
  • 〒108-0075 東京都港区港南1-6-41 芝浦クリスタル品川12階



Call for papers『1st International Workshop on the Chinese Development Model』7月7・8日開催(会員・一般)

The Chinese Development and Modernization Experience:
Defying mainstream economic theories to achieve unprecedented progress.

  • Date: July 7-8, 2022
  • Venue: IQS School of Management, Universitat Ramon Llull, Barcelona, Spain

The purpose of this workshop is to assemble academic contributions addressing current opportunities and challenges to China’s National Economic and Social Development and Long-Term Objectives. It also aims to explore how ongoing and upcoming reforms will affect its future prosperity and global relations. The Conference will include distinguished keynote speakers, roundtable forums, and parallel sessions.

Keynote Speakers

  • Barbara Fraumeni (Central University of Finance and Economics, Beijing, China)
  • Jack Hou (California State University, Long Beach, USA)
  • Tony Fang (Memorial University of Newfoundland, St. John’s, Canada)

The organizing committee welcomes both empirical and theoretical contributions.
Papers can address the following issues about Chinese modernization:
– Going Beyond Mainstream Economic Theories
– Human Capital Accumulation and Labor Markets
– The Middle-Income Trap, Demographic Dividends, and Aging Society
– Human Development and Capabilities
– Structural Change and Dual Circulation
– Migration and human mobility

Important Dates

  • Abstract submission deadline: May 15th, 2022
  • Acceptance decision: May 31st, 2022
  • Registration deadline: June 30th, 2022
  • Full paper submission deadline: June 30th, 2022

We invite the submission of an abstract in English (500-800 words) from experienced and early-career researchers, including PhD students, to be sent to the E-mail address below.

  • [at] (replace [at] with @)

There will be a conference registration fee of 100 euros (50 euros for students). Accommodation and travel arrangements will be left to participants.

A Best Paper Award of 1000 € will be granted to the best early-career paper (authors under 36).

Scientific Committee:

  • Octasiano Valerio Mendoza, Universitat Ramon Llull
  • Flavio Comim, Universitat Ramon Llull
  • Mihály Tamás Borsi, Universitat Ramon Llull
  • Xiaobing Wang, Peking University
  • Simiao Chen, Universität Heidelberg
  • Martina Bofulin, Slovenian Migration Institute



第8回・オンライントーク「 『移民問題』『難民問題』の起源 —ドイツ領南西アフリカ/ナミビアを中心に考えるー」4月23日開催(会員・一般)

『地域研究へのアプローチーーグローバル・サウスから読み解く世界情勢ーー』(2021年3月発行、ミネルヴァ書房)は、地域研究の教科書として作られました。この本の刊行記念イベントとして、本の魅力と地域研究という学問分野の面白さをお伝えするべく、毎回ゲストを招いてトークやレクチャーを開催しています。

主に勉強のテーマを探している学生、世界の様々な地域の人びとの暮らしやグローバリゼーションの下で起きている課題などに関心をお持ちの社会人や一般の方に向けて、この本の魅力と地域研究という学問分野の面白さをお伝えするべく、毎回執筆者やゲストがトークやレクチャーを行います。

地域研究に実際に携わっている方、地域研究 に関心をお持ちの研究者の方にも興味を持っていただける内容となるのではないかと思います。

第8回目のオンライントークは、「第7章「移民問題」「難民問題」の起源 ——ドイツ領南西アフリカ/ナミビアを中心に考える」の著者に、現在の欧州などで抱える移民・難民問題に関し、アフリカ、ナミビアまで遡っての歴史のお話をしていただきます。

今回はヨーロッパとアフリカの関係、および「移民」「難民」問題の歴史的側面についてのものとなります。皆さま、ふるってご参加いただければ幸いです。

なお今回のセミナーでは、当日オンラインで参加いただけない方のために、セミナー後、>2週間限定で見逃し配信を行う予定です。視聴できるのは事前にお申し込みいただいた方に限りますので、動画の視聴をご希望の方は、当日参加されない場合でも、必ず申し込みをお願いします。(ただし、主催者の都合により、録画を編集しての配信や配信取り止めの可能性もあります。その点についてはご了承ください。)

開催概要

  • 日時:2022年 4月23日(土曜)15:00〜17:00
  • 開催方法:オンライン(zoom)*オンライントークの前日に接続先のURL等をご連絡いたします。
  • 参加費:無料

プログラム

15:00-15:10 イントロダクション・本の紹介
森口 岳(東京農業大学ほか)

15:10-16:00 トーク
「『移民問題』『難民問題』の起源 —ドイツ領南西アフリカ/ナミビアを中心に考えるー 」
柴田暖子(政策研究大学院大学 政策研究院事務局)

16:00-16:30 質疑応答

16:30-17:00 交流会

お申込み方法

4月22日(金曜) 17:00までに、以下のフォームからお申込みください。
bnViRAPmNLqcmx5t5


本件にかんするお問い合わせ先

『地域研究へのアプローチ』広報チーム

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



『日本ナイルエチオピア学会・一般公開シンポジウム』4月16日開催(会員・一般)

このたび、日本ナイル・エチオピア学会は、日本貿易振興機構アジア経済研究所との共催で以下のシンポジウムを実施いたします。

開催概要

「エチオピアの連邦制再考:民族といかに向き合うのか」

  • 日時:2022年4月16日(土曜)14:00~17:20
  • 方法:オンライン(Zoom)(申込された方には後日リンクを送付)
  • 参加人数:先着150名

プログラム

  • 児玉由佳(日本貿易振興機構アジア経済研究所・司会)
    趣旨/背景説明
  • 眞城百華(上智大学総合グローバル学部教授)
    「エチオピアにおける民族連邦制とティグライ人民解放戦線」
  • 石原美奈子(南山大学人文学部教授)
    「オロミア州はオロモのものなのか?」
  • 吉田早悠里(名古屋大学人文学科准教授)
    「南部諸民族州からの分離・独立 エチオピア南西部と少数民族」
  • 落合雄彦(龍谷大学法学部教授)
    「皇帝のものは皇帝に?:ナイジェリアの連邦制は軍事政権下でいかに変容したのか」

お申込方法

以下のサイトからお申込みください。確認メールが自動送信されます。
(申込締切日:2022年4月13日(水曜)18:00)
y1dtTyZLxZKDLzoh8


本件にかんするお問い合わせ先

第31回日本ナイル・エチオピア学会学術大会大会事務局
児玉由佳(委員長)

  • [at](* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 〒261-8545 千葉県千葉市美浜区若葉3-2-2



JICEライターズワークショップ5月10日開催(会員・一般)

広島大学教育開発国際協力研究センター(CICE)は、このたびエメラルド社とともに、5月10日にJournal of International Cooperation in Education(JICE)誌25号(2022年11月)、26号(2023年前期)投稿希望者向けに、ライターズワークショップを開催することとなりました。

本ワークショップでは、約15分の研究発表に対してエディター陣がコメント、さらに次回以降、原稿作成を進めるような取り組みをしていきます。

ご自身の教育開発に関する知見の国際流通、これから研究室に英文による論文生成ユニットを作りたい、などの関心がある場合、本ワークショップは最適な研究環境整備に貢献いたします。

また参加者(要旨審査あり)には、英文校閲支援、Emerald社 教育系論文のInter Library Licenseに基づく閲覧、日本人掲載経験者による助言などの掲載に至るまでの支援があります。

登録締め切りは4月14日です。奮ってご応募ください。

開催概要

第1回ライターズ・ワークショップ

  • 日時:2022年5月10日(火曜)17:00–20:00
    ・英文ジャーナルへの論文投稿に関する講演
    ・参加者による論文発表(15分/人)
    ・エディターからのコメント
  • 詳細・登録:

本件にかんするお問い合わせ先

広島大学 教育開発国際協力研究センター(CICE)

  • cice [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



新刊案内:A・エスコバル『開発との遭遇 第三世界の発明と解体』の刊行のお知らせ

翻訳期間10年を経て、ついに現代の古典『開発との遭遇』の日本語版が完成しました。底本は2012年増補版です。南米コロンビア共和国を舞台にして行われたアメリカ主導による壮大な「国づくり=開発実験」を、政策史でなく民族誌として描いたポスト開発論・批判開発学のバイブルです。

ミシェル・フーコーの生権力論を分析枠組みとして、各章で扱う事柄は、現代思想、開発経済学、農業農村開発、フェミニズム、ジェンダー、先住民族、自然環境、持続可能な開発、ブエンビビール、プルーリバースなど多岐に渡ります。難解な文章でしたが最善を尽くしたつもりです(各所に「超訳」あり)。

出版社サイト

本書は時代を超えて読み継がれるべき内容と説得力を持ちます。コロンビアでおきた出来事は、その後のアジア、アフリカを含む第三世界に対する開発介入の鋳型となりました。訳出を終えて驚きとともに気づいたことは、途上国開発だけでなく、戦後の日米関係について考えるためにも有益な示唆が多々含まれていたことでした。

「主流」の国際開発学徒も、開発の実務者にも、ラテンアメリカ研究者にも、日本国内の地域創生を考える人にも、是非一読をお勧めしたいです。お財布に優しい本ではありませんが、教員の方も、学生・院生さんも、是非、所属先の「図書館にリクエスト」していただければ幸いです。発行部数は僅少。程なく絶版になると思われます。

特徴

  • エスコバル氏の日本語版序文、エスコバル氏の同僚で日本研究者のマーク・ドリスコル氏の序文を収録しました。
  • 各章ごとに、訳者による概要およびキーワードの説明を付しました。
  • 初学者の便宜のため、可能な限りの膨大な訳注を設けました。
  • 各章の扉には、コロンビア研究者の幡谷則子先生(上智大学)他が撮影した写真が挿入されています。
  • 原著にあった誤記。分かりづらい箇所は適宜、>著者に連絡をとり、内容照会をしました。
  • エスコバル氏から発せられた日本人への問いに対する訳者の回答として、かなりのボリューム(2段組40頁)の解題を書きました。

 

目次

  • 日本語版序文Ⅰ 「開発との遭遇」日本語版に寄せて A・エスコバル
  • 日本語版序文Ⅱ 近代の普遍性を解体する M・ドリスコル
  • 序文
  • 第1章 序論:開発とモダニティの人類学
  • 第2章 貧困の問題化:三つの世界と開発をめぐる物語
  • 第3章 経済学と開発の空間:成長と資本をめぐる物語
  • 第4章 権力を拡散する:食料と飢えをめぐる物語
  • 第5章 権力と可視性:農民と女性と環境をめぐる物語
  • 第6章 結論:ポスト開発の時代を構想する
  • 第7章 2012年版への追補
  • 解題 ポスト開発の先にある多元世界の展望 北野収
  • 訳者あとがき
  • 文献一覧

本件にかんするお問い合わせ先

北野収(獨協大学)

  • shukitano1 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



途上国開発の活動の有効性と効率性を向上し、インパクトを拡大する実証実験手法の普及プログラム(会員・一般)

途上国での社会課題の解決に取り組んでいるNGO / NPO の皆様及び教育機関関係者の皆様対象

一般社団法人コペルニク・ジャパンは「途上国開発の活動の有効性と効率性を向上し、インパクトを拡大する実証実験手法の普及プログラム」を開催します。全5回のワークショップを開催する、こちらのプログラムへの参加者を募集開始いたしましたのでご案内させていただきます。参加費は無料です。

ご応募は4月29日まで受け付けておりますが、定員になった場合は、早く締め切る場合もございますので、是非ご検討ください。尚、応募者多数の場合は、選定がある場合がございます。

第2回と第3回以外は対面での実施を予定していますが、オンラインでの参加も可能です。ご興味がある方でも、全5回のワークショップの全てに参加できるかわからない、知識が無いので不安がある、ウェブページに記載が無い事項に関して懸念があるので応募を迷っている等ございましたらお問合せください。多くの皆様のご応募をお待ちしております。

応募フォームはこちらです>>https://docs.

プログラムの日程及びそれぞれのワークショップの内容に関しては以下の通りです。

第1回ワークショップ:2022年5月25日(水曜)

【基本コンセプトの理解】
  • マクロレベルでの課題、それに対する解決策やドナーの意識変化についての説明
  • コペルニクの実証実験のコンセプト及び事例の紹介について
  • 課題説明

第2回ワークショップ:2022年6月14日(火曜)

【実証実験の技術的側面理解と実験案のデザイン】
  • 第1回目ワークショップの課題ディスカッション
  • 実証実験の計画立案演習(アイデア出し、データ収集やアウトプットイメージの作成)
  • 定量データ分析の手法の講義

第3回ワークショップ:2022年7月4日(月曜)〜15日(金曜)

【実証実験デザインの進捗及びコンサルテーション】
  • 実証実験の計画立案の個別フォローアップ

第4回ワークショップ:2022年8月31日(水曜)

【実証実験デザイン発表及び外部講師・前年度参加者による講義】
  • 各自の策定した実証実験の計画の発表及び、意見交換
  • 外部講師よる事例共有

第5回ワークショップ:2022年11月4日(金曜)

【ネットワーキング】
  • 各団体のプロジェクト進捗報告及び成果発表を実施する。

本件にかんするお問い合わせ先

一般社団法人 コペルニク・ジャパン
担当:近藤

  • japan [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

また、3月9日(水曜)に開催いたしました、本プログラムのオンライン説明会の詳細はコペルニクのウェブサイトでご覧いただけます。NGO/NPOの職員の皆様及び大学等の教育機関の皆様で実証実験を行ってみたい、という方で説明会にご参加いただけなかった方もこちらのページから実施した内容をご紹介しておりますのでご覧ください>>https://

※本事業は独立行政法人国際協力機構(JICA)のNGO提案型支援事業からの助成を受けて開催いたします。




第23回・春季大会のお知らせ【第2報】

知っちょるよ、もうやっとるよSDGs

この度は、多数の応募どうもありがとうございました。深くお礼を申し上げます。応募について国際開発学会第第23回春季大会プログラム委員会により2022年3月27日に開催された会合にてレビューされ、採択結果については、応募者に、大会にて発表頂く際の使用言語、および発表形式(一般口頭、またはポスター発表)とともに、応募者の皆様にすでにお送りした通りです。ご確認下さい。

なお、1日の大会で地域、教育、子供、開発、NGO、SGDs、災害、環境、社会経済、などのテーマで17セッション(企画セッション3セッション、ラウンドテーブル7セッション、一般口頭セッション7セッション)、ポスターセッションとブックトークを予定しています。

以下、論文提出、参加登録方法、その他についてお知らせします。

今後の流れ

口頭発表者(一般口頭発表、または企画セッション)

  1. 大会ページよりJASID規定論文フォーマットダウンロード
  2. 大会ページ内、参加者登録フォームより参加登録、論文提出
  3. 参加費支払い(リンクがフォームを送付すると送られます)
  4. 大会プログラムページ、およびオンライン出展ページにアクセス、そこでZoomのリンクも公開
  5. 事前リハーサル参加(オプション)
  6. 当日参加

ポスターセッション発表者

  1. 大会ページ内、参加者登録フォームより参加登録
  2. 参加費支払い(リンクがフォームを送付すると送られます)
  3. 第23回春季大会実行委員会からの連絡に従い提出物を提出
  4. 大会プログラムページ、およびオンライン出展ページにアクセス、そこでZoomのリンクも公開
  5. 当日参加

企画セッション、ラウンドテーブルオーガナイザー

  1. JASID規定要旨フォーマットダウンロード
  2. 大会ページ内、参加者登録フォームより、参加登録、セッション要旨の提出
  3. 参加費支払い(リンクが参加登録をすると送られます)
  4. 大会プログラムページ、およびオンライン出展ページにアクセス、そこでZoomのリンクも公開
  5. 事前リハーサル参加(座長や司会者ではない場合はオプション)
  6. 当日参加

座長、司会者、コメンテーター、およびその他の参加者について

  1. 大会ページ内、参加者登録フォームより、参加登録
  2. 参加費支払い(リンクが参加登録をすると送られます)
  3. 大会プログラムページ、およびオンライン出展ページにアクセス、そこでZoomのリンクも公開
  4. 事前リハーサル参加(座長、司会者は必ず出席して下さい)
  5. 当日参加

<注意事項>

※以下、全セッションの発表予定者に関しては採択通知の際にお知らせしたものと同じです。

*口頭発表者(一般口頭発表、または企画セッション)の方へ

採択結果を受けた皆様は、通知メール内の発表使用言語を確認の上、その言語で論文をJASID規定フォームを用いて、A4・4ページの短いバージョン、もしくはA4・16ページ以内のフルペーパー)を作成し、4月30日(土曜)23:59までに大会ホームページの大会参加登録フォームより参加登録をした後、アップロードして提出して下さい。締め切りまでに提出がない場合には、報告をキャンセルさせて頂く場合があります。

当日、大会における発表は20分となります。大会当日までに論文をもとにパワーポイントなどプレゼンテーション資料を用意して頂き、画面共有をして当日発表して頂きます。なお、誤字やスペルチェックは事務局では致しませんので、ご自分ですませてから提出をお願いします。

*ポスター発表者の方へ

採択結果を受けた皆様は、国際開発学会第23回春季大会実行委員会よりすでに直接連絡が行っておりますので、そちらの指示に従って下さい。

*企画・ラウンドテーブルセッション オーガナイザーの方へ

採択結果を受けた企画セッションオーガナイザーは、発表者全員に対し、各発表者自身で参加登録をし、大会参加登録フォームより作成した論文を各々アップロードして提出するよう伝えて下さい。また、座長、発表者、コメンテーター名を入れ、企画セッション全体の要旨を、JASID規定フォームA4・1ページ以内で作成して、4月30日(土曜)23:59までに大会ホームページの大会参加登録フォームより参加登録をした後、アップロードして提出して下さい。

ラウンドテーブルオーガナイザーは、司会、パネリスト名が入った全体の要旨(話題提供者の要旨は別でも、含んでも良い。)をA4・1ページ以内で作成し、4月30日(土曜)23:59までに大会ホームページの大会参加登録フォームより参加登録をした後、参加登録フォームよりアップロードして提出して下さい。なお、誤字やスペルチェックは事務局では致しませんので、ご自分ですませてから提出をお願いします。

*参加者登録および参加費について

参加費は、一律1名3,000円で、クレジットカードでのみ支払いが可能です。また紙での領収書は、オンラインでの実施に伴い、今回の大会につきましては申し訳ありませんが用意できません。クレジットカード明細、また、支払い時に決済システムより発行される領収書をもってかえさせていただきたく存じます。

口頭発表者、ポスター発表者、また企画セッション、ラウンドテーブルオーガナイザー、座長、コメンテーターの方々は、オンラインでの事前リハーサルやProceedingsの関係上、大会ホームページより5月16日(月曜)23:59までに参加費をお支払い下さいますようお願いいたします。

その他の参加者の皆様につきましては、大会前日6月17日(金曜)18:00まで参加費を受け付けております。随時大会参加登録フォームを提出後、参加費をお支払い下さい。なお、一度支払いされると大会プログラム、オンライン出展ページへのアクセスが可能になるため、支払いについての返金はありません。

*各セッションの座長、コメンテーターの方々へ

各セッションにおける座長、コメンテーターは、3月下旬から4月上旬に依頼メールを実行委員会から送付しますので、ご協力下さい。引き受ける方は必ず大会参加登録フォームを提出し、参加費をお支払い下さい。

*大会プログラムページ

大会プログラムページは、大会プログラム最終版、Proceedings、ポスター発表、Zoomについてなどが掲載されるページで、参加費の支払いとともに、そのリンク先であるURLとパスワードをご連絡いたします。こちらのパスワードへの個人的な問い合わせには応じかねますので、保管をお願いいたします。
大会プログラム最終版やProceedingsは、5月中下旬に大会プログラムページに掲載予定です。なお大会当日のZoomのID、PWにつきましては、大会プログラムページに6月上旬~中旬に掲載予定です。

*オンライン出展ページ

今大会では、従来の大会での出展をオンラインで実施いたします。複数の出版社が出店し、大会参加者は商品を特別割引で購入することができます。このページでは、注文書や問い合わせ先、商品が閲覧できます。参加費の支払い後、アクセスするためのURLとパスワードをお送りします。同じく、こちらのパスワードへの個人的な問い合わせには応じかねますので、保管をお願いいたします。6月上旬頃よりご覧になれますので、ぜひこの機会にご覧いただき、ご購入いただければと思います(商品の配達は日本国内のみ)。

*大会セッションの録画について

本大会はオンラインで実施されるため、途中で通信がダウンする可能性も考え、各セッションにおいて録画をさせて頂き、大会終了後も大会参加者のみがアクセスできる大会プログラムページにて、一定期間(大会終了後、視聴が可能になってから2週間程度を予定)視聴できるようにする予定です。なお、大会当日ビデオオンにできるのは、基本的に座長、コメンテーター、発表者になります。参加登録フォームにおいて、肖像権、著作権、個人情報保護法について伺っていますので、ご確認下さい。

*各セッションのフォーマット

各セッションは、120分で、座長/司会・1名、コメンテーター・2名、発表者・2~4名から成り立っています。基本的に発表・20分、コメンテーター・5分、回答・3分、残りの時間はディスカッションを考えています。座長/司会者は、残りの時間でファシリテーションをお願いいたします。

*特別セッション

最後に皆様に我々の特別セッションについてお知らせします。大会当日6月18日16:50~18:50は、プレナリーセッションを全体テーマ「知っちょるよ、もうやっとるよSDGs」のもと開催し、地方創生のもとSDGsの理念にそった地域づくりに奮闘する関係者を招き、本音で語り合うことを通して、参加者の皆様と次の時代の開発、国際協力を考えたいと思います。

すべてオンラインで実施されます。詳細につきましては、大会ホームページ(https://)をご覧ください。ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております。


本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会 第23回・春季大会実行委員会
実行委員長:佐野麻由子(福岡県立大学教授)
事務局長:林 裕(福岡大学准教授)

  • jasid2022spring [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 国際開発学会第23回春季大会のお知らせ【第1報】 ()



座談会『途上国の社会課題解決に役立つ実証実験手法を学んでみませんか?』4月13日開催(会員・一般)

コペルニク・ジャパンは昨年に引き続き、途上国での社会課題の解決に取り組んでいるNPO/NGO、教育機関の皆様を対象としたワークショップシリーズ(「途上国開発の活動の有効性と効率性を向上し、インパクトを拡大する実証実験手法の普及プログラム」)を開催いたします。

途上国の社会課題解決を行う中で、自団体の活動はどれくらい効果的なのか、もっと課題解決に有効な手立てはないか、といった疑問が浮かんだことはありませんか?実証実験は、これらの疑問解決に活用できるだけでなく、よりインパクトのある活動を作っていくことにも役立ちます。

このワークショップシリーズでは、コペルニクが培ってきた実証実験に関するノウハウをお伝えします。それに先立ち、4月13日(水曜)18:00〜19:00に座談会を開催いたします。この座談会では、過去にワークショップに参加された方たちからのご感想、ご意見やその後の活動などについてお話いただきます。疑問点、ご意見含め、途上国での社会課題解決における実証実験のお悩みや気づきをお話しする場として、お気軽にご参加ください。

ワークショップへの参加をご検討、実証実験手法にご関心をお持ちのNGO/NPOの皆様及び教育機関の皆様、奮ってご参加ください(本事業は独立行政法人国際協力機構(JICA)のNGO提案型支援事業からの助成を受けて開催いたします)。

開催概要

  • 日時:2022年4月13日(水曜)18:00~19:00
  • 場所:オンライン(お申し込み後Zoomリンクが届きます。)
  • 対象者:本プログラムの参加を検討しているNGO/NPOの職員及び大学等の教育機関関係者
  • 参加費:無料
  • 主催:一般社団法人コペルニク・ジャパン

お申込み

以下のURLよりお申込みください。
371Nvjv

座談会詳細

18:00~18:10
コペルニクの紹介     コペルニク 中村俊裕
本プログラムの概要説明  コペルニク 天花寺宏美

18:10~18:40 座談会
ホープインターナショナル開発機構 木下香奈子様
聖心女子大学 神田和可子様

18:40~18:50 質疑応答
18:50~18:55 有識者コメント(仮)
18:55~19:00 閉会


本件にかんするお問い合わせ先

一般社団法人 コペルニク・ジャパン
担当:近藤

  • japan [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



東海支部『ベトナム公教育支援に向けたミズノの取組み』4月23日開催(会員・一般)

この度東海支部では、国際ビジネス研究学会中部部会との共催で、ベトナム公教育の支援に向けたミズノ株式会社の取組みに関する以下の講演会を実施いたします。

開催概要

ミズノヘキサスロン運動プログラムのベトナム公教育への導入について

-さまざまな壁と挫折の本質-

  • 講師:森井征五(ミズノ株式会社総合企画室)
  • 司会:澤木聖子(滋賀大学)
  • 日時:2022年4月23日(土曜)16:05~17:05
  • 開催方法:オンライン(Zoom)にて開催(15:55頃より入室可)
  • 申込先:以下のサイトからお申込みください。確認メールが自動送信されます。
    ApSyjfXE9ptEd2yw8(申込締切:4月22日(金曜)18:00)
  • 共催:国際ビジネス研究学会中部部会

本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会・東海支部
林尚志(南山大学経済学部)

  • メール: takashi [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:052-832-3111(内線3836、または経済学部事務室まで)



公開シンポ「障害のある子どもとインクルーシブ教育受容ー国際比較の視点からー」4月9日開催(会員・一般)

この度、アフリカ教育学会第29回大会の中で、下記の公開シンポを開催します。どうぞ宜しくご参加下さいませ。

開催概要

障害のある子どもとインクルーシブ教育受容ー国際比較の視点からー

  • 日時:2022年4月9日(土曜)16:00 ~ 17:30
  • 形態:オンライン(Zoom)*お申し込み頂いた方にリンクをお送りします。
  • 参加費:無料
  • 言語:日本語

お申込み方法

下記の申込フォームよりお申込みください。*申込締切日:4月7日(木曜)

プログラム

  • アフリカ教育学会会長挨拶 吉田和浩(広島大学教授)
  • 講演「 インクルーシブ教育のグローバルガバナンス」黒田一雄(早稲田大学教授)

地域別事例紹介

  1. 「スウェーデンを中心とした北欧」是永かな子(高知大学教授)
  2. 「エチオピアとマラウイ」利根川佳子(早稲田大学専任講師)、川口純(筑波大学准教授)、大塲麻代(帝京大学准教授)
  3. 「日本とスリランカ」古田弘子(熊本大学教授)
  • 指定討論者:澤村信英(大阪大学教授)、本間貴子(国士舘大学講師)
  • 司会:川口純

本件にかんするお問い合わせ先

アフリカ教育学会 第29 回大会実行委員会

  • 概要
  • jsaer29th [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



オンラインセミナー『日本からのコンゴ東部支援活動』4月8日開催(会員・一般)

2022年4月から、日本政府の財政支援により、国連工業開発機関(UNIDO)実施のコンゴ民主共和国(コンゴ)東部ブカヴでの支援事業が始まります。本事業では、紛争下での性暴力被害者の治療に尽力してきたパンジ病院の敷地に小規模工場を設置し、地元で栽培されているサトウキビを原料としてアルコール消毒剤を製造します。

それによって、医療やコロナ・エボラ出血熱など感染症予防に役立つ製品を地元で製造すると同時に、紛争影響地域において社会・経済的に脆弱な状況にある女性たちを直接の対象とした職業訓練や小規模製造業の実施経験を提供することで生計向上を目指します。

本事業は、映画『ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師』を鑑賞したUNIDOの石川明美氏が「日本からコンゴ東部への支援を行いたい」との思いで発案し、NPO法人RITA-Congoやパンジ病院、東京大学との協議を重ねて実現したものです。紛争影響地域でたくましく生きる人々と、内なる変革を目指す市民社会を支えるために、私たちはそれぞれの立場で何ができるのでしょうか。

本セミナーでは、UNIDOの石川明美氏から本事業立ち上げの経緯をうかがったうえで、映画『ムクウェゲ』を制作した立山芽以子監督およびコンゴ出身の経済学者ジャン-クロード・マスワナ教授からコメントをいただき、参加者同士での意見交換を通じてヒントを得ます。

開催概要

日本からのコンゴ東部支援活動~私たちにできることを考えよう~

  • 日時:2022年4月8日(金曜)19:00~21:00
  • 形式:Zoomウェビナーによるオンライン
  • 言語:日本語

申込方法

以下のURLよりお申込みください。(参加登録締切日:4月6日(水曜)24時)
uony7ziKT9C4rkoAA

プログラム

  1. 趣旨説明:華井和代(東京大学特任講師/RITA-Congo共同代表)
  2. 基調講演:石川明美(国連工業開発機関(UNIDO)産業開発専門官)
  3. コメント:立山芽以子(TBS報道局・映画『ムクウェゲ』制作監督)
  4. コメント:ジャン-クロード・マスワナ(立命館大学教授/RITA-Congoアドバイザー)
  5. 質疑応答

※司会:大平和希子 東京大学博士課程/RITA-Congo理事


本件にかんするお問い合わせ先

NPO法人RITA-Congo事務局 

  • office [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



2022年度会費の支払いについて

今年度より学会費の支払いは、会費滞納がない方については毎年4月に行うことになりました(学会の会計年度に変更はありません。2022年度は、2021年10月1日~2022年9月30日です)。4月中旬ごろ、会費請求のメールを送付します。

会費の支払いは原則として、会員専用ページよりクレジットカードまたは銀行振込にて決済をして頂きます。会員情報を変更されていない方は、クレジットカード決済をデフォルトとしています。銀行振込での決済を希望される方は、2022年4月10日(日曜)までに会員専用ページで支払い方法を銀行振込に変更してください。

また、オンライン決済の利用を希望せずに、以下の方法での支払いを希望される方は2022年4月10日(日曜)までに、本部事務局までメールでご連絡ください。

所属機関からの支払い方法

  1. 所属機関からの支払いを希望する会員は、2022年4月10日(日曜)までに、支払い方法の選択欄を便宜的に『クレジットカード決済』にしておいてください。
  2. 4月に会費支払通知のメールが届きましたら、会員専用ページより請求書をダウンロードし、所属機関にて支払い手続きをしてください(送金手数料はご負担ください)。
  3. 請求書に記載されている口座番号へ所属機関よりお支払いください。なお、その際支払い対象となる会員の氏名または会員番号を事前に本部事務局までお知らせください。

振込用紙の郵送を希望する方

郵便振替用紙での支払いを希望される方で、郵便振替用紙の郵送を希望される方は、2022年4月10日(日曜)までに、本部事務局までご連絡ください。

なお、オンライン決済での支払いを希望されない会員も、上記の手順で請求書をダウンロードして頂き、請求書に記載の口座番号へ、会費をお振込頂けますのでどうぞご利用ください(送金手数料はご負担ください)。


本件にかんするお問い合わせ先

国際開発学会・本部事務局




採用案内:アジア経済研究所『2022~2023年度採用・研究職員』の募集(会員・一般)

アジア経済研究所では2022~2023年度採用研究職員の募集を行っております。詳しい募集情報は以下のURLをご覧下さい。

【研究職 採用・募集情報】
Japanese/Recruit/

【募集要項 地域研究 [経済] 】
Japanese/Recruit/Researcher/

【募集要項 開発研究 】
Japanese/Recruit/Researcher/


本件にかんするお問い合わせ先

日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所
研究企画部 研究人材課
※お問い合わせは下記メールアドレス宛にお願い致します。

  • ide-recruit [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



所属先・住所等の更新のお願い

毎年4月は、所属機関、住所やメルアドの変更が多い時期になります。何らかの会員情報の変更がある方は、会員マイページにご登録中の情報の更新をお願いいたします。

とくに、所属機関の変更に伴ってメールアドレスが使用できなくなることのないようお願いいたします。また、所属機関や郵便物送付先住所以外の情報も、最新の内容にアップデートをお願いします。

所属機関の変更によって現在のメールアドレスが使用できなくなる場合は、ログイン用のメールアドレスを別のアドレスに変更しておいてください。

スムーズな学会運営にご協力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

本部事務局




新刊案内『SDGsゴールとターゲットの全解説』

この度、『SDGsゴールとターゲットの全解説』を2022年3月に出版致しましたので、この場をお借りしてご案内申し上げます。

今日、我が国でSDGsへの関心はますます高まり、SDGsについて日々多くの情報が提供されています。その一方で、SDGsの各ゴールの内容を、特にターゲットレベルで解説した資料は限られています。そこで本書では、SDGsの17ゴールとこれに紐づく169のターゲットについて、専門用語を用いず平易な言葉で解説することを試みました。また各ターゲットの相関関係を整理し、民間ビジネスと各ターゲットとの関連性についても事例を挙げて説明しています。

本書の特徴は次のとおりです。

  • SDGsの17ゴールに紐づく169のターゲットの内容を、難解な専門用語を用いず平易に解説している
  • 各ターゲットの相関関係を整理し、民間ビジネスとの関連性を示している
  • SDGsターゲットごとのビジネステーマの一覧表と索引が添付されている

SDGsを題材とした研修会、勉強会を企画する際の準備資料、あるいは企業の事業活動にSDGsを関連付ける際の参照資料として、本書をご活用いただければ幸いです。

  • 書籍名:SDGsゴールとターゲットの全解説
  • 著者:三井久明(みついひさあき)
  • 出版社:東京図書出版
  • ISBN:978-4-86641-505-5
  • 定価:1,650円(電子書籍版:1,115円)

本件にかんするお問い合わせ先

国際開発センター・SDGs室
三井久明

  •  mitsui.h [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:03-6718-5932



PCMオンライン研修「国際開発のツールを国内事例で学ぶ」4月9日開催(会員・一般)

国際協力と地域づくりの融合を推進している「グローカルな仲間たち」では、これまで国際協力の定番ツールPCMの研修を国内事例で実施してきました。

国内の身近な例で開発問題を読み解くことで、海外経験のあるなしに関係なくツールをみにつけることができ、また日本の開発問題を解決する思考を身に着けることで、世界に通じる応用力を磨くことができます。

今回は、群馬県中之条町が主催する講座として、地域プロジェクトマネージャーの登用制度として4月に開講されることになりました。

  1. 地方フィールドで働くためのスキルとして、中之条町で実際に利用されるPCMをベースとした研修です。今回は、中之条町の「林業」における架空の事例にて、研修を進めます。
  2. 国際的に活用されている「PCM:プロジェクトサイクルマネジメント」を基盤に、地域再生マネージャーの思考「地域ビジネスと組織づくりの2軸4象限」の思考法をとりいれてます。
  3. PCMの強みである世界で通用する論理性(ロジック)や「みんなを巻き込む力=ファシリテーション」を体験し、地域再生マネージャーの思考法を身に着けることで、国内外における地域や組織、また個人的なプロジェクトにも当てはめる実践力を磨きます。
  4. 会場は、オンラインです。(Zoom、Hubs by Mozilla メタバース、Miro)といった、オンラインツールのすべてを活用できる人材を育成します。
  5. 修了者は中之条町公認の中之条アカデミーより修了書が授与され、「中之条ロスター制度」に登録されます。また、中之条町が公募する地域おこし協力隊や地域プロジェクトマネージャーの選考や事業受託時の加点項目となります。他の自治体での同様のポストに応募する際にも修了証明を提供します。

開催概要

  • 日時:2022年4月9日(土曜)10:00~17:00(6時間)
    2022年4月12・19日(火曜)19:00~22:00(3時間×2日間)
  • 会場:オンライン Zoom パソコン画面内 参加者はどちらでも選べます。
  • 講師:塚田佳満(ふるさと財団地域再生マネージャー、総務省地域力創造アドバイザー)、三好崇弘(グローカルな仲間たち主催)
    上記のダブル講師に加えて、当日はファシリテーター(グループワークの進行役)も配置予定です。
  • 参加資格:地方で働くためのスキルを身につけたい方。国際協力や日本の地域おこし・地方創生・地域再生にかかわっていきたい方。地域おこし協力隊や地域プロジェクトマネージャー、地域づくりのプロになりたい方。国際協力で使われているマネジメント方法を学びたい方。業界を超えた新しい人脈を形成したい方。学生歓迎。オンライン参加の方は、パソコン技術(ワードの描画で簡単な図を描ける程度) と、当日にパソコン(カメラとマイク付き)とWifi接続(自己負担)が必要です。
  • 参加費: 5,000円(計6時間)、フルタイム学生の方は、1,000円(料金は資料代pdf、参加費を含みます)

本件にかんするお問い合わせ先

グローカルな仲間たち
三好崇弘

参加方法、その他、詳しいことは、Webでご確認ください。

  • miyoshi1970 [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



JASID 全国大会:2022年全国大会の会場と日程のお知らせ

2022年度の全国大会は、明治大学で開催いたします(実行委員長:島田剛会員)。

日程が次のとおり決まりましたのでお知らせいたします。なお、現時点では対面あるいはハイブリッドによる開催を検討しています。

  • 開催日:2022年12月3日(土曜)および4日(日曜)
  • 会場:明治大学
  • 実行委員長:島田剛(明治大学)

大会組織委員長・山田肖子(名古屋大学)




採用情報:2022年・世界銀行グループ日本人職員採用(会員・一般)

世界銀行グループは、2022年3月18日から、日本政府が支援するジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)とミッドキャリア(MC)ポジションの募集を開始しました。JPOとMCのいずれのプログラムも、最初の2年間の勤務期間を日本政府が支援し、その後、勤務評価に基づき1年延長が可能です。またさらにその後、世銀の正規職員となる可能性があります。

※各ポジションの詳細及び募集要項は随時更新いたします。最新情報は、以下のウェブサイトをご覧ください。

募集職種

JPO

  • JPO環境
  • JPO財政政策
  • JPO金融セクター
  • JPOエネルギー・セクター管理支援プログラム(ESMAP)
  • JPOアカウンタビリティ・メカニズム-メディア
  • JPOアカウンタビリティ・メカニズム
  • JPO運輸

ミッドキャリア

  • 気候変動専門官(社会的側面)
  • 法務担当官(ICSID)
  • 運輸専門官
  • IFC川上インフラ投資担当官(アソシエイト)
  • IFC業務官(市場構築アドバイザリー)
  • 保健エコノミスト/専門官
  • シニア・エコノミスト(ガバナンス)
  • 上級生物多様性専門官

応募条件

■JPOとMCに共通する応募条件

  • 日本国籍を持つ方
  • 世界銀行の各職種に関連する分野で修士号(MBA、CFAを含む)を保有する方
  • 募集職種が定める必要とする実務経験を持つ方
  • 英語で職務遂行可能な方
  • PHRDスタッフグラントなど過去に日本政府の支援を受けたことがない方

■JPOとMCそれぞれ求められる応募条件

ジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)

  • 年齢:2022年4月1日現在で35歳以下の方
  • 2年以上の関連分野での実務経験

ミッドキャリア(MC)

  • 5年以上の関連分野での実務経験

応募締切

4月20日(水曜)17時(日本時間)
※一次選考を行い、合格者にのみ次のステップである書類選考のご案内を随時お送りいたしますので、お早めにご応募ください。

関連セミナー情報

全てオンラインでの開催となります。

■キャリアセミナー
「世界銀行で働く~正木貴明 世界銀行 貧困・平等グローバルプラクティス 東部・南部アフリカ地域担当 エコノミスト」
日時:3月22日(火曜)午後8時~午後9時(日本時間)
詳細:

■キャリアセミナー
「世界銀行で働く~齊藤吉洋・世界銀行ガバナンスグローバルプラクティス公共セクター専門官、岡橋麻美・ガバナンス専門官」
日時:2022年3月23日(水曜)午前8時~午前9時(日本時間)
詳細:

■世界銀行モーニングセミナー(第134回)
「世界銀行グループ 投資紛争解決国際センター(ICSID)の役割と機能について」
日時:2022年3月25日(金曜)午前8時~午前9時(日本時間)
詳細:

※これ以外にも関連セミナーを開催します。準備でき次第、以下のウエブページに掲載します。


本件にかんするお問い合わせ先

世界銀行グループ 2022採用事務局

  • worldbank_saiyo [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)

セミナーについてのお問い合わせ
世界銀行東京事務所・大森功一(会員)

  • komori [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)



採用情報:京都大学大学院 農学研究科・教員公募(会員・一般)

京都大学大学院農学研究科では、このたび、下記の要領により、新たに教員を募集することとなりました。

募集要項

  1. 採用職名:教授
  2. 所属:生物資源経済学専攻 国際農林経済学講座
  3. 専門分野:地域環境経済学
  4. 主な担当科目:
    大学院:地域環境経済学Ⅰ・Ⅱ,地域環境経済学演習Ⅰ・Ⅱ
    学部:資源環境経済学,資源環境経済学演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲほか
  5. 応募期限:令和4年 5月 2日(月曜)必着
  6. 着任日:令和4年 9月 1日 以降、出来るだけ早い時期
  7. 詳細:SeekJorDetail?fn=3&id=D122011436&ln_jor=0

本件にかんするお問い合わせ先

京都大学大学院農学研究科
生物資源経済学専攻事務室
地域環境経済学分野教員選考委員会(伊藤順一)

  • [at] (* [at] の部分を@に修正してご使用ください)
  • 電話番号:075-753-6202
  • ファックス番号:075-753-6191
  • 〒606-8502 京都市左京区北白川追分町